北海道シリーズを血統で買う 1週目(『競馬は簡単』番外編)【現在0円】

北海道 北海道シリーズを血統で買う

夏競馬北海道シリーズの開幕に合わせて唐突に始まった『北海道シリーズを血統で買う』連載。ルールや買い方についての説明は、前回上げた記事を読んでみてほしい。

北海道シリーズを血統で買う 0週目(『競馬は簡単』番外編)【現在0円】
競馬で実際に馬券は購入せず、買い目だけを作って成績を記録していく連載企画『競馬は簡単』。 普段の連載ではJRAの平地重賞レースだけを対象として1週間に大体1〜5レースくらいを取り扱っている。細かいルールとか連載当初の意気込みなどについては...

6月第2週(函館スプリントS開催週)の対象レースと方針

初回となる今回の対象レースは、函館競馬場の芝コースで行われる14レースだ(思っていたよりもボリュームあるな…)。
方針としては前回も提示した以下の原則を適用する。

原則(Ver.1):北海道の洋芝で買うべき血統

Northern Dancer(ND)系を評価
ノーザンテースト(NT)は全距離
短距離はDanzig(DZ)
中長距離はSadler’s Wells(SW)
長距離はLyphard(LP)

この血統による買い目決定要素に加えて、函館競馬場の場合最終直線が中央競馬の競馬場の中で最短というコース形態に起因した、前方脚質であればあるほど有利という特徴を生かした買い方をしよう。

実際に買い目をこしらえてみる 〜6月10日(土)編

それでは実際に各レースから買うべき馬をピックアップしよう。
今回は初回なので丁寧に書くけれども、多分次回から表記を簡略化して買い目だけにすると思う。

土曜1R 3歳未勝利(芝1200m)

2アフターグロウ
Danzig4×5に加えてノーザンテーストも入っている。しかも前目脚質。1番人気なのでオッズは期待できない。
4プリンクアップ
Danzigは5×5×4。ノーザンテーストはなし。Sadler。脚質も前目。4番人気。
14エルフォルク
Danzigは5代前に1本しか入っていないがND産駒がノーザンテースト、Sadler、Lyphard(ここまでは父モーリスの構成要素)、Night Shiftと沢山入っておりなんだか気になる馬。脚質も前目。12番人気。
16ラピッドクイーン
Danzig産駒のGreen Dessertの2×3クロスが気になる。その他のND産駒はNureyev。脚質も前目。13番人気。

ということで買い目は複勝2,4,14,16。

土曜4R 3歳未勝利(芝1800m)

2ネザーランドリマ
Danzig3×4に加えてFabulous DancerというND産駒が。このくらいの距離になるならノーザンテーストかSadlerも入っていて欲しかったが。脚質は中団からの差しということで言うほど来なさそう?9番人気。
4ウマピョイ
スクリーンヒーロー(Danzig&ノーザンテースト)が2代父。ND産駒は3代前のSadlerと、Sulemeifという牝馬が4代前に。脚質も一応前目か。悪く無いが1番人気。
6ハイアーレルム
Lyphard(4)、Sadler(3)、Be My Guest(3)。脚質も前目。2番人気。
7ハーツファンタジア
Lyphard(4)、Sadler(4×4)、Danzig(5)。地味に母馬の中のSpecialクロスが気になる。脚質も前目。14番人気。
9ヤマニンドナティ
ノーザンテースト(3)、Danzig(5×4)、Fairy King(4)。もうちょっと短め目の方が得意なのかな。脚質も前目。8番人気。
10ココナッツブラウン
ノーザンテースト(5)、Lyphard(5×5×4)、Nureyev(5)。これは良さそうだけれども。脚質は中団。3番人気。
12トゥルブレンツ
Danzig(5×4)、Lyphard(5)、Northern Sea(5)。脚質は中団。3番人気。

ということで買い目は複勝4,7,9。

土曜5R 2歳新馬(芝1000m)

1000mと言う距離は昨年のデータベースに無かったが果たして?
短距離扱いでDanzigを狙えば良いのか(模索中)。

1マルジェラ
Danzig(5×4)、Lyphard(5×4)、Northern Sea(5)。サトノダイヤモンド産駒と聞くと洋芝はどうかな?という気もしないでもない(根拠のないイメージ)。8番人気。
6ワクワクサセテ
Danzig(3)、Lyphard(3)。11番人気。
7ドランクマン
Danzig(3)、Lyphard(5)、Nijinski(5)。5番人気。

出走馬の血統見ると意外にNijinskiが多いので、もしかしたらこのくらいの距離はNijinskiを見るべきなのかと思いつつ。
ということで買い目は複勝1,6,7。

土曜7R 3歳以上1勝クラス(芝2000m)

3ハガネ
ノーザンテースト(4)、トライマイベスト(4)、Nureyev(5)、Nijinski(4)、Danzig(4)。脚質は後ろの方なのだがノーザンテースト持ちがいない故。6番人気。
8クラウドセイル
ノーザンテースト(5)、Lyphard(5)、Nijinski(5)。脚質は前。2番人気。

買い目は複勝3,8。

土曜9R 駒ヶ岳特別(芝2600m)

5イージーオンミー
ノーザンテースト(3)。Lyphard等もなく寂しい限りだがノーザンテースト持ちがなかなかいない故。6番人気。

買い目は複勝5。
ノーザンテーストを持たないディープ系(=Lyphard持ち)が沢山出ているので、もしそちらの方が成績が良いのならば今後この距離でノーザンテーストの有無は見なくても良いかも。

土曜10R 松前特別(芝1800m)

1スカイフォール
Nureyev(4×3)、トライマイベスト(4)。脚質は後ろ。3番人気。
3エレフセリア
Sadler(3×4)、Nureyev(4)かあ。脚質は後ろ。7番人気。
4ジャスティンエース
ノーザンテースト(4×4)、Nureyev(5)、トライマイベスト(5)。脚質は前。4番人気。
6レーヴドゥラプレリ
父モーリス(Danzig、Sadler、ノーザンテースト、Lyphard)、母方のND系が寂しい。脚質は前。9番人気。
10マイネルクリソーラ
父スクリーンヒーロー(Danzig、Sadler、ノーザンテースト、Lyphard)、ノーザンテースト(4×5)、Nijinski(5)。本連載で積極的に狙いたいノーザンテーストクロスだが…人気馬側!脚質は前。2番人気。
12シューラヴァラ
父ルーラーシップ(Nureyev、トライマイベスト、ノーザンテースト)、母方はNijinski(5)。脚質は前。13番人気。

買い目はワイド1,10-3,4,6,12の8点。

土曜11R 函館日刊スポーツ杯(芝1200m)

11ショウナンアメリア
父ロードカナロア(Nureyev、トライマイベスト、Storm Bird)、ノーザンテースト(4)。脚質は前目。5番人気。
6モリノドリーム
父モーリス。Danzig(3)。脚質は中団。1番人気。

買い目は複勝6,11。

土曜のレース結果を踏まえての原則のアップデート

土曜のレースの結果が出たので早速原則をアップデートできるか考えてみよう。

土曜1R 3歳未勝利(芝1200m)

勝ったのは5番人気スプレンディタ、2着は6番人気シエロエスティーボ、3着2人アフターグロウ。
1着2着は下馬評よりも好走した(=馬場適性がある)ということで血統のND系を見てみると、1着馬はNT(4)、NS(4)、LP (4)、2着馬は父ルーラーシップ(NV、TMB、NT)。どちらもクロスしないNTが4代前の位置にいる。
ピックアップしていた馬は3,6,9,13着。DZがあることがピックアップ理由だったが、それよりもNTとNV、NS、TMBが組み合わさった馬の方が好走している。短距離=DZという原則が早くも疑問符つきに。

土曜4R 3歳未勝利(芝1800m)

勝ったのはピックアップもしていた2人ココナッツブラウン。2着が4人ヨシノクラウン、3着が10人トゥルブレンツ。
NTが入っていると好走という傾向はある。LP、TMBも邪魔をしない。一方3着馬はDZクロス、LP、Northern Sea、SWなど各種血統の欲張りセット。

土曜5R 2歳新馬(芝1000m)

勝ったのは1人スカイキャンバス、2人ドランクマン、5人ヤプシと続く。1人はノーマークだったがNS、DZ、SBなどとともにDance Spell、Northern Babyといったあまり知らないND産駒が5代目に並ぶ。同じく5代目のDancing ShowというのもNS産駒。3着のヤプシもNTとNS(とDixieland Band)。このくらいの距離ではやはりNSが重要なのか。

土曜7R 3歳以上1勝クラス(芝2000m)

ピックアップしていない4,5,6人で決着。1着馬はLP(4)、DZ(5)のみ。2着馬はLP(4)、DZ(4)、3着馬はLP(5)、NS(5)、DZ(5)。全馬サンデー系。ピックアップしたNT(5)、LP(5)、NS(5)のクラウドセイルは4着。

土曜9R 駒ヶ岳特別(芝2600m)

ピックアップしていない2,8,5人で決着。このレースから馬場発表が良馬場になっており、1つ前のレースも含めてサンデー系、母父サンデー系上位独占した原因でもあるか。1着はLP(4)、DZ(5×4)。2着はSW(4)、LP(5)。3着はTMB(4)、LP(5)、DZ(4)。まあ見てわかる通りこのポツンとあるLP(4ないし5)はディープorブラックタイドorハーツクライである。このくらいの距離ではNTよりもLPの有無の方が大事かも。

土曜10R 松前特別(芝1800m)

4人、2人、1人。1着馬はNT(4×4)、NV(5)、TMB(5)。2着馬はNT(4×5)、DZ(4)、NS(5)。3着馬はLP(5)、SB(4)、DZ(4)のキズナ産駒。7Rの結果と比べるとNT>ポツンとLP族となる距離限界は1800mくらいなのか。

土曜11R 函館日刊スポーツ杯(芝1200m)

1人、10人、4人での決着。1着馬とクビ差4着馬はピックアップした2頭。1着馬はDZ(5×3)、NT(5)、SW(4)、LP(5)、Dance Spell(5)。大健闘2着馬はLP(5)、SB(4×5)、NS(5)。3着馬はSW(4)、NT(4)、NS(4)、Northern Baby(4)。一応クビ差4着馬も書いておくとNV(5)、TMB(5)、SB(4×5)、NT(4)、6代前にはLPとNSも。

以上の結果から原則のアップデート。

原則(Ver.2):北海道の洋芝で買うべき血統

Northern Dancer(ND)系を評価
ノーザンテースト(NT)は1800mくらいまでの全距離。
1800m以降長距離はLyphard(LP)。というかディープ、ブラックタイド、ハーツなどのLPポツン系。
1000mからの短距離はNijinski(NS)。
Danzig(DZ)は短距離側というよりは中長距離に入っていても邪魔しないイメージ。
Sadler’s Wells(SW)、Nureyev(NV)は洋芝っぽいイメージがあるがあまり仕事をしないイメージ。
Storm Bird(SB)は1000〜1800くらいで顔を出すイメージだが仕事をしているかはわからない。SBクロスは穴を持ってくる(仮説)。
トライマイベスト(TMB)は全距離で邪魔をしないイメージ。

ちなみに土曜日全体の収支は-1340円。人気馬の100円台の複勝と400円台ワイドしか当たっていない。
買い方を変えて日曜日は1-3人気から軸馬を、以降の人気からワイドの相手を選ぶ方向で。

実際に買い目をこしらえてみる 〜6月11日(日)編

日曜1R 3歳未勝利(芝1200m)

1人のマルプリはLP(5)、DZ(5×4)、NV(4)。前目。
2人のパサージュはLP(5)、NS(5)、SW(3)。先団。
3人のハナサキポプラはNS(5)、DZ(5)、Far North(5)。前目。
NTがいないのでどれもあえて軸にしにくい。NT持ちが6頭(2,7,10,11,15,16) いて前目になりそうな3頭を複勝で。

複勝11,15,16

日曜4R 3歳未勝利(芝1800m)

1人のミヤビブレイブはDZ(4)、LP(5)、NV(5),TMB(5)、NT(4)、Shareef Dancer(4)。前目だし来そう。
2人のノレッジビューティはLP(5×5)、NT(5)、SW(4)、DZ(5)。
3人のヴェルミセルはNT(5×5)、SW(4)、NS(4)。

このレースの1,2,3人気は全て買い要素ある。ただLPの有無から1,2人気の方を採用したい。
NT持ちが2,5,6,8,9,16、LP持ちが4,6,8,11,12,13,14,15,16ということで、両方持っている馬を相手にしたい。

ワイド10,7-6,7,8,10,16の7点。

日曜5R 2歳新馬(芝1200m)

1人のグレイトフルペインはNT(3)。
2人のロータスワンドはNV(5)、TMB(5)、SB(4)、NT(4)。
3人のアイウィルビーはVR(5)。

人気3頭の中では11ロータスワンドか。
その他のNT持ちが1,6。

ワイド11-1,6,9の3点。

日曜6R 3歳未勝利(芝2000m)

1人のボールドステートはLP(5)、NS(5×4)、FK(3)。
2人のアーテルナイトはNV(5×4)、LP(5)。
3人のリコッチはLP(4)、NV(5)、TMB(5)、DZ(4)、NS(5)。

人気3頭はLP入りでNTは無い。意外に2000mならLPに加えてDZも入っている馬が来ている、というのが前日の結果だったのでその辺りを狙うか。とりあえず上位3頭では5リコッチが軸となる。
LP持ち1,3,4,7,8,10,11,13,15,16、DZ持ち1,3,4,7,11,12,14,16、NT持ち6,8,12,15,16。

ワイド5-1,3,4,7,11,16。こんな買い目で大丈夫か???

日曜8R 3歳以上1勝クラス(芝1200m)

1人のランフリーバンクスはSW,FK(4×3)、NS(5)。
2人のシュガーフロートはNS(5)、SW(4)、SB(4)、Dixieland band(4)。
3人のスリーアイランドはFK(4)、DZ(5)、NV(4)、Northfields(4)。

人気3頭はNTなし。
NT持ちは1,3。これはシンプルに複勝1,3で良いか。

日曜9R 遊楽部特別(芝1800m)

1人のアルジーヌはNV(5)、TMB(5)、SB(4)、LP(5)。
2人のメイショウノブカはLP(5)、NS(5)。
3人のニシノコウフクはTMB(4)、NS(5)、SW(5)。

NT持ちは5,6,7,、LP持ちは1,2,3,5,6,7,9,12,13

ワイド1,2-5,6,7で。

日曜11R 函館スプリントS(芝1200m)

1人のトウシンマカオはNT(4)、NV(5)、SW(4)、NS(5×4)。
2人のブトンドールはNT(4)、NV(5)、SW(4)、NS(5)。
3人のキミワクイーンはNV(5)、TMB(5)、SB(4)、NT(4×5)。

NTにNS入りの1,2番人気が軸となるか。
NT持ちは2,10,12、NS持ちは2,4,6,7,10,11。
両方持っている2,10が来ると見て、ワイド1,13-2,10。

日曜のレース結果を踏まえての原則のアップデート

日曜のレースの結果が出たので早速原則をアップデートできるか考えてみよう。

日曜1R 3歳未勝利(芝1200m)

1人、8人、4人で決着。1着はLP(5)、DZ(5×4)、NV(4)。2着は前目じゃないからと落としたNT持ちLP(5)、VR(4)、NT(4)。3着はLP(5)、NV(5)、SW(4)、DZ(4)、Be My Guest(4)。
NT持ち6頭の平均順位が16頭中9.5位。
1〜3着全てLP持っているから好走要素なのか?と思いたくなるが要するに普通にディープ孫が独占したレース。

日曜4R 3歳未勝利(芝1800m)

4着まで2,1,4,3番人気で決着した堅いレース。1,2着はNTとLP持ち。3着はNT(5)、NS(5)。5着の14人気は好走と言えるがDZ(5)、NT(5)、SW(4)、LP(5)、NV(5)、TMB(5)、NS(5)とNDの多様な種牡馬オンパレードだ。

日曜5R 2歳新馬(芝1200m)

2人、4人、9人で決着。人気3頭の中で1着馬NV(5)、TMB(5)、SB(4)、NT(4)を残したのは良かったが相手選びが。2着馬はNV(5)、TMB(5)、SB(4)、DZ(4)、NS(5)。3着馬はNV(5)、LP(5)、DZ(5)。クロスになっていないND産駒が多数の馬が来ている?そしてここは同条件の1Rと対照的にディープ系がいない。新馬戦だから?

日曜6R 3歳未勝利(芝2000m)

3人、9人、10人で決着。1着馬はLP(4)、DZ(5)、VR(5)、2着馬はDZ(3)、LP(5)、SW(4)、3着馬はSW(5×5)、NV(5)、NT(4)、LP(5)。
LP持ちの中から来ているがそもそも10/16頭はLP持ちだった。ハーツ、母父ディープ、ディープ無しとディープ自体は入っていない1〜3着だった。
軸にしていた5リコッチはLP(4)、NV(5)、TMB(5)、DZ(4)、NS(5)でいかにも来そうだったが9着に終わった。

日曜8R 3歳以上1勝クラス(芝1200m)

1人、2人、4人で決着。1着FK(4)、DZ(5)、NV(4)、Northfields(4)、2着LP(5)、SB(4)、NS(5)、DZ(3)のディープ孫、3着SW,FK(4×3)、NS(5)ということでNTなし。そもそもこのレースNT持ちが10頭中2頭しかいなかったのだが、その2頭が7着10着。7着の方はNT(3)、NV(4)、DZ(4)、SW(4)で10着の方はNT(4)、NV(4)、TMB(4)、NS(6)と強いて言えばNSが薄めだったのが難点だったのか。

日曜9R 遊楽部特別(芝1800m)

1人、3人、10人で決着。1着NV(5)、TMB(5)、SB(4)、LP(5)の母父ディープ、2着NV(5)、TMB(5)、SW(4)、LP(5)の母父ディープ、3着LP(5)、DZ(4×3)、SB(4)のハーツ孫。
NTとLPを両方持っている5,6,7はそれぞれ9着12着7着。

日曜11R 函館スプリントS(芝1200m)

3人、5人、1人で決着。1着NV(5)、TMB(5)、SB(4×6)、NT(4×5)。2着は同父(ロードカナロア)のNV(5)、TMB(5)、SB(4)、LP(5)、NS(5)の母父ディープ。3着NT(4)、NV(5)、SW(4)、NS(5×4)。
NTとNS両方持っている2と10はそれぞれ13着15着。

日曜のレースは-2880円。的中した買い目が少なく計算が楽だった。

総括:血統だけで買い目を作ってもほぼほぼ儲からない

『北海道シリーズを血統で買う 1週目』というタイトルであるものの、おそらく今回が最終回である(笑)。
というのも週末2日分の出走馬の血統を調べて買い目を作るのに丸2日かかってしまいその割にはっきりと浮かび上がる傾向がなく労力に見合わないからである。
この連載を始める前のイメージ、北海道競馬はNT持ちの馬が来やすい、や短距離はDZ、中長距離はSW、長距離はLPというものについてもたまたま昨シーズン予想を当てた穴馬がそういう血統の偏りを持っていたというだけだった可能性が高い。
一応今回のデータを元に条件つきの血統-的中相関モデルを提唱することもあるかもしれないが、1日の全レースに適用できそうな万能モデルを振りかざして収支プラスで終えるといったような芸当はそもそも難しそうだという感触を得たため次週以降このスタイルで予想をすることはない。

コメント

  1. […] […]

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