毎年POGのシーズンになるとJRA-VANのYoutubeチャンネルで公開される2歳馬カタログ。そのカタログで紹介された馬の馬体と歩様を見て有望馬を指名してみようという当企画。今年は何故かJRA-VANチャンネルでなくGREENCHANNEL_officialの方で動画が公開されていたのだが、まあやることは同じだ。田村ゆかり嬢の声を聞きながらひたすら2歳馬を見ていこう。
ちなみに当記事の文章は(例年の如くであるが)とても長くなるので、「御託は良いからお前が選んだ10頭の馬を開示してみろ!!」というせっかちな方はこちらのリンクでショートカットして欲しい。
昨年当企画の振り返り(簡潔版)
というわけで長い長い文章の始まりである。昨年も同様の主旨で2歳馬を選定していたのだが、本指名10頭の他にちょっとメモした馬まで含めると合計50頭の馬の名前を挙げていた。その記事はこちら。

そして結果はというと、10頭の中で一番結果を残したのは5戦3勝のエリキングであった。ダービー2着となったマスカレードボールは紹介まで。ダービー1着のクロワデュノールはそもそも元動画の中に入っていなかった。詳しい報告は下記記事にまとめている。

50頭も挙げれば自動的に上澄みは拾えるとはいえ、母集団となる動画のPOGランキング上位に入る馬を拾えていたことはそれなりの成果と考えよう。10頭にブラックセイバーとかアロンズロッドとかリアライズオーラムとか入れていたことはノーカン。まあまだこれから名馬に育つかもしれないしね。
今年の選出元動画となる2歳馬カタログはこちら
というわけで今年も田村ゆかり嬢の声を聞きながらひたすら馬をチェックする動画がこちらである。
毎年の但し書きではあるけれども、こちらの動画は今年デビューする2歳馬を網羅した動画ではなく、また馬体&歩様まで映像で見せてくれるのは動画中でも一部、大手牧場が歩様くらい見せてやっても良いよと快諾した馬のみである。したがって昨年ダービー馬のように母集団にいない馬は選出できない。なのでこの記事で相対的視点で上位評価した馬がさっぱりの成績だったとしても不可抗力の場合がある。この記事を参考に自身のPOG指名に反映しても良いが、その馬が活躍しなくても全く責任は取らない。あくまで「この馬やっぱり良く見えるよね」みたいな共感に使っていただくのが想定する利用法なのでご承知おきいただきたい。
動画のPart1ではノーザンファーム早来、ダーレー・ジャパン キャッスルパーク、千代田牧場、Part2ではノーザンファーム空港、社台ファーム、追分ファームリリーバレー、三嶋牧場、大山ヒルズから紹介がされている。各牧場の紹介スタイルも異なるためその辺も考慮しつつ比較していこうと思う。
ノーザンファーム早来からの選出馬
動画Part1の初っ端はノーザンファーム早来である。歩様を見せてくれる馬については大体真横から撮ってくれているのでありがたい。ここでピックアップした馬達については出来は微差であり結局はこの中で運の良い馬がG1を獲っているような気がする。
イクシード(シャトーブランシュの2023)
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- Kalamoun
- State Pension
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CROSS : Lyphard 5×5×4 Halo 4×4
父キタサンブラック、母シャトーブランシュの牝馬。まあ言わずもがなイクイノックスの全妹である。昨年はアーモンドアイ初仔のアロンズロッドを一番評価にしておいて今年はイクイノックス全妹を一番評価というのは全く懲りていない。
馬体・歩様については全くケチがつかないというわけではない。細い印象が若干あってこれから筋肉がついていくか次第なところがある。歩き方はとても前向きであるが体の可動域が大きくそれがどっちに転ぶ可能性もある。
血統についてはイクイノックスと完全同配合、これで説明がついてしまうのだが、実はイクイノックスの引退時に彼の配合について記事を書こうとしたことがあって、結局お蔵入りになったのだが要点だけ書くと現代競馬におけるディープインパクト産駒の弱点を全兄のブラックタイドのラインを使い、ハーツクライのエッセンスも加えたことでうまく補った配合に見える。
全兄と同じ美浦の木村哲也厩舎に入るようだ。まあ巷のドラフト制POGでは指名被りで容易に取れないだろう。
カドーダムール(ラヴズオンリーミーの2023)
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CROSS : Northern Dancer 5×4×5
父エピファネイアの牝馬。ディープインパクト産駒の半きょうだいにリアルスティール、ラヴズオンリーユー。こちらも人気しそうな名牝の仔で、きょうだいはほとんど中央で勝ち抜けている。エピファネイアをつけたのは初めてであり、活躍したきょうだいと異なりLyphard持ちのサンデーサイレンス系種牡馬でないことは気になるが馬体を見る限り牝馬クラシックの距離ならばもってくれそうである。歩様からは落ち着きを感じ前脚側の筋肉が発達していることによる堂々とした歩き方が印象的である。
エピファネイアをサンデーサイレンス持ち牝馬の薄め液扱いせず母方にStorm Catを持つ配合という点ではダノンデサイルのようなものを目指す配合と言えるかもしれない。父馬の性質上ダート馬は滅多に出ないので路線がブレることもなさそうである。いや矢作厩舎という噂だから心配かな?
ベレシート(クロノジェネシスの2023)
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- Mr. Prospector
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CROSS : サンデーサイレンス 4×4 Northern Dancer 5×5 Mr. Prospector 5×5
父エピファネイア、母クロノジェネシスの牡馬。この馬も巷のPOGでは人気するのか、それとも父が非サンデーサイレンス系で母父バゴという予想つかない感じから避けられるのか。気になってnetkeibaのPOG指名ランキングを見たら4位になっていた。皆大概怖いもの知らずである。
馬体の印象は均整が取れており上腕筋肉なども良い。歩き方も悪くないがケチをつけるとしたら若干船が上下するように歩いており踏み込みは軽い。とはいえそこまで気になるものでもないので全体的に優秀である。
配合が似た名馬などもいないので血統については語りにくい。牡馬クラシックではあまり目立たないで終わりそうかなという雰囲気。馬主、厩舎ともクロノジェネシスと同じサンデーレーシング&斎藤崇史厩舎
ビジュアライズ(サークリングⅡの2023)
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CROSS : Northern Dancer 5×4×5 Mr. Prospector 5×4
父キズナ、母父はGalileoの牡馬。紹介動画のトップを飾る馬ということで牧場側が期待しているのかそれとも前座みたいな扱いなのか。ちなみに昨年のトップはアロンズロッドである。
馬体・歩様については上腕側がごつく全体的に筋肉量のお化けであるが歩様がのっしのっしひっかかるのが気になる。良い所も悪い所もあるという印象である。
父キズナ母父GalileoというとG3中山牝馬Sを勝ったコンクシェルや中央ダート4勝をあげているキャリックアリードなどがいる。母父父Galileoも入れて良いのならG2を2勝、G3を1勝したバスラットレオン。
母サークリングⅡの産駒はそれほど活躍しておらず合わせても中央1勝止まり。2歳上に全兄レッドラウルがいるがこれも5戦走って馬券内なし。普通に考えれば指名は避けたほうが良い馬なのだが、本当にこの馬をトップで紹介してきたということだけが気にかかる。馬主はキャロットファームで斉藤崇史厩舎。
アランカール(シンハライトの2023)
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CROSS : サンデーサイレンス 4×3 Halo 5×4×5 Sadler’s Wells 4×5 Hail to Reason 5×5
父はエピファネイア、母は桜花賞2着オークス1着のディープインパクト産駒シンハライトという牝馬。こちらはエピファネイアを薄め液として使う配合である。シンハライトの産駒はデビューできた馬は全頭勝ち抜けている。初年度のモーリスとの産駒は中央3勝、2021年生まれのレイデオロ産駒は今のところデビュー戦を勝利しただけである。その間のキングカメハメハ系の2頭がデビューしていないのは気になるのだが、馬主キャロットファーム斉藤崇史厩舎のこの馬は7月第1週デビューが決定しているそうだ。
血統表を見るとエピファネイアのRobertoとサンデーサイレンスでHail to Reasonクロスを作る配合で、シングスピールの中のGlorious SongでHaloのおまけもついてくる。あとはSadler’s Wellsのクロスも出来るのでエピファネイアとシンハライトお互いの配合をなぞるような組み合わせと言える。
筋肉の付き方だけ見れば上に挙げた馬達よりは若干見劣りするが、エピファネイア産駒らしいフォルムの良い均整取れた馬体である。
と、記事を執筆中に福島芝1800のデビュー戦が終わり見事4馬身差をつけた1着となったようだ。カタログアップデートである。
アドマイヤシュラ(アドマイヤミヤビの2023)
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CROSS : サンデーサイレンス 4×3 Hail to Reason 5×5
父はエピファネイア、母はG3クイーンCなど中央3勝をあげたがオークス3着のあと引退したアドマイヤミヤビ。こちらも牝馬である。動画では周囲を窺いながら歩いている様子で本来の歩幅はわからないけれども落ち着いて歩けている。体は上の馬達と比べるとほっそりとしているがフォルムは綺麗。エピファネイアを褒めたいし、母父のハーツクライも褒めたい。
血統的にはハーツクライ産駒牝馬の薄め液としてエピファネイアでサンデーサイレンス4×3なのだが、4代母にウインドインハーヘアがいることも特筆すべき点だろう。これにより母方でLyphardクロスが出来ある程度の距離にも対応してくれそう。Sadler’s Wellsにトニービン、フレンチデピュティなど様々なコースを走る際にそれぞれ効いてきそうな血統的要素を持っているのも面白い。クラシックで期待というより古馬以降の重賞レースを賑わせる存在になりそう。
カーブドフェザー(コントラチェックの2023)
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CROSS : サンデーサイレンス 4×3 Sadler’s Wells,Fairy King 4×4
父はサートゥルナーリア、母は重賞(G3)3勝をあげたディープインパクト産駒のコントラチェック。母コントラチェックの初年度産駒となる牝馬である。歩様動画では少々落ち着きなく歩いているが動きはまあまあ滑らかである。胸の筋肉がよく発達している。
母父はディープインパクトでエピファネイアのかわりに半弟でロードカナロア産駒のサートゥルナーリアを薄め液的に使う配合。昨年がデビュー初年度だったサートゥルナーリア産駒も今の所芝寄りの傾向に出ているようだ。
5代血統表内のクロスはサンデーサイレンス4×3とSadler’s Wells=Fairy Kingの全きょうだい4×4クロス。ロードカナロアの中のStorm Catや母母の中のNijinskyも含めてじわじわとNorthern Dancer産駒種牡馬の血が導入されている。
馬主はキャロットファームで厩舎は美浦の蛯名正義厩舎。
サンダーストラック(シーブルックの2023)
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- Terlingua
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- Zabeel
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- Gold Digger
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- Northern Dancer
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- Sir Tristram
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- Eight Carat
- Crown Jester
- Rory’s Rocket
- デインヒル
- Tennessee Morn
CROSS : Storm Bird 4×5 デインヒル 4×5
父ロードカナロア、母はニュージーランド産の輸入牝馬シーブルックで豪州系の血統。当馬は牝馬で半兄にリアルスティール産駒がいるが2戦未勝利で引退しているようだ。豪州系の血統は語るのが難しいが5代血統表内クロスはStorm Birdとデインヒル。ロードカナロア産駒でデインヒル持ちというとベラジオオペラやファストフォースが該当する。ロードカナロアの母母父父がHis Majestyでありこれがデインヒルの母父でもあるため当馬の中でHis Majesty5×6×7というクロスが出来ている。また当馬の母父父Fastnet Rockの中にはキングカメハメハの中にもあるNijinskyがいたり、Storm Catの母方にいるCrimson Saintがいたりとだいぶ遠いところで繋がっている配合である。
さておき歩様動画での印象を語ると、血統からも推察できるとおりだいぶ落ち着きなく歩くのだが馬体は均整が取れていて美しい。昨年の当企画でも”バランスが良い”と評価していた馬の勝ち上がり率が7/9と高いので勝ち上がりは少なくとも期待できるかもしれない。馬主キャロットファームで厩舎は美浦の木村哲也厩舎。
アルガルヴェ(ロカの2023)
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- デインヒル
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- Bering
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- サンデーサイレンス
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- Alzao
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- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
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- Lyphard
- Lady Rebecca
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- Highclere
CROSS : サンデーサイレンス 3×4
父インディチャンプ、母はハービンジャー産駒ロカの牝馬。母ロカの産駒には現在10戦して5勝、オープン入りしているドゥラドーレスやホープフルS、有馬記念とG1を2勝しているレガレイラがいる。
父インディチャンプは今年産駒デビューの新種牡馬だが、6月時点で既に新馬戦2勝をあげておりステイゴールド系種牡馬らしくない早熟性に注目も集まっている。ロカの産駒ではドゥラメンテ産駒のドゥラドーレス、スワーヴリチャード産駒のレガレイラ以外にはスクリーンヒーロー、シュヴァルグランのデビュー済み産駒がいるがそれらは中央で勝ち抜けていない。ロカの配合の中身はダンスインザダークやウインドインハーヘア含みのLyphardクロスなどスタミナ部分を十分保証してくれるものなので父馬はスピードを補うものが良いということでマイルが活躍の場だったインディチャンプをつけたのだろう。
歩様は頭を低くして堂に入っておりキビキビと動く。王道路線とはいかずともどこかにハマる条件がありそうな馬体&歩様だ。馬主はサンデーレーシング、厩舎は木村哲也厩舎。
モンラッシェ(ザクイーンの2023)
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- サマーハ
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- ネオユニヴァース
- ホワイトウォーターアフェア
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- ビューパーダンス
- Unbridled
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- Fappiano
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- Halo
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- Mr. Prospector
- プレイメイト
- Far North
- Countess Fager
CROSS : サンデーサイレンス 3×4 Halo 4×5×5 Mr. Prospector 5×5
父スワーヴリチャード、母父ヴィクトワールピサの牝馬。母は中央芝で3勝をあげており、シャケトラの半妹である。繁殖初年度からスワーヴリチャードを3年連続でつけているが全兄2頭は中央での勝利をあげられていない。
ノーザンファーム早来からの紹介馬ばかり続いているが、この1頭は上の9頭よりは少し評価を落としている(評価的には上の9頭が▲+ないし▲で以降の2頭が△+くらい。だいぶ偉そうな評価だけれども)。馬体のバランスは良く端正な体つきをしているが、上に挙げた馬達よりは筋肉量が控えめで歩き方にも微差でケチをつけたいところがある。まあこの馬体、この歩様で下級条件レースのパドック歩いていたらまず買い目に入れるだろうけれども。
血統表的に注目したいのは母母サマーハの中にプレイメイトやDr. Fagerがいることであり、父スワーヴリチャードの中のSeattle SlewやUnbridled’s Songとそれぞれ対応する。ただその観点で言うと母馬の中でサンデーサイレンスとMachiavellian、Glorious SongなどHaloクロスを狙って配合しているところもあり方向性がとっちらかっている印象も受ける。全きょうだいの成績があまり輝かしくないのはその辺りかなと思ってしまう。とは言え性別も変わるので跳ねることはあるかもしれない。
馬主は父母両方の馬主でもあるNICKSで厩舎は木村哲也厩舎。
その他メモに残していた馬
昨年同様、各牧場の上位評価にはしないけれどもメモするくらいには評価している馬の名前を挙げておこう。
- ランブルスコ(サマーハの2023) 毛艶は良い。体幹は普通だがまだ色々と足りていない。成長待ちなのかな? キタサンブラック産駒牡馬
- ムーンリットアイル(ムーングロウの2023) ややペタペタした歩き方だが足取りは軽い。うるさそう。デビュー後2戦で3着1回。 ミッキーアイル産駒牝馬
歩様を見せてくれた馬の中には、セール時の馬体・歩様をもとに選出する私POG記事の方で取り上げたイナズマダイモン(パリスビキニの2023)もいたがこちらは△-くらいの評価。硬そうだけれども体感は良いという感想。△-は他の牧場で言うと次点評価くらいのレベルなのでノーザンファーム早来の平均値が高くて紹介馬から漏れてしまった感じだ。

下河辺牧場からの選出馬
続いては下河辺牧場からの選出馬である。動画内での語り口もテンション高く、ウチの自慢の馬を見せたくてたまらないという気持ちが伝わってくる。ただおそらく牧場が一番見せたかったであろうトップバッターのアクセス(トリニティプレイスの2023)が、歩様は騎乗のものしか撮影されていなくて評価不能という悲しいことに。馬体も良いしこの牧場で一番走ってもおかしくはないのだけれどもね。
マテンロウバローズ(ターフウォーの2023)
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- ターフウォー
- ブラックタイド
- シュガーハート
- War Front
- Starstruck
- サンデーサイレンス
- ウインドインハーヘア
- サクラバクシンオー
- オトメゴコロ
- Danzig
- Starry Dreamer
- Galileo
- Agnetha
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- サクラハゴロモ
- ジャッジアンジェルーチ
- テイズリー
- Northern Dancer
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- Rubiano
- Lara’s Star
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- Big Shuffle
- Aerleona
- Hail to Reason
- Cosmah
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- クリアアンバー
- Honest Pleasure
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- Lyphard
- Tizna
- Nearctic
- Natalma
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- Petitioner
- Fappiano
- Ruby Slippers
- Forli
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- Alata
CROSS : Northern Dancer 4×5 Lyphard 5×5
父キタサンブラック、母父War Frontの牡馬。というわけで下河辺牧場の(引き馬での歩様を見せてくれている中での)一番評価となったのがこの馬だ。まあ動画でアクセスに次いで2番目に紹介されているので牧場の評価も1,2番目なのではないだろうか(1番目である可能性があるのはアクセスがキセキ産駒だからだ)。大きな馬体で前向きに歩いている。
母は米国産馬でAmerican Pharoahとの間の半兄が現在6戦1勝の成績をあげている。この半兄は父馬のこともありデビュー後4戦はダートを走っていたようだが芝短距離に代わって初戦で勝ち抜けている。キタサンブラックとの仔がダートに出るのか芝に出るか、距離はどれくらいなのかは走らせてみないとわからないだろう。
馬名からマテンロウ冠なのかバローズ冠なのかわかりにくいが一応バローズの馬で厩舎は栗東の清水久詞厩舎。
エレーデサンライズ(カラズマッチポイントの2023)
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GREENCHANNEL_official動画内チャプター
- エピファネイア
- カラズマッチポイント
- シンボリクリスエス
- シーザリオ
- Curlin
- Home Court
- Kris S.
- Tee Kay
- スペシャルウィーク
- キロフプリミエール
- Smart Strike
- Sherriff’s Deputy
- Storm Cat
- Jewel Princess
- Roberto
- Sharp Queen
- Gold Meridian
- Tri Argo
- サンデーサイレンス
- キャンペンガール
- Sadler’s Wells
- Querida
- Mr. Prospector
- Classy ‘n Smart
- Deputy Minister
- Barbarika
- Storm Bird
- Terlingua
- Key to the Mint
- Jewell Ridge
- Hail to Reason
- Bramalea
- Princequillo
- Bridgework
- Seattle Slew
- Queen Louie
- Tri Jet
- Hail Proudly
- Halo
- Wishing Well
- マルゼンスキー
- レディーシラオキ
- Northern Dancer
- Fairy Bridge
- Habitat
- Principia
- Raise a Native
- Gold Digger
- Smarten
- No Class
- Vice Regent
- Mint Copy
- Bates Motel
- War Exchange
- Northern Dancer
- South Ocean
- Secretariat
- Crimson Saint
- Graustark
- Key Bridge
- Melyno
- Say What You Mean
CROSS : Northern Dancer 5×5
父はエピファネイア、母父はCurlinの牝馬。きょうだいの勝ち頭はロードカナロア産駒のエンペラーワケアでG3武蔵野Sを勝つなどダート路線で13戦7勝、馬券外は2回のみと大活躍している。それ以外にも芝中距離路線で3勝をあげているディープインパクト産駒のアスクオンディープ、中央ダートで4勝をあげたConstitution産駒のサンライズラポールがいる。
母父Curlinということできょうだいが芝にもダートにもほどよくフィットしているのだと思うが、父エピファネイアになってどうなるのかは正直わからない。が、まあ芝を走っていそうな感じはする。
胴が長い馬体。気性はうるさそう。
その他メモに残していた馬
△–くらいの評価の馬かな?という感じのメモ馬である。
- タイセイフレッサ(キャシーズソングの2023) 足運びが軽めで良い キズナ産駒牝馬 デビュー戦は1番人気2着だった
- ロンドンプライド(マイアトラクションの2023) まあまあ良い。 リオンディーズ産駒牝馬 デビュー戦は12番人気9着
- エアトベーレ(マウレアの2023) 小ぶりに見える。足取りは軽い。 レイデオロ産駒牝馬
ジャイアンバローズ(サトノアイビスの2023)も紹介馬で歩様が騎乗のみ(=評価不能)だったのだが、胴が長くて雰囲気は良かった。クリソベリル産駒であるし記憶しておこうというチラシの裏。
ダーレー・ジャパンキャッスルパークからの選出馬
続いてはダーレー・ジャパンキャッスルパーク。昨年のこの企画で感じた歩様の全体的なのそのそ感は感じず。まあ紹介される馬も全体的にアメリカン血統種牡馬の産駒中心になったような気がする。レモンポップなどを輩出したこととダート路線が整備されたことで売りが明確になってきたのかもしれない。来年の動画で果たしてアダイヤーやフクムの産駒は紹介されるだろうか?
映像での紹介の仕方としては歩様を別角度で2度しっかり見せてくれるのでありがたい。
ファイタージェット(オムニプレゼンスの2023)
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- デクラレーションオブウォー
- オムニプレゼンス
- War Front
- Tempo West
- ディープインパクト
- ヴァレリカ
- Danzig
- Starry Dreamer
- Rahy
- Tempo
- サンデーサイレンス
- ウインドインハーヘア
- Dynaformer
- マンデラ
- Northern Dancer
- Pas de Nom
- Rubiano
- Lara’s Star
- Blushing Groom
- Glorious Song
- Gone West
- Terpsichorist
- Halo
- Wishing Well
- Alzao
- Burghclere
- Roberto
- Andover Way
- Acatenango
- Mandellicht
- Nearctic
- Natalma
- Admiral’s Voyage
- Petitioner
- Fappiano
- Ruby Slippers
- Forli
- True Reality
- Red God
- Runaway Bride
- Halo
- Ballade
- Mr. Prospector
- Secrettame
- Nijinsky
- Glad Rags
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- Hail to Reason
- Bramalea
- His Majesty
- On the Trail
- Surumu
- Aggravate
- Be My Guest
- Mandelauge
CROSS : Halo 5×4 Hail to Reason 5×5
父デクラレーションオブウォー、母父ディープインパクトの牡馬。母オムニプレゼンスは現役時代の成績は中央芝1勝だったがサンダースノー産駒でダート4戦3勝をあげているナルカミの母としてより有名かもしれない。
毛艶が良く輝いて見える馬体だが、歩き方は硬く見える。芝の中長距離王道路線を狙っているとのコメントだが、結局ダートを走っていそうな気も。
サンダースノー産駒の血統表を沢山見てきた私でも、ナルカミが走っている理由が血統的に説明できなかったりする。オムニプレゼンスの母母マンデラがディープインパクトの間にワールドエース、ワールドプレミア、ドリームジャーニーとの間にヴェルトライゼンデを輩出する良繁殖だったからという思考停止しかできない。父馬がサンダースノーからデクラレーションオブウォーに代わって、Danzig系の芝ダート両刀っぽい種牡馬という点では共通しているがどうなるか。
馬主ゴドルフィンで厩舎は美浦の林徹厩舎。
ライトニングロッド(ニードルクラフトの2023)
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- サンダースノー
- ニードルクラフト
- Helmet
- Eastern Joy
- Mark of Esteem
- Sharp Point
- Exceed And Excel
- Accessories
- Dubai Destination
- Red Slippers
- Darshaan
- Homage
- ロイヤルアカデミーⅡ
- Nice Point
- デインヒル
- Patrona
- シングスピール
- Anna Matrushka
- Kingmambo
- Mysterial
- Nureyev
- Morning Devotion
- Shirley Heights
- Delsy
- Ajdal
- Home Love
- Nijinsky
- Crimson Saint
- Sharpen Up
- Alpine Niece
- Danzig
- Razyana
- Lomond
- Gladiolus
- In the Wings
- Glorious Song
- Mill Reef
- Anna Paola
- Mr. Prospector
- Miesque
- Alleged
- Mysteries
- Northern Dancer
- Special
- Affirmed
- Morning Has Broken
- Mill Reef
- Hardiemma
- Abdos
- Kelty
- Northern Dancer
- Native Partner
- Vaguely Noble
- Homespun
- Northern Dancer
- Flaming Page
- Crimson Satan
- Bolero Rose
- エタン
- Rocchetta
- Great Nephew
- Fragrant Morn
CROSS : Northern Dancer 5×5×5 Mill Reef 5×5
父サンダースノー、母父Mask of Esteemの牝馬。母ニードルクラフトはアドマイヤムーンとの間に春秋スプリントを制し種牡馬入りしたファインニードルを出しているが、様々な種牡馬をつけたきょうだいに他に活躍した馬はおらず勝ち抜け出来ているのも同じアドマイヤムーン産駒だけである。父がサンダースノーとなりアドマイヤムーン並みに母馬の能力を引き出すことができるかというと血統的には全く重ならないので瓢箪から駒が出ることに期待するしかない。そもそもこれまで走ってきたサンダースノー産駒の配合パターンとも別物だな、というのが私の印象である。
さておき馬体と歩様だけれども、毛艶が良く歩様にも減点が少ない。良く見える。ただサンダースノー産駒はこの2歳馬カタログ動画で良く見えてあまり走らないという前例としてシノノメの件があるからなと少し懐疑的になる。
ザムーン(ムーンチャイムの2023)
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- アメリカンペイトリオット
- ムーンチャイム
- War Front
- Life Well Lived
- アドマイヤムーン
- チューブラーベルズ
- Danzig
- Starry Dreamer
- Tiznow
- Well Dressed
- エンドスウィープ
- マイケイティーズ
- Kingmambo
- Summer Symphony
- Northern Dancer
- Pas de Nom
- Rubiano
- Lara’s Star
- Cee’s Tizzy
- Cee’s Song
- Notebook
- Trithenia
- フォーティナイナー
- Broom Dance
- サンデーサイレンス
- ケイティーズファースト
- Mr. Prospector
- Miesque
- Caerleon
- Summer Sonnet
- Nearctic
- Natalma
- Admiral’s Voyage
- Petitioner
- Fappiano
- Ruby Slippers
- Forli
- True Reality
- Relaunch
- テイズリー
- Seattle Song
- Lonely Dancer
- Well Decorated
- Mobcap
- Gold Meridian
- Tri Argo
- Mr. Prospector
- File
- Dance Spell
- Witching Hour
- Halo
- Wishing Well
- Kris
- Katies
- Raise a Native
- Gold Digger
- Nureyev
- Pasadoble
- Nijinsky
- Foreseer
- バイアモン
- ノエシス
CROSS : Mr. Prospector 5×4
父アメリカンペイトリオット、母父アドマイヤムーンの牝馬。母ムーンチャイムは芝短距離で4勝しており、この馬が初年度産駒である。父アメリカンペイトリオット母父アドマイヤムーンの組み合わせは芝短距離で5勝をあげているラケマーダがおり、ラケマーダとこの馬はKingmamboを持つところも共通している。むしろアメリカンペイトリオット産駒の賞金ランキング上位5頭のうち4頭がKingmamboを持っているのでニックスとしてはそちらなのかもしれない。
歩き方は若干硬さはあるけれどもすんなり歩く。勝ち上がりはまず期待して良い馬かもしれない。
レディリリス(ギフトオブアートの2023)
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- タワーオブロンドン
- ギフトオブアート
- Raven’s Pass
- スノーパイン
- ヴィクトワールピサ
- ギフトオブソング
- Elusive Quality
- Ascutney
- Dalakhani
- シンコウエルメス
- ネオユニヴァース
- ホワイトウォーターアフェア
- Unbridled’s Song
- Quality Gift
- Gone West
- Touch of Greatness
- Lord at War
- Right Word
- Darshaan
- Daltawa
- Sadler’s Wells
- Doff the Derby
- サンデーサイレンス
- ポインテッドパス
- Machiavellian
- Much Too Risky
- Unbridled
- Trolley Song
- ラストタイクーン
- Manntika
- Mr. Prospector
- Secrettame
- Hero’s Honor
- Ivory Wand
- General
- Luna de Miel
- Verbatim
- Oratorio
- Shirley Heights
- Delsy
- Miswaki
- Damana
- Northern Dancer
- Fairy Bridge
- Master Derby
- Margarethen
- Halo
- Wishing Well
- Kris
- Silken Way
- Mr. Prospector
- Coup de Folie
- Bustino
- Short Rations
- Fappiano
- Gana Facil
- Caro
- Lucky Spell
- トライマイベスト
- Mill Princess
- Kalamoun
- Manushka
CROSS : Mr. Prospector 5×5
父タワーオブロンドン、母父ヴィクトワールピサの牝馬。母ギフトオブアートは中央の芝ダートでそれぞれ1勝ずつをあげた馬で、パイロとの産駒は現在のところ中央ダート1勝馬。
血統表を見るととっ散らかった印象しかないのだが、タワーオブロンドン産駒の賞金王でNHKマイルCをこの間制したパンジャタワーがまさに父タワーオブロンドン母父ヴィクトワールピサなので気付いたらおおっとなる。ただパンジャタワーの場合牝系はソニンクだし母方でMachiavellianクロスがありAhonooraの父Lorenzaccioをクロスさせていたりと方向性が見える配合なので当馬の配合とは違う。つまり同父同母父だけれども同じように走るかというと少し懐疑的になる。
歩様を見ると足運びは軽くしなやか。若干腰が上下していてそこが重箱の隅ポイント。
馬主はゴドルフィンで厩舎は美浦の高柳瑞樹厩舎。
その他メモに残していた馬
△-くらいの評価の馬。今更ながら今回トップ評価の馬でも○評価なので印を一段階ずつ上げれば良かったね。
- タフクッキー(ウーマンズハートの2023) 筋肉がついて見えるが前脚も後脚も足運びは硬いかな。筋肉は良い。 ロードカナロア産駒牝馬 デビュー戦は1番人気4着
- クイーンレグナント(ヴァラークラウンの2023) 若干硬いけどまあまあ歩けてた タワーオブロンドン産駒牝馬
- エアトベーレ(マウレアの2023) 小ぶりに見える。足取りは軽い。 レイデオロ産駒牝馬
千代田牧場からの選出馬
続いては千代田牧場。歩様も馬体もちゃんと見せてくれる。
インタノン(プレシャスライフの2023)
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- キタサンブラック
- プレシャスライフ
- ブラックタイド
- シュガーハート
- タイキシャトル
- スターマイライフ
- サンデーサイレンス
- ウインドインハーヘア
- サクラバクシンオー
- オトメゴコロ
- Devil’s Bag
- ウェルシュマフィン
- Storm Cat
- Great Lady M.
- Halo
- Wishing Well
- Alzao
- Burghclere
- サクラユタカオー
- サクラハゴロモ
- ジャッジアンジェルーチ
- テイズリー
- Halo
- Ballade
- Caerleon
- Muffitys
- Storm Bird
- Terlingua
- Icecapade
- Sovereign Lady
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- テスコボーイ
- アンジェリカ
- ノーザンテースト
- クリアアンバー
- Honest Pleasure
- Victorian Queen
- Lyphard
- Tizna
- Hail to Reason
- Cosmah
- Herbager
- Miss Swapsco
- Nijinsky
- Foreseer
- Thatch
- Contrail
- Northern Dancer
- South Ocean
- Secretariat
- Crimson Saint
- Nearctic
- Shenanigans
- Young Emperor
- Sweety Kid
CROSS : Halo 4×4 Lyphard 5×5
父キタサンブラック、母父タイキシャトルの牡馬。母プレシャスライフは芦毛で中央デビュー未勝利からの地方で5勝をあげた馬。産駒はそこそこ勝ち上がっており中央4勝馬が3頭いる。その中である意味一番有名なのはゴールドシップとの産駒ヴェローチェオロかもしれない。
キタサンブラックが父馬になると距離がどう出るのかわからないが、産駒は大体短めの距離を走っている。キタサンブラックの母シュガーハートの中のVictoria Parkクロスが母馬の中のNijinskyやStorm Catといった近い血統で補強されてやはり短めに出そうな雰囲気はある。短めと言っても2000くらいかもしれないが。
馬体&歩様についてはまだまだ成長待ちといったところだが体幹は良くこのまま筋肉が付くまで待ちたいところ。毛艶も良い。
ノートルダム(タニノアーバンシーの2023)
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- コントレイル
- タニノアーバンシー
- ディープインパクト
- ロードクロサイト
- Sea The Stars
- ウオッカ
- サンデーサイレンス
- ウインドインハーヘア
- Unbridled’s Song
- Folklore
- Cape Cross
- Urban Sea
- タニノギムレット
- タニノシスター
- Halo
- Wishing Well
- Alzao
- Burghclere
- Unbridled
- Trolley Song
- Tiznow
- Contrive
- Green Desert
- Park Appeal
- Miswaki
- Allegretta
- ブライアンズタイム
- タニノクリスタル
- ルション
- エナジートウショウ
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- Fappiano
- Gana Facil
- Caro
- Lucky Spell
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- Cee’s Song
- Storm Cat
- Jeano
- Danzig
- Foreign Courier
- Ahonoora
- Balidaress
- Mr. Prospector
- Hopespringseternal
- Lombard
- Anatevka
- Roberto
- Kelley’s Day
- クリスタルパレス
- タニノシーバード
- Riverman
- ベルドリーヌ
- トウショウボーイ
- コーニストウショウ
CROSS : なし
新種牡馬コントレイルの産駒。母父はSea the Starsで母母はウオッカ。母タニノアーバンシーの産駒はロードカナロア産駒のアスクアーバンシーがデビュー2走していて2着1回。まだまだ未知数の繁殖である。
5代血統表内のクロスはなし。血統的にはコントレイルもSea the Starsもウオッカも他人すぎるので、速い馬と速い馬を掛け合わせたら速い馬が出たというシンプルな偶然に期待するしかない。コントレイル産駒について一部で言われているアメリカ血統との組み合わせが意図しない結果を出しがちという傾向もこの馬については心配する必要がないだろう。
歩様についてはウキウキしていて足取り軽い。体が短めで現状では腹が少し太めに見えるけれども個性かもしれないしどう出るかわからない。
その他メモに残していた馬
△-〜△–くらいの評価の馬。
- ハイライトニング(マニクールの2023) 少し前脚後脚とも小幅で体のバランスも尻高 歩様は左から見た方がよく見える マニクールの2021ことセンチュリボンドは過去のこの企画で選出した馬だった リアルスティール産駒牡馬 デビュー戦は11番人気6着
- オリーブティアラの2023 馬体は尻高以外はバランス取れていて良いのだが歩様がちょっと元気無い マジェスティックウォリアー産駒牝馬
ノーザンファーム空港からの選出馬
動画Part2へと移ってノーザンファーム空港。立ち姿の馬体を見せてくれる馬でもちょくちょく歩様が無くて勿体無い。
ダノンヒストリー(コーステッドの2023)
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- エピファネイア
- コーステッド
- シンボリクリスエス
- シーザリオ
- Tizway
- Malibu Pier
- Kris S.
- Tee Kay
- スペシャルウィーク
- キロフプリミエール
- Tiznow
- Bethany
- Malibu Moon
- Blue Moon
- Roberto
- Sharp Queen
- Gold Meridian
- Tri Argo
- サンデーサイレンス
- キャンペンガール
- Sadler’s Wells
- Querida
- Cee’s Tizzy
- Cee’s Song
- Dayjur
- Willamae
- A.P. Indy
- Macoumba
- Lomitas
- To the Rainbow
- Hail to Reason
- Bramalea
- Princequillo
- Bridgework
- Seattle Slew
- Queen Louie
- Tri Jet
- Hail Proudly
- Halo
- Wishing Well
- マルゼンスキー
- レディーシラオキ
- Northern Dancer
- Fairy Bridge
- Habitat
- Principia
- Relaunch
- テイズリー
- Seattle Song
- Lonely Dancer
- Danzig
- Gold Beauty
- Tentam
- Raclette
- Seattle Slew
- Weekend Surprise
- Mr. Prospector
- Maximova
- Niniski
- La Colorada
- Rainbow Quest
- Trelex
CROSS : Seattle Slew 5×5
父エピファネイア、母父はTizwayの牡馬。母のコーステッドは毎年POGランキングで上位にくる産駒を送り出す常連。ハーツクライとの間にG3共同通信杯を勝ったダノンベルーガを出しダイワメジャーとの間に重賞2着の多いボンドガールを出している。
実はこの馬は6月頭東京芝1800の新馬戦に早速登場し難なく勝利を収めた。その結果が出てから書くのは後出しに見えるが今年の当企画の一番評価(○)がこの馬だった。
エピファネイア産駒らしく端正な馬体で毛艶が良く体幹も良い。昨今のムキムキな馬に筋肉量では見劣りするが必要十分といった感じである。
5代血統表内クロスはSeattle Slew5×5だけと控えめ。Seattle Slewは母方を掘るともう1本あったり、やはり母方でNijinskyクロスが存在しておりエピファネイア内のマルゼンスキーにも対応する。軽度のクロスがありサンデーサイレンスも薄めということで種牡馬になっても使いやすそうだ。
馬主はダノックスで厩舎は美浦の堀宣行厩舎。
ミラージュノワール(サラーブの2023)
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- キタサンブラック
- サラーブ
- ブラックタイド
- シュガーハート
- ルーラーシップ
- サマーハ
- サンデーサイレンス
- ウインドインハーヘア
- サクラバクシンオー
- オトメゴコロ
- キングカメハメハ
- エアグルーヴ
- シングスピール
- Genovefa
- Halo
- Wishing Well
- Alzao
- Burghclere
- サクラユタカオー
- サクラハゴロモ
- ジャッジアンジェルーチ
- テイズリー
- Kingmambo
- マンファス
- トニービン
- ダイナカール
- In the Wings
- Glorious Song
- Woodman
- Reigning Countess
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- テスコボーイ
- アンジェリカ
- ノーザンテースト
- クリアアンバー
- Honest Pleasure
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- Lyphard
- Tizna
- Mr. Prospector
- Miesque
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- Pilot Bird
- カンパラ
- Severn Bridge
- ノーザンテースト
- シャダイフェザー
- Sadler’s Wells
- High Hawk
- Halo
- Ballade
- Mr. Prospector
- プレイメイト
- Far North
- Countess Fager
CROSS : Halo 4×5 Mr. Prospector 5×5 Lyphard 5×5 ノーザンテースト 5×5
父キタサンブラック、母父ルーラーシップの牝馬。母サラーブは中央3勝馬でサマーハの仔。馬体バランスはちょっと崩れるが筋骨隆々な割にしっかりテンポ良く歩けている。
5代目の馬のクロスが多い。キタサンブラック産駒の傑作イクイノックスとはトニービン持ちというところで共通点あるがそれ以外はあまり似ていないので別のキャラクターが出そう。キタサンブラック×サマーハという配合では中央3勝馬のラスールが出ている。そちらは芝短距離馬だった。
馬主シルクレーシングで厩舎は美浦の宮田敬介厩舎。
グランマエストロ(グランアレグリアの2023)
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- グランアレグリア
- シンボリクリスエス
- シーザリオ
- ディープインパクト
- タピッツフライ
- Kris S.
- Tee Kay
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- キロフプリミエール
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- Tapit
- Flying Marlin
- Roberto
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- キャンペンガール
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- Querida
- Halo
- Wishing Well
- Alzao
- Burghclere
- Pulpit
- Tap Your Heels
- Marlin
- Morning Dove
- Hail to Reason
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- Princequillo
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- Seattle Slew
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- レディーシラオキ
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- Habitat
- Principia
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- A.P. Indy
- Preach
- Unbridled
- Ruby Slippers
- Sword Dance
- Syrian Summer
- Fortunate Prospect
- Pink Dove
CROSS : サンデーサイレンス 4×3 Hail to Reason 5×5
父エピファネイア、母父ディープインパクトの牡馬。母はG1を6勝したグランアレグリア。母の初年度産駒となる。
馬体はエピファネイア産駒らしくシュッとしていて歩き方も淀みない。いっぽう仕上がった頃の母の馬体と比べるとあまり似た印象は受けない。エピファネイアとグランアレグリアの中間ややエピファネイア寄りみたいな馬体だが、それが良い方に出るかどうか。そもそもグランアレグリアのムキムキな馬体はTapit由来でありディープインパクトとTapitはかろうじてUnbridledの相性で繋がっているところもあるだろうからどうなるか、と余計な心配をしてしまう。
5代血統表内クロスはエピファネイア×ディープインパクト産駒牝馬でできるサンデーサイレンス4×3、Hail to Reason5×5。こちらも母方を掘るとNijinskyクロスが出てきてSeattle Slewもいる。
馬主はサンデーレーシングで厩舎は美浦の木村哲也厩舎。母馬と同厩舎でやらないのか?と思ったがそういえば藤沢調教師は引退していた。
アローメタル(ミスベジルの2023)
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- キズナ
- ミスベジル
- ディープインパクト
- キャットクイル
- Medaglia d’Oro
- Quiet Dance
- サンデーサイレンス
- ウインドインハーヘア
- Storm Cat
- Pacific Princess
- El Prado
- Cappucino Bay
- Quiet American
- Misty Dancer
- Halo
- Wishing Well
- Alzao
- Burghclere
- Storm Bird
- Terlingua
- Damascus
- Fiji
- Sadler’s Wells
- Lady Capulet
- Bailjumper
- Dubbed In
- Fappiano
- Demure
- Lyphard
- Flight Dancer
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- Northern Dancer
- South Ocean
- Secretariat
- Crimson Saint
- Sword Dancer
- Kerala
- Acropolis
- Rififi
- Northern Dancer
- Fairy Bridge
- Sir Ivor
- Cap and Bells
- Damascus
- Court Circuit
- Silent Screen
- Society Singer
- Mr. Prospector
- Killaloe
- Dr. Fager
- Quiet Charm
- Northern Dancer
- Goofed
- Misty Flight
- Courbette
CROSS : Northern Dancer 5×5 Damascus 4×5 Lyphard 5×4
父キズナ、母父Medaglia d’Oroの牡馬。母は米国からの輸入繁殖で半兄にSaint Liam。最近注目されることの多いQuiet Americanを持つ繁殖牝馬で、Into Mischiefとの牡馬、American Pharoahとの牡馬どちらも中央ダートで勝ち抜けている。父がキズナになって芝で走らせることも狙っていくのだろう。キズナとの配合だとDamascusがクロスになるというのが面白い。その他Lyphardもクロスになるのでうまくいけばクラシック路線で走っていそうだ。
歩様はややウキウキ歩いておりキズナ産駒らしい。そしてキズナ産駒らしく平均値がとても高い。
馬主はシルクレーシング、厩舎は木村哲也厩舎。
その他メモに残していた馬
- ガードオブオナー(ルミナスパレードの2023) バランスはありそうなので勝ち上がれないことはなさそう サトノダイヤモンド産駒牡馬
馬体を見せてくれていても歩様を見せてくれていない馬がほとんどなので勿体無いが、この牧場のパート最初で紹介していたキタサンブラック産駒のヘイジュード(キラーグレイシスの2023)は馬体だけでも気になった。まあこういうチョイスは結局当たらない。
社台ファームからの選出馬
社台ファーム。昨年も書いたけれども動画内で歩様をほとんど見せてくれない。昨年はこれでマスカレードボールを10頭に選出できなかったような。今年はきっちり歩様を見せてくれた馬が1頭、正面からの歩様だけ見せてくれた馬が1頭でどちらもそこまで良く見えなかった。どうして1頭だけきっちり歩様を見せようと思ったのかそこは気になる。
追分ファーム リリーバレーからの選出馬
続いては追分ファーム リリーバレーからである。歩様が正面からのみだったり騎乗だったりでほとんど参考にならない。昨年はそれでも立ち姿の馬体だけ見てリリーバレーから4頭選出し、4頭合わせて4勝(未勝利馬1頭)という惨憺たる成績だった。歩様見ないと何もわからないし、昨年も書いていたけれどもこの牧場は馬体を見せるときのライティングが若干ズルい。ということで今年は相応に割り引いて評価しようと思う。
立ち姿の馬体が印象に残った馬
- グラティアム(アリアの2023) 馬体は立派。筋肉が膨れ上がっている。 ナダル産駒牝馬 新馬戦は1番人気2着
- ゴディアンフィンチ(カラフルデイズの2023) とにかくデカい。胴長尻デカでどういう走りをするのか気になるところ。上のグラティアムよりは若干評価落ちるけれども シスキン産駒牡馬
三嶋牧場からの選出馬
続いては三嶋牧場。全6頭の紹介で5頭は歩様なし、1頭は前からのみ申し訳程度。
立ち姿の馬体的にもあまり食指が伸びる馬はいなかった。キッコベッロ(アマダブラムⅡの2023)の尻を見てカラヴァッジオの近親だなぁと妙に納得したくらいの感想である。
大山ヒルズからの選出馬
最後は大山ヒルズ。昨年の記事で立ち姿を撮影する際にナナメからでなく正面から撮って欲しいと書いていたら今年は若干改善した。まあ撮影タイミングの太陽の位置とかそういう事情かもしれないが。おかげで見易くなった。歩様を見せる際には旋回しながら坂を登るアングルで一旦見せてくれるので前脚が実際以上に立派に見える。まあこれで過去に選出したリビアングラスは現状まあまあ頑張ってくれているので詐欺られた感はない。あとは坂を堂々と登ってくるか?というところで気性を見る参考にもなる。
サガルマータ(コンヴィクションⅡの2023)
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CROSS : Halo 4×4
父コントレイル、母父はCity Bankerの牡馬。母はアルゼンチン産でドゥラメンテとの間の産駒は中央3勝をあげている。セレクトセール2023の当歳セクションで5億2000万円の最高額で落札され父の主戦だった福永祐一厩舎に開業祝いとして預けられた馬。話題性は大きい。
馬体の毛艶良く、足取りがしなやか。少々細く見えてしまうがコントレイル産駒の個性かもしれない。
5代血統表内クロスはHalo4×4。いわゆる南米肌につけたときのサザンヘイローとのクロスである。母馬の配合はHaloに対してSir Gaylordクロスをあてて、またSir Gaylordを補強する要素としてSomethingroyalを持ってきている節がある。言わばLyphard抜きのキングヘイローみたいなもので福永師がセールで見染めた理由も実はその辺りににあったりするかもしれない。
ボンボンベイビー(バイバイベイビーの2023)
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CROSS : Sharpen Up 5×5
父コントレイル、母父はGalileoの牡馬。きょうだいは1つ上の半兄Tapit産駒がいるが1走で引退している。馬体が400kg台前半と小さかったようだ。
歩き方は堂々としていて、馬体の印象は小柄なキズナ産駒といった感じ。こういう馬がどういった成績を残すかは今年の注目ポイントだろう。もし結果を残すようであればコントレイル相手にはガリデイン配合を持ってくれば良いとなるだろうし。結果を残さなければキズナ産駒で良いやとなる。
馬主前田晋二で厩舎は矢作厩舎というチームコントレイル。
マイバレンタイン(キトゥンズクイーンの2023)
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CROSS : Northern Dancer 5×5×5
父キズナ、母父はKitten’s Joyの牡馬。きょうだいには芝ダート3勝馬のハーツクライ産駒ヴィヴァン、芝4勝馬でディープインパクト産駒のトゥデイイズザデイ、全兄で現在1勝しているマンオブノーブルなどがいる。
首を若干下げてのしのし歩く。胸の筋肉が立派でキズナっぽい。
馬主ノースヒルズで栗東の池江泰寿厩舎。
その他メモに残していた馬
- ワトルツリー(エリシェヴァの2023) 筋肉がつけばこの歩様は悪くなさそう。ただ現状細い。 Frankel産駒牝馬。エリシェヴァの仔は昨期POGでAmerican Pharoah産駒タヴァネスタンを次点馬に入れていた。現在の成績は2戦0勝
それで結局10頭指名するとしたらどの馬になるの?
上に挙げた馬のうち、POG風に10頭を選ぶとしたら以下のリストの馬になる(数字は優先順位)。
- ダノンヒストリー(コーステッドの2023)
- イクシード(シャトーブランシュの2023)
- ミラージュノワール(サラーブの2023)
- カドーダムール(ラヴズオンリーミーの2023)
- アランカール(シンハライトの2023)
- アルガルヴェ(ロカの2023)
- サガルマータ(コンヴィクションⅡの2023)
- ベレシート(クロノジェネシスの2023)
- アローメタル(ミスベジルの2023)
- ファイタージェット(オムニプレゼンスの2023)
10頭の選出は選出元の牧場がうまく散るように少しバランス取ったところがある(特に後半)。今年の次点馬はアドマイヤシュラ(アドマイヤミヤビの2023)、カーブドフェザー(コントラチェックの2023)、サンダーストラック(シーブルックの2023)、インタノン(プレシャスライフの2023)、ノートルダム(タニノアーバンシーの2023)この辺りでいこう。
まあ10頭のうち2頭は当記事の脱稿時に既に新馬戦を勝っているのでそこはノーカンにして。全部で何勝あげられるか見守っていこう。
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