【花騎士】イースターチョコモスのカラフルさについて考察を加えてみる

キャラクエでのチョコモスさん 人文科学
キャラクエでのチョコモスさん

本投稿は花騎士/フラワーナイトガールにおいて2020年4月13日より実装されたチョコレートコスモス(イースター)のデザインについて、考察という名目でなんか自由に雑学を書きたい放題書いたりするやつ。

チョコレートコスモス(イースターのすがた)実装

3年9ヶ月ぶり3度目のチョコレートコスモスさん

花騎士/フラワーナイトガールというゲームでは、実在の花(ないし一部菌類もあるが…まあ例外中の例外である)の名前をもちデザインなども実花に寄せられたキャラクターが毎月8体ずつくらいのペースでせわしなく追加されていく。
でも元ネタの花の数はそれこそ無数にあれど、段々有名どころのネタは尽きてくるわけで、こういうキャラ蒐集ゲーの常で人気の高いキャラクターは別衣装ヴァージョンとして再登板があったりする。花騎士の場合ヴァージョンが一番多いアネモネさんで5ヴァージョン、その他の特に人気投票報酬別バとかが無い花騎士で3ヴァージョン目の実装に入り始めている。
チョコレートコスモスさん(以下チョコモス)にも既に2016年7月に追加された水着ヴァージョンがあったのだが、今回イースターイベに合わせてバニー衣装に身を包んだ3ヴァージョン目が、待望の最高レアリティ★6で実装されることとなった。

デザインの特徴

チョコモスの過去2ヴァージョンの立ち絵、進化前を実装順に眺めてみよう。

2015年実装★5チョコレートコスモス(進化前)

2015年実装★5チョコレートコスモス(進化前)

2017年実装★5チョコレートコスモス(水着)(進化前)

2017年実装★5チョコレートコスモス(水着)(進化前)

ついでに実花の写真。

実花チョコレートコスモス

実花チョコレートコスモス

ご覧のとおり、実花が中心の筒状花の部分まで花びらと同じ濃い赤色なのを反映して、両ヴァージョンとも色数少ないシックな印象のデザインとなっている。

一方、今回新たに実装されたチョコレートコスモス(イースター)のデザインは、袖口が巫女服のようになっている白い和服をベースに、あしらわれている色は赤、水色、黄色、ピンク、紫、緑…ととてもカラフルでポップである。

2020年実装★6チョコレートコスモス(イースター)(進化前)

2020年実装★6チョコレートコスモス(イースター)(進化前)

進化後の場合ベース色が白に代わって黒となり、それぞれの色がより暗めで濃く、単色の布地を組み合わせてコーディネートしたようなデザインになる。

2020年実装★6チョコレートコスモス(イースター)(進化後)

2020年実装★6チョコレートコスモス(イースター)(進化後)

進化前後とも背中に羽を背負っているようにも見え、頭上に鎮座するウサミミが触覚に見えることとも合わせて、チョコモスがチョコmoth(蛾)に進化したのだ!!と捉えることもできる(できるのか?)。

色について考察を加えようと思った背景

チョコレートコスモス(イースター)さんのデザインを、特に色の面から考察しようと思い立った背景は、このようにそれまでの色数少ないイメージとのギャップが気になったからであった。実際に実装時の各所の反応を見ても色の多さに困惑している声が多かった。もっとも、慣れれば気にならなくなるものなのかイベント後半になるにしたがってそういう声をあまり聞かなくなってきている(私調べ)。
進化後のデザインでは特に、進化前の巫女服のような宗教性の記号そのものが削られたにも関わらず、色の効果でどことなく神聖な印象を受ける。そのことからこれはイベントのテーマであるイースターの宗教性にも関連付けられたデザインなのではないだろうか?と推理し、考察の余地なんかもあるのではないだろうかと思うに至ったのだ。

イースターについて

そもそもイースター、どういう行事か

イースター。この行事を百科事典なんかで調べると、イエス・キリストが死後復活したことを祝したキリスト教の行事、と出てくるだろう。
もっとも英語のEasterという文字列からそのままキリスト教における宗教用語を復元出来るわけではない。まあ英語圏は異端としてちょっと脇に置いておいて(問題発言)、ラテン語圏、スラブ語圏でのこの行事の呼び名はパスハとかパスカとかであり、その呼び名はイエスも使っていたであろうアラム語で”過越(すぎこし)”を意味する。
過越というのは、映画『十戒』での描かれ方も印象的なモーセがユダヤの民を引き連れエジプトを出る際に起こった奇跡ないしそれをモチーフにしたユダヤ教の行事のことである。扉に特定の印をつけていない家の長子が全て死ぬということで、ユダヤ人の側から見れば印をつけて神がもたらした災いが過ぎ越すのを待つ、それで過越。ちなみに同じような印をつけて災いが過ぎ越すのを待つ風習として日本にも”蘇民将来”というものがある。まあこれは本当にただの余談。

『十戒』はこれね。まかり間違っても蘇民将来の関連商品ではないぞ(たしかにパッケ絵に蘇民祭っぽさあるけど)。

イースターは春分を基準とした移動祝祭日である。キリスト教外にも由来あり

さてさて諸兄ご存知のとおり、ユダヤ教徒のうちイエスを救世主と認めその奇蹟を信じる人達がキリスト教に分かれたという流れがあるので、ユダヤ教とキリスト教はそれぞれ自身の信仰こそが正当であると主張するライバルでもある。ユダヤ教では過越を祝う日をユダヤ暦における元日( = 春分の日)を過ぎて最初の満月の日に設定しているのだが、キリスト教としてはこの時期にするお祝い事の由緒をなんとか自分らの聖典『新約聖書』に書かれたイエスの故事に結びつけたい。
そこでイエスが十字架に架けられる前の最後に弟子達と行った晩餐会(最後の晩餐)がユダヤ教の過越の晩餐だったということにして、晩餐の翌日に刑死したイエスが3日後に復活したことを祝う”復活祭”を、春分の日を過ぎて最初の満月の日( = ユダヤ教で過越を祝う日)の後にくる最初の日曜日に行うことに決めたのだ(A.D.325年のニケーア公会議にて)。
何故ユダヤ教とキリスト教でそんなにこの時期の行事の由来が取り合いになっているのかというと、この春分の日周辺に行う祭りというのはそれこそ世界中に元々存在している。なにしろ一年に2回しかない昼と夜の長さが同じになる日なので、原始的な太陽信仰においてもはっきりと分かる特別な日なのだ!そこで異教徒に自分達の教えを広める際にも、元々存在しているお祭りの由来を乗っ取れれば都合が良いのである。クリスマスが土着の冬至の祭りを乗っ取って広まっていったのと構造は全く同じである。
で、やっと脇に置いておいた話題をまた元の場所に戻せるのだが、英語での復活祭の呼び方、Easter。これはキリスト教用語でもなんでもなく”異教”のゲルマン神話に出てくる春の女神エオストレ(Eostre)に由来していると言われていて、英語の話者であるイギリス人というのがキリスト教に教化されたのが遅いゲルマン民族出身なので、元々あった春分の日のお祝いの残滓を行事名にも残しているということらしい。
イースターに残滓として残っている異教的なものはなにも名前だけではない。各地で祝い方にヴァリエーションがあるのは、現地の春分の日の風習や伝説を吸収していったからとも言える。そしてその異教的なものをキリスト教の行事として取り込む際にはキリスト教内部的に見目が悪くならないよう色々とこじつけがされたりもする…そういうところに着目してイースターのヴァリエーションを、西方教会と正教会、それ以外の例についてそれぞれ見ていこう。

イースター、西方教会での受容

西方教会というのはローマ帝国で国教となったキリスト教が置いた五大総司教座(ローマ・アンティオキア・エルサレム・コンスタンティノープル・アレクサンドリア)のうち、ローマにあった総司教座を中心として西欧世界全体にキリスト教を広めていった、宗派で言うとカトリックやそこから派生したプロテスタントとか。
イースターではカラフルに染められたイースターエッグが登場し、礼拝に参加した信者に配られる。ここは正教会でも共通なのだが、西方教会の場合この卵を運んでくる存在がいる。フランス・イタリア等ではこれが教会の鐘になる場合もあるが、こと日本のソシャゲ等のイースターイベントで採用されやすい有名なものは、イギリスやドイツのウサギである。
イースターとウサギの繫がりはドイツのルター派によってもたらされ広められたと言われ、17世紀の書物には既にこの風習についての言及がある。サンタクロースのように良い子と悪い子を判別し良い子にプレゼントを与える存在として登場したようである。そして古来ウサギが処女性を失わずに繁殖出来ると信じられていたということもあり、キリスト教の行事として定着するために聖母マリアの処女性を絡めて関連付けられていったようである。はい。西方教会におけるイースターの重要人物として、ここで聖母マリアの存在をぜひ頭にインプットしておいてほしい。

正教会での受容

正教会というのは五大総司教座の残り4つ(アンティオキア・エルサレム・コンスタンティノープル・アレクサンドリア)を源流にローマ帝国が東西に分かれた際には東ローマ帝国の国教として栄えていった教えであり、現在ではギリシャや、ロシアを始めとしたスラブ語圏に広く信者をもつ。西方教会と正教会が相互破門して決定的に袂を分かったのが1054年となるが、それ以前より(西ローマ帝国の滅亡で交流が薄くなったなどの原因もあり)儀式の方法や聖典の解釈などお互い独自の発展を遂げていったところがある。それでも先に言及したニケーア公会議の際にはまだ膝を突き合わせて決めごとを行う関係であったため、そこで決定した三位一体の原則やイースターの日取りなどについては西方教会、正教会とも共通した認識になっている。
さて、正教会のイースターでも先述のとおりイースターエッグが登場するのだが、そこに関連付けられた伝説の登場人物は同じマリアでもマグダラのマリアである。マグダラのマリアというのはイエスが刑死して埋葬された後、その遺体に香油を塗りに行くとそこでイエスの復活に立ち会い、その後その事実を使徒達に伝える大役を果たした女性として新約聖書に登場する(香油を持っていたので携香女と呼ばれる)のだが、そのイメージは西方教会と正教会で全く異なる。というのも新約聖書の物語では生前のイエスの足に香油を塗った通称”罪の女”という女性が登場するのだが、これを西方教会ではマグダラのマリアと同一人物であるとしたため彼女には罪を犯した女性、さらには娼婦のイメージがついて回るようになったのだ。『ダ・ヴィンチ・コード』でも西方教会によって疎んじられたキーパーソンとしてマグダラのマリアが登場するが、そんなことになったのは香油という共通点だけでマグダラのマリア、罪の女、そしてベタニアのマリアという3人の女性をまとめあげてしまったグレゴリウス1世という6世紀のローマ教皇が存在したからである。

ともあれ、マグダラのマリアは正教会においては罪の女のイメージでは見られておらず、信仰に身を捧げた高潔な女性として扱われている。そしてイースターエッグにまつわる、聖書には記載がないある伝説の登場人物にもなっている。その伝説とは、イエスの復活を彼女がローマ皇帝に報告しに行った際に白い卵を献上したのだが、ローマ皇帝が「イエスの復活なんてその白い卵が真っ赤に変わるくらいありえへん」と言うが否や真っ赤に変わった、という伝説。このため正教会のイースターで登場するイースターエッグはなによりもまず赤い色で染められたものが重要視される。そんなわけで正教会のイースターの重要人物マグダラのマリア、存在を頭にインプットしておこう。

その他のヴァリエーションと花騎士での実装

花騎士のサービス開始が2015年の1月。それから2020年で6年目に入りイースターイベントは合計4回開催されているが、毎年同じ事をやっても飽きられると思ってなのか少しずつ取り上げられるイースターの風習もポピュラーでないものになってきている。2019年4月に開催された3度目のイースターイベントでは、卵をスプーンに乗せた状態でゴールまで運ぶエッグアンドスプーンレースがイベントのテーマとなっていた。エッグアンドスプーンレース自体は19世紀イギリスに発祥をもつイースターとは関係ない競技だが、卵を使うということで近年の宗教的意味合いの薄まったイースターのイベントとして行われることも多いようだ。また、エッグアンドスプーンレースに似たこちらは多少歴史あるイースターの行事としてエッグローリングというものもあり、子供達がゆで卵を転がして競争する。ホワイトハウスのイースターイベントとして毎年行われているものはそれこそスプーンで卵を転がして運ぶので、エッグアンドスプーンレースの親戚のようなものと言って良いかもしれない。

今回のキャラがチョコモス・カカオとなった理由

今回のイースターイベントの登場花騎士がチョコモス・カカオ組となった理由も、イースターにおける祝い方のヴァリエーションによって説明がつく。エッグハンティングなどで使うカラフルなイースターエッグは元々タマネギの皮などで色をつけたゆで卵が使われていたのだが、19世紀末になめらかに成型することが可能なカカオバターの導入によりチョコレートで作ったイースターエッグが登場し、以降イースターチョコレートエッグはポピュラーなものとなっていった。このエピソードがチョコモス・カカオ組が選ばれた理由にあたるだろう。バレンタインに2ヶ月遅刻したわけでは決してないのだ。

キャラクエでのチョコモスさん

キャラクエでのチョコモスさん

上のスクショはイースターイベント自体ではなくチョコレートコスモス(イースター)のキャラクエの一場面なのだが、元々ベルガモットバレーではイースターは重要視されておらず、彼女がイースターの文化に馴染みのない新参者であることが語られている。キャラクエではそこから彼女が全く新しい発想のイースターの催し物を考案していく流れになるのだが、これまでのイースターイベが伝統的、ステレオタイプ的イースター中心だったのに対して、今回新参者の立場の彼女がイベントに登場してきたことはそのままイースター文化にとって新参者のチョコレートエッグを象徴しているのではなかろうか。

デザインをキリスト教的文脈で見ると

イースターについて長々と語ってきたけれども、ここからやっと本編である。今回のチョコモスさんのカラフルな服装を宗教行事としてのイースターに絡めるという話だった。

宗教画におけるアトリビュートという視点

さて、突然であるが下の、私がマウスで(古墳絵リスペクトをしつつ)ゴリゴリ描いた + いらすとや様素材で作った絵を見てほしい。

神々しい宗教画

神々しい宗教画

なんのこっちゃという感じの絵である。だが、もしキリスト教徒の人がGoogle画像検索のサムネイルとかでこの絵を偶然見かけたら、一瞬考えた後この絵が受胎告知をテーマとして描かれたものであると察してくれる筈である!
というのも、私が神絵師の腕を持っているから…ではなく、絵に登場する左側の人物に羽が生えている(天使?)こと、右側の人物は赤い服の上に青い上衣を羽織っていること、それから足元には白百合が咲いていることなどの情報があるからである。西欧ではこれまでにそれこそ無数の宗教画が描かれてきたが、この人物が描かれるときにはこの要素とセット、みたいな緩やかな約束事が存在しているのだ。たとえば受胎告知という題材の主役聖母マリアであれば、宗教画に彼女が描かれるとき慈愛を表す赤い服の上に純潔や真実を表す青いマントを羽織っていることが多い。また、これも純潔の象徴である白百合が一緒に描かれていることも多い。先程紹介したウサギも、彼女の象徴として一緒に描かれることがあるようだ。
このように、人物が絵画に登場するときにそれを特定させ易いように描かれる要素のことをアトリビュートという。聖母マリアの他にも、天国への鍵を預けられたといわれるペトロの”鍵”、石打ちによって処刑されたステファノの”石”など一緒に描かれていることが多いので、信者が見知らぬ土地の教会に行きそこにある宗教画を初めて眺めたとしても、その絵の内容がおおむね理解出来るようになっているのだ。

進化前のウサギ・西方教会・聖母マリアというライン

そこでこのアトリビュートの考え方をもとに、キリスト教に由来したイベント、イースターの別バとして実装されたチョコレートコスモス(イースター)さんの衣装をもう一度見てみよう。

2020年実装★6チョコレートコスモス(イースター)(進化前)

2020年実装★6チョコレートコスモス(イースター)(進化前)

進化前の衣装は白を基調として各色は部分部分に使われているだけである。だがこの衣装の中で対になって使われている色を挙げろと言われれば、彼女の右半身についたリボンの水色、左半身の薄赤色となるだろう。この対照色は彼女が持つ武器に飾られた2匹のウサギに結ばれたリボンの色でもある。
実際今回の彼女のスキル名も丹碧二重奏コスモースター、”丹碧”という赤色と青色の対照を強調するものとなっている。右半身に水色のリボンで左半身が赤いリボンという意匠はチョコレートコスモス(水着)の開花絵にも見られるのでそこからの継投と捉えることも出来るだろうが、水着ヴァージョンでは彼女自身が赤で、水というテーマを反映して水色が加えられたという印象であったのに対し、今回のデザインでは両色の位置付けはほぼ対等である。
ウサギの装飾と赤青の対照色。アトリビュート的に考えるのならば、彼女の衣装は西方教会におけるイースター重要人物、聖母マリアのものと言えるのではないだろうか。

進化後のイースターエッグ・正教会・マグダラのマリアのライン

そして進化後の衣装である。こちらも再掲。

2020年実装★6チョコレートコスモス(イースター)(進化後)

2020年実装★6チョコレートコスモス(イースター)(進化後)

進化前衣装にあった水色と赤の対照色は少し色を濃くして背中の羽根のようなリボンにまとめられた。実は最初この絵のリボンを見て色の意味を考えたとき、向かって左側が青で右側が赤…静脈と動脈の象徴?とも考えたのだがその発想はそれ以上広がらなかった(まさかチョコレート摂取が心血管疾患のリスク低下に効果あるとされているから、ということではあるまい)。
進化後の姿の全体的な印象としては、進化前よりも持ち物としてのイースターエッグが強調されている感がある。そして彼女が羽織っているものが緑のマントになり、視覚上右側の赤いリボンと重なるわけなのだが、実はこの赤と緑の組み合わせというのがマグダラのマリアのアトリビュートなのである。マグダラのマリアが描かれる際には上衣が赤色で、内衣が緑という組み合わせになることがほどほど多い。それが絵画によっては逆だったり、上衣内衣の区別のない服で使われている色が赤と緑というケースもあったりするのだが、赤と緑の服を来ている若い女性で、(西欧での罪の女イメージを反映して)少々エロティックに描かれていれば第一感マグダラのマリアと思って間違いない。マグダラのマリアのアトリビュートとしてはその他携香女という呼ばれ方を反映して香を入れる壷を持っていたり、ゴルゴタ(頭蓋骨の意)の丘で死んだイエスに関連付けられてしゃれこうべが描かれていたりする。勿論、例の卵のエピソードに因んで赤い卵を手に持っているケースもある。
というわけで進化前のチョコモスさんをイースターバニーの伝承と聖母マリアに関連づけるのならば、進化後はイースターエッグ、そして正教会のイースター重要人物マグダラのマリア要素が加わったと考えられる、というのが本考察における結論である。

おわりに

今回の考察では宗教絵画におけるアトリビュートをもとにチョコレートコスモス(イースター)さんのデザインを論じてきたが、そういう考えにいたったのもクリスマスやハロウィンなど他の舶来コスプレイベントに比べてイースターは日本ではまだ馴染みが薄く、宗教行事のイメージが漂白されきっていないと思ったからである。イースターのビジュアルで用いられる(クリスマスの赤緑、ハロウィンのオレンジ黒など)ニュートラルな色というものがいまいち定まっていない。だからこそ元の宗教行事を掘ってみて、そこから採材がされたのではないか?という可能性をでっちあげる推理する余地が出てくるのだ。
なお、本考察ほとんど参考にした文献は英語版wikipediaである。情報の信憑性、私の英語力もろもろ不十分な所があるので、イースターのことやキリスト教のこと、それから絵画のアトリビュートのことなど興味を持った部分があったら各自でちゃんとした文献に当たってそこからさらなる知識の深堀りを試みてほしい。

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました