【10000円開始】競馬は超難解 〜鳴尾記念&安田記念の巻【現在-17280円】

おうまさんレース 競馬のこと

年始に資金10000円を元手に始めた予算ころがしの競馬企画。
競馬が何故儲からないようにできているのか最近わかってきたような気がする、と自信の1点買いが競走中止なり故障なりで連続で飛んでしまった男が言ってみる。
前回の結果から。

前回の結果報告&振り返り

前回は葵Sと日本ダービー、目黒記念の3レースを対象として予想を行った。

【10000円開始】競馬は超難解 〜葵S&日本ダービー&目黒記念の巻【現在-15280円】
年始は資金10000円から始めた予算ころがしの競馬企画。 前回の結果から。 前回の結果報告&振り返り 前回は平安ステークスとオークスの2レースを対象として予想を行った。 平安Sは直前で叩き仕上げの馬を外せたものの...

葵Sは直前で複勝1点に絞ってプラス

葵ステークスはIF資金2000円で勝負。

最終買い目
複勝 1 合計1点
総計1点

実際の着順は15>1>2>17>7。複勝1が当たって1.5倍。
15モズメイメイのロケットスタートが話題になったレース。スタートの有利そのままに15が勝利する。買い目は当初ワイドBOXの1,2,5で考えていたが、パドック映像を見る限り5ペースセッティングがあまり良く見えなく直前で複勝1点に絞った。調教評価上位3頭が1,2,15であったのでその通り買っていればもう少し儲かっていただろうが、15は外枠に距離短縮という嫌い要素があったため妥当な外しだったと思う。あのロケットスタートはアクシデント的なものだと思う。
3000円回収。

日本ダービーは複勝1点賭けの馬が故障

日本ダービーもIF資金予算2000円で。

最終買い目
複勝 2 合計1点
総計1点

実際の着順は12>5>11>1>15。2スキルヴィングは直線で走るのがやっととなり一応入線はしたものの、そこから数百メートルと歩かないうちに絶命してしまった。倒れるのを見て鎮まり返る観衆と、勝ち馬アナウンス後の観衆の大盛り上がりとの落差がえげつない。全競走馬に「人間ってこういう生き物だぜ?」と教材として見せたいくらい。
当初の買い目にしていた大外の17ドゥラエレーデと18サトノグランツは17がスタート後落馬、18は空馬の影響もあってか直線向いた時にはリバティアイランドでもなければ挽回できない位置に。2の位置取りは問題なく走りきっていれば掲示板内ではなかったかと思う。
調教映像のピックアップでは17,18が上位2頭で、勝ち馬の12タスティエーラは5位、5ソールオリエンスは6位に挙げていた(3着のハーツコンチェルトはピックアップ外)。当日パドック映像での評価馬は1,2,4,5,12,14,18。もしオッズを考慮せず広く買っていたとしても2は馬券の軸として入れていただろうからハズレ馬券になっていただろう。
0円回収。

目黒記念の複勝2点買いはハズレ

目黒記念は両予算の2000円を投入。

最終買い目
複勝 3,14 合計2点
総計2点

実際の着順は10>7>16>1>6。10ヒートオンビート、7ディアスティマなど長距離レースでよく見かけるベテラン馬が上位に。新顔は1番人気の16サリエラが3着。
前レースが色々あってパドック映像のチェック含め直前の買い目再検討ができなかったレース。複勝の買い目2点のうち14バラジは逃げる7ディアスティマの番手で外を回し6着。3はインの好位で回せたが最後に脚が無かった。なんだかんだこの日のレースは終日仮柵移動後の1枠の有利が見られなかったように思う。0円回収。

3レースの結果、本資金は8000円-補填分25280円の-17280円、自重しないIF記録の資金は7000円-補填分48370円の-41370円に。
本資金に2000円、IF資金に3000円補填して今回の予算は6000円で。

鳴尾記念の予想と買い目

鳴尾記念は阪神芝2000mで行われるG3。
予算は両予算の3000円。調教VTRはこちら。

【調教動画】2023年 鳴尾記念|JRA公式

調教VTR等から評価馬の抽出

  • 4フェーングロッテン
  • 7マリアエレーナ
  • 14ソーヴァリアント
  • 8ワンダフルタウン
  • 6インプレス
  • 9アドマイヤハダル
  • 1グラティアス
  • 15スカーフェイス
  • 12ボッケリーニ
  • 3ディアマンミノル
  • 11ヒンドゥタイムズ

11頭挙げたが実質上位評価は上5頭まで。
前走同じように評価馬に挙げなかったが不良馬場のG3新潟大賞典を勝った2カラテの存在も気にかかる。

コース傾向を加味

阪神芝2000mはスタート直後に坂があり内回りで最終直線は360m。脚質は逃げの勝率が高く先行と差しが続く。複勝率では先行差しが並ぶ。枠は勝率が8>2>7>1と続くが、複勝率は1枠がぐっと落ちる。2,7,8枠の有利は同じ。
展開については、ハナを取るのが4フェーングロッテン、先団から中団が14,7,9,1,12,8、後ろが11,6,15,3。

前走間隔やコース適正などで個別吟味

稍重〜重馬場想定。コース適性は、14ソーヴァリアントが同条件G3を2勝している。道悪もオルフェ産駒なので苦にならないか。8ワンダフルタウンは近走掲示板が遠い。6インプレスは1〜2Fの距離短縮でキズナ産駒。1グラティアスは左回りの方が合っているか。12ボッケリーニは若干道悪向き。3ディアマンミノルもオルフェ産駒だが近走成績を見ると最大でも掲示板入り程度だろうか。
前走1ヶ月以内の馬は6,9,3。そこそこ疲労の影響がありそう。

オッズを見て買い目作成

前日時点の人気順は14>7>4>2>12。
道悪でのレースになるので調教内容や展開などよりも適性が最終的にモノを言いがち。それでも内目の枠から苦労せずハナないし番手を取れそうな4,7の有利は大きいか。2カラテの馬番も絶好に見えるので、3連系の買い目を作るのであれば紐として外せない馬だ。

最終買い目
ワイドBOX 4,7,14 合計3点
総計3点

パドックを見て買い目から削る

当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。ワイドBOXに入れた3頭の調子次第で複勝1点買いにトーンダウンするかも。

安田記念の予想と買い目

安田記念は東京芝1600mで行われるマイルG1。
予算は両予算の3000円。調教VTRはこちら。

【調教動画】2023年 安田記念|JRA公式

調教VTR等から評価馬の抽出

  • 7ガイアフォース
  • 11イルーシヴパンサー
  • 15マテンロウオリオン
  • 1ナランフレグ
  • 10ソウルラッシュ
  • 3ジャックドール
  • 6ダノンスコーピオン
  • 14シュネルマイスター
  • 18ソングライン
  • 17ウインカーネリアン
  • 4セリフォス
  • 8ドルチェモア
  • 16カフェファラオ
  • 5ソダシ

14頭ピックアップ。3ジャックドールまでの7頭が上位評価だが、一応8ドルチェモア、5ソダシの相対位置を明示しておきたかった。
2メイケイエールは当週追い切りなしの調整が話題になった。

コース傾向を加味

東京芝1600mは最終直線の長さが特徴。スタート後の直線も長く枠による有利不利もフラット。脚質は勝率が差しが僅かに高く、先行、逃げ、追込と段階的に続く。連対率になると逃げが高く逃げ粘った馬が相応の報酬を得る展開が多いことが窺える。複勝率までいくと追込も含めて割合フラット。報酬を得る逃げ馬が2頭以上は同時に出にくいイメージ。
枠は2,5,7枠が勝率連対率で少し突出するが複勝率になると大分フラット。
展開についてはハナを取りたい3、ハナか番手で行きたい8,17、先団に16,5,15、中団が7,11,10,18、後ろが14,6,4,1。
2メイケイエールもつけられれば5番手くらいの位置が理想か。今回は近走G1と比べて比較的狙った位置が取れそうな枠ではある。すんなり位置取りができれば2メイケイエールと並んで走る5ソダシという画が見られるだろう。

前走間隔やコース適正などで個別吟味

稍重〜重馬場想定。コース距離適性は、7は東京が初、11は左回りの適条件、1は重馬場に強いが2ハロンの距離延長が如何ともし難い。2000専門からの2ハロン短縮の3もしかり。道悪が苦にならなそうなのは10だがあとは当日レースの血統傾向などとも相談して買う馬を考えなければならない。
前走間隔1ヶ月程度〜以内の馬はヴィクトリアマイル組(18,5)、京王杯SC組(6)が中3週だがデータとして凡走傾向が見られるわけではない。8ドルチェモアは中4週。
既にG1を獲ったことのある馬が多数のこのレースだが、有力馬の陣営インタビューを見るにどうしてもここを獲りたいというトーンの陣営よりは、マイル版宝塚記念のような上半期最後のお披露目レースのように捉えている陣営が多いように思う。5ソダシは担当厩務員の花道としてここをローテに組み込んできた感があり、3ジャックドールは新しい距離への挑戦として勝ちを取りに行くと言うよりは強さと戦法で押し切れてしまうのであればそのまま勝つ、といったトーンである。
斤量についても言及しておくと、最も軽い54kgを貰っているのは8ドルチェモアと9シャンパンカラー。意外に2頭出しをする須貝厩舎の本命馬は8の方なのでは?という気もする。前走NHKマイルCは直線進路をなくして12着だったが、朝日杯FS制覇時の鞍上に戻して前目につけられれば好結果も期待できるか。9については道悪適正、東京1600適正については疑いようもないが前走の勝ちが展開に助けられたということもあり。前走時と違いこれといって光る追い切り時計も出ていない。

オッズを見て買い目作成

枠順発表後オッズは14>4>5>10>18の人気順。1桁人気の馬の順位がかなり変動している。
2メイケイエールの前にいるか後ろにいるかでレースの難しさが変わる可能性がある。したがって楽にハナ番手を取れそうな馬番の3,8を高めに評価したい。
内に入る2の外側を5ソダシが取り、7ガイアフォースはその後ろを楽に取れる。直線に向いて5がスパートをかけるのを追いかければ、道悪と外外でスタミナを消耗してきた5よりも7が先着できる展開はあるだろう。11,10もソダシの進出にうまく続いてスタミナ勝負にできればという感じだが、道悪適正と馬番が1つ内である関係で10ソウルラッシュの方に分があると見て良いだろう。

最終買い目
複勝 3,7,8 合計3点
総計3点

パドックを見て買い目から削る

当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
→馬場コンディションは良馬場に戻っており、当日芝レースの傾向も通常の東京芝血統。前目脚質がよく来ている。
重馬場でなくなったことでソダシに対するガイアフォースの優位がなくなる。買い目から外す。
パドック評価馬自体は1,6,10,13

最終買い目
複勝 3,8 合計2点
総計2点

コメント

  1. […] […]

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