【10000円開始】競馬は超難解 〜函館スプリントS&エプソムCの巻【現在-23280円】

おうまさんレース 競馬のこと

資金10000円を元手に1月から始めた予算ころがしの競馬企画(ころがせていない)。
前回の結果から。

前回の結果報告&振り返り

前回は鳴尾記念と安田記念の2レースを対象として予想を行った。

【10000円開始】競馬は超難解 〜鳴尾記念&安田記念の巻【現在-17280円】
年始に資金10000円を元手に始めた予算ころがしの競馬企画。 競馬が何故儲からないようにできているのか最近わかってきたような気がする、と自信の1点買いが競走中止なり故障なりで連続で飛んでしまった男が言ってみる。 前回の結果から。 ...

鳴尾記念は人気どころのワイドBOXが外れ

鳴尾記念の予算は3000円。

最終買い目
ワイドBOX 4,7,14 合計3点
総計3点

実際の着順は12>4>9>8>7。1番人気で買い目に入れた14ソーヴァリアントは12着だった。7マリアエレーナは勝ち馬と0.2秒差の5着。
道悪想定で買い目を作っていたが当日発表は良馬場。パドック判断で場合によっては複勝買いに変えようと思いながら当日用事があって買い目を触れずと不完全な予想で無駄に予算を捨てる結果になってしまった。
4フェーングロッテンが逃げて最後粘り残る展開は全く想定通りだった。直線で一度抜かされた後差し替えして2着に戻ってきた4は各所で賞賛されていたが、映像をよく見るとまず7マリアエレーナに並ばれたところで首を曲げて7の方を向き、さらに後ろから勝ち馬の12ボッケリーニが差してきたところで12の方を向き、といった感じで馬が視界に入るとそちらの方を向いて足を止めてしまう癖があるだけのような気がする。その癖が出るのを避けるために後方視野を大きく遮るブリンカーを装着している馬なのでありストロングポイントが出て2着に残ったわけではなく、実力・展開的には勝てたレースを落としたものだと思われる。頭固定するのは難しい馬だ。
0円回収。

安田記念は複勝2点ハズレ

安田記念も予算3000円で。

最終買い目
複勝 3,8 合計2点
総計2点

実際の着順は18>4>14>7>3。オッズの高さから複勝に入れていた8ドルチェモアは最下位入線。
こちらも道悪想定で立てた予想が当日良馬場になって弄る必要が出てきたもの。5ソダシと7ガイアフォースの好位先行組の選択で道悪ならばスタミナが勝る7が直線で進出する5を利用して先着できるだろう、という予想を立てたのだが、良馬場に回復したことで3着までに滑り込む可能性は5の方が高くなったと判断。複勝オッズの関係で好位先行組自体を買い目から落とした。結果は7の方が先着し惜しくも4着だったのだが、5が直線で前の馬を抜けず7の進路がしばらくできなかったところ丁度外から勝ち馬18ソングラインが上がってきたので溜まった足でその後ろについていったという展開だった。東京の長い直線だったからこそ挽回が可能だったと言うべきか。
5着の3ジャックドールは出足が悪く、また17ウインカーネリアンが外枠から絶好のスタートでハナを奪ったため思い通りにはならなかった。陣営の「マイルに挑戦してどうなるか見てみよう」というトーンは把握しており、こちらも「どうなるか見てみよう(成算は高め)」という複勝買いだったのだが海外も含めてマイルG1を走り続けていればどこかで勝てるくらいの適性はあると感じた。けれども2000mでの無敵感は失せるので、今後積極的にマイルのレースを選んでいくのは勿体ないと感じた。
勝ち馬の18や14シュネルマイスターなど差し組が来る展開の買い目がなかったことは準備不足だったと思いたい。”2メイケイエールの後ろになってしまうと後続はやりにくい”という要素を除けば特に先行組で決着することが濃厚だという展開予想をしていたわけではないのでそこは手落ち感が(実際は2が出遅れて他馬に影響を与えることなく終わった)。ただオッズがつかないこともあり買い目を捻り出すのが難しいまま発走時刻になってしまった。
0円回収。

2レースの結果、本資金は4000円-補填分27280円の-23280円、自重しないIF記録の資金は4000円-補填分51370円の-47370円に。
両資金に6000円補填して今回の予算は6000円で。

函館スプリントSの予想と買い目

函館スプリントステークスは函館芝1200mで行われるサマースプリントシリーズの第一戦。
予算は両予算の3000円。調教VTRはこちら。

【調教動画】2023年 函館スプリントステークス|JRA公式

調教VTR等から評価馬の抽出

  • 1トウシンマカオ
  • 6ウォーターナビレラ
  • 14ヴァトレニ
  • 13ブトンドール

4頭ピックアップ。追い切りが函館の調教コースになって程度を量るのが難しい。挙げた4頭はいずれも芝コースでの追い切りだが、ウッドの時計が全体的に相当悪かったのはコンディションの問題なのか。次回以降函館での追い切り時計を評価する際の尺度がこのレースで決まる。

コース傾向を加味

函館芝1200mはスタートから最初のコーナーまでの直線が489mと長め。上り坂であることもありあまりスピードが出ない。最終直線は262mと中央競馬の競馬場の中では最短でありしかも平坦。リードを取った前の馬が止まらない。
脚質は逃げ先行の勝率が同じくらい高く差し追い込みはほとんど来ない。複勝率になると逃げ先行の間にも差異が生じ逃げの方が有利。やはり徹底的に前にいた方が有利になるコースである。枠は勝率が8>2>7>1と続くが、複勝率は1枠がぐっと落ちる。2,7,8枠の有利は同じ。
展開については、ハナを取るのが10テイエムトッキュウか11ジャスパークローネ。コース特性からどの馬も普段の位置取りよりも前目に変えてくる可能性はあるが、6,14が番手〜先団、13が中団、1が中団か後ろからになりそう。

前走間隔やコース適正などで個別吟味

良〜稍重馬場想定。コース適性は、1トウシンマカオは昨年札幌のG3で1番人気4着。成績的に馬場が重くなると頼りないが洋芝はどうか。6ウォーターナビレラは札幌で2走。新馬戦は勝っているが昨年のG3は1番人気10着。というかそもそも桜花賞の2着以来毎回2桁着順なので適正の問題でもないかもしれない。シルバーステート産駒はあまり走らなそうなイメージ。14ヴァトレニは北海道で6走走って馬券内を外していない(昨年のG3は3着)。グラスワンダー産駒。とはいえ基本的には普段特別競走を渡り歩いているくらいのレベル。頭は苦しいか。13ブトンドールは函館で2戦2勝(新馬戦と2歳重賞)。
前走1ヶ月程度の馬はヴァトレニ。影響は考えなくて良さそう。

オッズを見て買い目作成

枠発表後の人気順は13>1>6>8>15。13は斤量も52kgと軽く人気も頷ける。
枠的には、7枠の2頭は10,11がハナ争いで進出していくのについていく形で前に付け易いだろう。ただし12ムーンプローブや15キミワクイーンなど周辺の馬も先団に行こうとするから混み合いそうだ。特に12はDanzigのクロスが入っており血統的に舞台に合っていることや斤量52kgが無視できない。10,11がそのまま残る可能性については成績や血統的にそこまで脅威ではない。
調教の数字が良い1は1枠1番で後ろにつける形だと不安だが、むしろスタートから前に出して行って5番手くらいの位置を取れれば有利はあるといったところである。ただ前が熾烈な争いになると予想されだいぶ厳しい。斤量重くなると勝てていない成績での58kgも不安しかない。

最終買い目
ワイドBOX 1,12,13,14 合計6点
総計6点

パドックを見て買い目から削る

当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
軽斤量の13が調子良さそうだったら単勝狙いも考えたいが。同様に軽斤量の12には注目。
→パドックでは1,2。全体的にあまり良く見えない。買い目に入れた12は太めに見える(+14kg)

最終買い目
ワイドBOX 1,13,14 合計3点
総計3点

エプソムCの予想と買い目

エプソムカップは東京芝1800mで行われるマイルG3。
予算は両予算の3000円。調教VTRはこちら。

【調教動画】2023年 エプソムカップ|JRA公式

調教VTR等から評価馬の抽出

  • 1エアロロノア
  • 10ヤマニンサンパ
  • 2マテンロウスカイ
  • 8フィアスプライド
  • 9ガロアクリーク
  • 7ピースワンパラディ
  • 6ショウナンマグマ
  • 5レインフロムヘヴン
  • 4カワキタレブリー
  • 15ジャスティンカフェ

10頭ピックアップ。

コース傾向を加味

東京芝1800mは最終直線の長さが特徴だが、それ以上に変則的なスタート位置が特徴。スタート後100mでいきなりカーブに入る。1枠の成績が全体的に良く勝率は3>6>8、複勝率は3>4>7>6と続く。2枠の落ち込みが目立つ。脚質は先行が有利で複勝率になると逃げが高い。変則カーブ後の長い直線を活かして大逃げできれば逃げ粘れそう。
展開についてはハナを取るのが2、番手が6、先団が5,10、中団から後ろが4,1,9,15,8,7。

前走間隔やコース適正などで個別吟味

稍重〜重馬場想定。コース距離適性は、1は阪神中京の方が成績良さそうだが輸送の関係か。10も阪神巧者の印象。2は同コースのOPで2着をどう見るか。重馬場は少し嫌いそう。7は東京の舞台では比較的好走しているがしばらく馬券内が無い。6は東京苦手そうだが。5,4はむしろ得意そう。15は掲示板内率高いが重馬場は不得意そう。
前走間隔1ヶ月程度〜以内の馬は2が中2週で不安点。7,6は1ヶ月で前走不良の芝2000。4も1ヶ月影響は軽微か。1年近くぶりの出走になるのが10,9。

オッズを見て買い目作成

枠順発表後オッズは15>3>5>2>1の人気順。戦法有利がある2は抑えたいが、一応間隔のこともあり馬券内に残れれば良いくらいの信用度。

最終買い目
ワイド 1,2,4,5,10 合計10点
総計10点

パドックを見て買い目から削る

当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
→良さそうなのは1,2,3,8,12。4,5は調子が良く見えない。

最終買い目
ワイド 1,2,5,10 合計6点
総計6点

コメント

  1. […] 【10000円開始】競馬は超難解 〜函館スプリントS&エプソムCの巻【現在-2328… […]

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