年始に10000円の資金で始めたころがし競馬企画。ころがし発動までなかなか戻れない。
前回の結果報告&振り返り
前回は北九州記念と札幌記念を対象として予想を行った。
北九州記念は調教時計出さない馬が勝ち馬。2着は初条件の馬と予想もお手上げ
北九州記念は両資金の3000円が予算。買い目12点なので各200円の合計2400円を投入。
- 暫定買い目
-
ワイド 4,14,18-1,4,11,14,17,18 合計12点
総計12点
実際の着順は15>9>1>16>2。
勝ち馬の15ジャスパークローネは1週前・当週の坂路追い切り時計がいずれも全体60秒台、ラスト1Fが15秒台ととても真面目には追っていない数字で、今回調教評価では念の為多めに12/18頭の名前を並べてみたのだがその中にすら入らないという具合だった。調教時計ベースの予想では当たる可能性がゼロ。
調教が怪しめな馬ばかりなので代わりに他の要素を材料として予想しようと試みたのだが、そうなると2着の9ママコチャなどは小倉も1200も初めてということで買い目に入れたくなくなる。15のトップハンデなども買うのを避けたい要素の積み上げになる。このように予想方法の軸を失ったまま普段であれば予想の微調整に使う要素を本材料として買い目を決めたのだが、これではサイコロの出目で買い目を決めるのとあまり精度に差は無いだろう。
普段調教ベースの予想をしているなら決して手を出すべきでないのが夏競馬だと思った。
0円回収。
札幌記念は直前で決めたワイド軸が飛んでハズレ。当初の複勝1点のままならピント合っていたと言えたか
札幌記念も両資金の3000円を予算とした。
初稿の暫定買い目が
- 暫定買い目
-
複勝1 合計1点
総計1点
パドックを見て変更した買い目が
- 最終買い目
-
ワイド5-1,3,8,10 合計4点
総計4点
実際の着順は13>10>1>6>12。
勝ち馬の13プログノーシスは例のごとく調教時計ではパッとせず拾えなかったもの。後述するが北海道芝に適用できる血統予想でも普段以上の好走が期待できる馬ではないな、と思い消してしまっていた。
2,3着の10トップナイフ、1ソーヴァリアントはそれぞれ複勝オッズで8倍、3倍とついており、5ジャックドールとのワイドにしようと思わなければ難しいレースを当てた神予想家として称賛を浴びることが出来ていただろう。では何故この2頭をピックアップしていたのかというとそれぞれ理由が異なっていて、まず初稿時点でピックアップしていた1は北海道芝のレースで困った時に用いる血統予想によるもの。北海道芝2000という条件だとLyphardかノーザンテーストの影響が強い馬が好走するが、1はこのレースに出てくる馬で唯一5代血統表内でのクロス持ちだった。まあ親がオルフェーヴルなら自動的にノーザンテースト5×4クロスになる。
その1を複勝からワイドの相手に直前で格下げしたのはパドックでの動きがあまり良く見えなかったから。対照的に良く見えた馬が2ウインマリリン、5ジャックドール、8マテンロウレオ、10トップナイフ。その中から軸を選ぶとなったとき、展開勝ちも展開残りもある5を軸に据えてしまった。5は結局ジョッキーをして「状態はいいと思っていたけど力を出しきれなかった」と総括されるような不可解な失速をして飛んでしまった。
結局このレースは馬の調子よりも馬場適正の方が強く求められるレースだったのだと思う。勝ち馬の13も、ジョッキーが「返し馬の感触がそんなに良くなかった」と回顧するようにパドックでの動きは硬かった。それでも来たのは、実は初稿の血統予想で見落としてしまっていたのだが、この馬の中にディープインパクト由来のLyphardだけでなく、Northern Dancer産駒のVictoria Starという牝馬がおり、血統をよくよく見ると母父Victoria Parkというのはノーザンテーストと同じなため実は好走しておかしくない血統の馬だった、というオチだった(全く同様に気をつけるべき要素としてゴールドシップの母母父父The Minstrelなどがいる)。
0円回収。
2レースの結果、本資金は4600円-補填分75760円の-71160円、自重しないIF記録の資金は4600円-補填分107950円の-103350円に。
両資金に5400円補填して今回の予算は6000円で。
キーンランドCの予想と買い目
キーンランドカップは札幌芝1200mで行われるG3。サマースプリントシリーズの5戦目。
予算は両資金の3000円。調教VTRはこちら。
調教VTR等から評価馬の抽出
- 12トウシンマカオ
- 2ナランフレグ
- 11ヴァトレニ
- 4キミワクイーン
- 14ナムラクレア
調教時計の情報が無い馬もいるので今回も追い切り評価は参考にならない。
コース傾向を加味
札幌芝1200mは向正面の引き込み線からスタートするワンターンのスプリント。コーナーまでは400m以上あり、直線は266mと短い。脚質は逃げ>先行>差しの順だが先行と差しは拮抗している。枠は気持ち4枠より外の方が成績が良い。内の芝が傷んでいるからだろう。
展開はハナを取るかもしれないのが11。前から4,12,14、2は最後方から。
前走間隔やコース適正などで個別吟味
良馬場想定。ピックアップ馬についてはこのコース/距離を著しく苦手にしている馬はいなさそう。
前走からの間隔も十分。
斤量は最軽量55kgに対して一頭最重量58kgが2。2にとっては慣れた斤量である。
サマースプリントシリーズで好位に付けているのは4。9,12などもここで1着を取れば優勝候補にならないこともない。
例の如く調教があてにならないので北海道芝の血統診断を適用。Nijinskyの影響の大きさなど鑑みると、
9,12>4,10>1,2,6,7,8,11,16>13という順に。
オッズを見て買い目作成
当日オッズ14>12>4>10>2。
12を軸としてワイド。
不気味なので7カイザーメランジェは複勝で張っておく。
- 暫定買い目
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ワイド 12-4,9,10 合計3点
複勝 7 合計1点
総計4点
パドックを見て買い目から削る
当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
→雨が降って重馬場になってしまった。こうなると優先されるのはNijinskyよりもMr. Prospector。
4,5,7,8,9,10,12,16あたり。
- 最終買い目
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ワイド 12-4,5,8,9,10,16 合計6点
複勝 7 合計1点
総計7点
新潟2歳Sの予想と買い目
新潟2歳ステークスは新潟芝1600mで行われるG3。
予算はIF資金の3000円。調教VTRはこちら。
調教VTR等から評価馬の抽出
- 4ルージュスタニング
- 5ルクスノア
- 2ヴァンヴィーヴ
- 3エンヤラヴフェイス
- 10ヒヒーン
- 1ホルトバージ
- 9シリウスコルト
2歳戦なので調教の内容を競馬で発揮できるかは全く保証されないが、4,5は優秀な時計が出ていた。
コース傾向を加味
新潟芝1600mは向正面スタートのワンターンマイル。コーナーまで長く最終直線も長い。脚質は後方有利。枠は大体フラット。強いて言えば1枠は勝てはしないが複勝率は高い。
展開はハナを狙っていきたいのが6ショウナンマヌエラ。1戦しか走っていない馬がほとんどで大体番手〜先団くらいの位置から勝っているが、1は中団から、9,2は後ろからで勝っている。
前走間隔やコース適正などで個別吟味
良馬場想定。4は調教や前走の映像を見ると右にもたれる。前走中京では実力で押し切った感あるが左回りはどうだろうといったところ。
特に短すぎる間隔の馬はなし。
オッズを見て買い目作成
当日オッズでは4>12>3>11>10。
- 暫定買い目
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ワイド4-1,2,5,9,10 合計5点
総計5点
パドックを見て買い目から削る
当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
→パドックでよく見えたのは1,2,4,6,8,11
- 最終買い目
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ワイド4-1,2,6,10,11 合計5点
総計5点
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