【10000円開始】競馬は超難解 〜スワンS&アルテミスS&天皇賞(秋)の巻【現在-70950円】

おうまさんレース 競馬のこと

10000円から始めた競馬予想企画。
今回は菊花賞のレース回顧部分がとても長いのでいつも以上に見出しからのジャンプ推奨。なんならここをクリックして直接飛んでくれてもよし。

前回の結果報告&振り返り

前回は富士S&菊花賞を対象として予想を行った。

【10000円開始】競馬は超難解 〜富士S&菊花賞の巻【現在-70950円】
年始資金10000円から始めた競馬予想企画。 先週秋華賞、本命予想のリバティアイランド複勝が的中!!神予想が読めるのは当連載だけ!!とか嘯いておこう。 前回の結果報告&振り返り 前回は府中牝馬S&秋華賞を対象として予想を行った...

富士Sは軸2頭ワイドと複勝がハズレ

富士ステークスの予算は両資金の3000円。

最終買い目
ワイド 3,5-1,3,4,5,6,11 合計9点
複勝 1 合計1点
総計10点

実際の着順は6>9>4>7>2。ワイドの軸2頭を固定せず調教評価5頭のワイドBOXにしていれば4-6の目は当たっていた。もっとも収支は取り紙になるけれども。
複勝買いをした1ユニコーンライオンについては、追い切りピックアップに入ってこないうえに久しぶりの8F戦、久しぶりの東京と本来であれば外したい条件の重なりがあったのだけれども、明確に逃げそうな馬が今回この1頭であったことと相手関係でこの馬よりも上位の馬はこのレースを無理に取らなくても良いという状況を加味してオッズ10倍以上ならひとまず抑えておこうとなったもの(ワイドまで欲張ったのは悪手だった)。実際のレースでは11ダノンタッチダウン横山Jにハナを取られ良いところがないまま9着に沈んだ(11は11着)。”この馬よりも上位の馬は〜”という部分の前提についても、モレイラJへの乗り替わりで毎回不利を被って勝ちきれない馬との評価を払拭したかった勝ち馬の6ナミュール、馬具を変えて右回り専との評価を払拭したかった4ソーヴァリアントなどそれぞれこのレースにテーマがある馬が結果を求めにきており、よくある空き巣が成功しやすいステップレースではなかった。レース結果を見て納得する他無い。
あとはそもそも直線が長い東京コースで逃げ馬を買い目に入れてしまっているところが見直したい部分である。ここ数年強い逃げ馬がコース不利をものともせず逃げ残るレースを多く見てきたのでつい一発があることを期待してしまうのだが、そういった馬は追い切り時計ベースのピックアップでも浮上してきていた筈である。東京の重賞はまだしばらく続くのでこの辺りの感覚を微修正したい。
0円回収。

菊花賞は馬連1点が当たりプラス回収

菊花賞は両資金の3000円が予算。

最終買い目
馬連 7,11,12,15,17 合計10点
総計10点

実際の着順は17>7>14>6>8。馬連7-17の19.8倍が的中。2,4番人気の組み合わせにしては結構ついた。3連複が15.7倍でこれは取ったけれども取り紙になってしまったという人も多くいる中で賢明な選択だったかもしれない(点数はもう少し削れたかもしれないが)。
レース回顧が少し長めになりそうなので小見出しをつけてみる。重ねて言うが今週の予想をすぐに読みたい人はズズッと下にスクロールするかここをクリックして飛ばしてほしい。

菊花賞レース回顧 勝ち馬ドゥレッツァの勝因を分析

レースの全体的な回顧をしようとしても、ルメールJ騎乗の17ドゥレッツァが全部持っていったようなレースと総括できてしまう。多くの予想家の展開予想でハナを取るのが5リビアングラス、6パクスオトマニカ、もしかしたら1トップナイフや12ハーツコンチェルトと予想される中で、大外スタートからハナを取り切ったのが17だった(ちなみに1はスタートで遅れてほぼ最後方)。ジョッキーコメントでは事前のプランとは異なり馬が先行してしまったと語っているが、実際この馬がハナ奪取から道中で5,6に抜かされ下げていった場面を見て多くの人はルメールがやらかしてしまい馬券内に入るチャンスすらフイにしてしまったと感じたことだろう。
スタート直後に脚を使ってハナを取り切る作戦というのは、よく力関係で劣る馬が一か八かで取ったりするが、末脚での勝負ができる馬にとってはいたずらに体力を消費してしまう悪手であり僅差のレースでは敗因ともなり得る(だからルメールの”やらかし”に見えたわけだ)。ただスタートで脚を使ったとしても道中宥めて息を入れられさえすれば終盤ヨーイドンの戦いになったときに位置による有利が活かせる。差し馬は逃げ馬の位置を超えて先着するために同じヨーイドンのタイミングで物凄い脚を使って抜き去るか、もしくは早目に仕掛けてじわじわポジションを詰めていかないとならない。一部の怪物馬以外には後者の選択肢しか無いであろうから、逃げ馬は後続の早仕掛けの脚が止まるのを尻目にきっちりゴール板でお釣りがなくなる位置からスパートをかければ良いのだ。サラブレッドが全力疾走できる距離は3F程度だと言われている(ゆえにレースの上がり3Fがしばしば指標とされる)ので、12Fのレースだろうが16Fのレースだろうが最後の3Fを必勝パターンに落とし込める乗り方だけを考えれば良い。そうしてみると長距離レースというのはラスト3Fまでの準備期間がべらぼうに長く、序盤でイレギュラーなことがあっても巻き返しが利きやすい。ルメールは当初のプラン通りのスタートを決められなくてもすぐにラスト3Fに向けての思考に切り替えられた筈だ。
2週目向正面の入りまでハナを取り続けたドゥレッツァだが、ここでパクスオトマニカに抜かれてしまった。パクスオトマニカもラスト3Fのヨーイドンでドゥレッツァの後ろにいるようでは話にならないから、せめて上り坂が始まる前の向正面前半部分で位置を上げようと試みたのだろう。パクスオトマニカに連動する形でリビアングラスも前に行き、ドゥレッツァはゆっくりペースのまま2頭の後ろのインコースを周る権利を得た。と同時にハナでペースを作るのが元気な馬に交代したことで、差し馬はいよいよ先頭との差を詰めていかないとロングスパートでも間に合わないという状況ができた。この交代劇を見て何頭かの馬が外から捲り上げていき、それに呼応して後ろの馬群もバラバラと動き始めた。このポジション調整が後手後手になったことで既に上り坂に差し掛かり始めているにも関わらず動かしていかざるを得ない馬が多かった。
ラストの直線、ドゥレッツァの眼前に居たのはリビアングラスである。ノースヒルズのキズナ産駒ということで、長距離を走っても垂れない、かつ決め手となる末脚が無いということでその姿は天皇賞・春のディープボンドともダブったことだろう。あとはいつも通り仕掛けの目標にして馬体を寄せてから抜き去れば良い。結果、スタート直後にハナを奪った馬とは思えない上がり1位の脚を見せつけて、”差し”競馬をやってのけた。
よく欧州の競馬はスタートから馬群を密集させて動きラストにヨーイドンをするだけと評されるが、長距離レースにおけるルメールの欧州人的な割り切りがプラン通りのスタートにならなかった今回のレースでも良い方向に働いたのではないだろうか。日本人のジョッキーだとどうしても道中の細かい位置取り、有力馬同士の牽制のし合いなどで馬を動かしてしまうが、道中はむしろ何もやらず馬にストレスを与えないで終盤まで持っていくことの方がベーシックな騎乗であり、それを当たり前に出来た事で差がついたのかもしれない。このレースはルメールが”奇策”を見せたレースではなく、不測の事態が起きた際の次善策への切り替えと基本に忠実な騎乗を見せたレースだったと捉えたい。

菊花賞レース回顧 4着馬リビアングラスについて

4着馬のリビアングラスは、2020年生まれの馬でデビュー前から個人的に最も注目している馬だった。注目していた理由はPOG動画に出てきた馬体が立派だったからなのだが、陣営評価がディープボンドと似た大跳びのキズナ産駒というものだったこともあり必然クラシック期における目標は菊花賞になるであろうと思われた。
その菊花賞では結局この馬を買い目に入れなかった。前走逃げ勝った阿賀野川特別の走りを見ても展開によっては充分紐として考えられるくらいの能力は見て取れたのだが、不安要素としてどのレースでも直線で加速しようとするとヨレてスムーズにいかないという欠点があった。この欠点は阿賀野川特別のようなクラスでは致命的にはならないものの、G1レースではそこを突かれて後ろから来る馬達の格好の目標になってしまうのでは?という懸念から流石に馬券内に入る好走もないのではないかと考えたのだ。特に今回鞍上はこの馬のデビュー戦のみ騎乗して4着になった坂井Jであり、前走乗った吉田豊Jや2走目から乗り替わり3走走って2回勝たせている鮫島Jではない。馬の癖が出た際の対処という意味でもほぼテン乗りのような騎手では期待できないのではないかと鞍上が発表された際には幾分ガッカリしたものだ。
実際のレースでは4コーナー一番手で回ってきたリビアングラスは直線でやはり目標になり3頭に抜かれ4着でフィニッシュした。直線だけを見るとやはりヨレている。フォトパドックではこの馬の前脚に比べて貧弱な印象ある後脚(そのためこの馬が走っている写真を見るとまるでウサギのように見える)が前走時よりも多少改善したか、と思われたのだがヨレてしまうのは変わらないようだった。
4着という結果が騎手の功績なのかあるいは騎手によるマイナスが出たのか判断は難しいが(見せ場はあるレースだった)、クラシック4着という結果をふまえてこの馬の厩舎での扱いも向上してくれるだろうと思いたい。これがもし掲示板も遠いような結果だったら来年の扱いは同厩舎の有力馬が出る際のラビットと区別がつかない扱いで終わっていたであろうから。

菊花賞レース回顧 2着馬タスティエーラについて

2着のダービー馬タスティエーラについては、京都3000mという舞台での適性をソールオリエンスよりも評価していた。というのも胴長で無駄の無い馬体が過去の菊花賞2着、天皇賞・春1着馬であるレインボーラインにも似ていたからだ(血統的にはどちらにもノーザンテースト、フレンチデピュティが入っているが、そこまでの共通点は無い)。
実際のレースでは道中馬群の後ろ目に位置し、2周目向正面の位置取り上げには付き合わず、外に振り切れるソールオリエンスを尻目に残り3Fあたりでスパートをかけた。結果勝ち馬には追いつけなかったが上がり3Fではソールオリエンスを引き離して2位。鞍上のモレイラJもまた基本に忠実な騎乗であったと思う。
ただこの馬自体の長距離適性がどうなのかというと、他馬より遅めに仕掛けたにも関わらず最後は脚がいっぱいいっぱいであったように思う。ステイヤーというよりは下り坂から最後の平坦な直線に入る京都コース限定の適正であると思うし、距離が3200mに延びる天皇賞・春に出てきたら狙うべきではない馬だと感じた。
5940円回収。

両レースの結果、本資金は9940円-補填分80950円の-71010円、自重しないIF記録の資金は9940円-補填分120930円の-110990円に。
今回の予算は両資金に60円補充した6000円で。

スワンSの予想と買い目

スワンステークスは京都芝1400mで行われるG2。1着馬(地方所属馬は2着馬まで)にマイルCSの優先出走権が与えられる。
予算は両資金の2000円。調教VTRはこちら。

【調教動画】2023年 スワンステークス|JRA公式

調教VTR等から評価馬の抽出

  • 15ララクリスティーヌ
  • 9アヴェラーレ
  • 2ルガル
  • 3ウイングレイテスト
  • 18ロータスランド
  • 11カイザーミノル
  • 4トウシンマカオ
  • 8グレナディアガーズ
  • 17サブライムアンセム
  • 5タマモブラックタイ
  • 12ルージュスティリア

11頭ピックアップ。

コース傾向を加味

京都芝1400mは向正面スタートで3/4周を回ってくるコース。最初のコーナーまで長くコーナー手前は上りで以降は下り&直線。最終直線の長さは404m。脚質は逃げが例は少ないものの勝ち馬を輩出し易い。続いて差し、追込と続き先行の成績はあまり良くない。枠は7>2>6枠と勝ち馬を出している。複勝率では各枠あまり差がないが、若干3,4枠が死に枠になっているきらいもある。
展開は積極的にハナを取りたい馬が見当たらないが2,18,12,3,8,5このあたりがスタートから番手先団を目指すはず。18は今回の鞍上の時にいつも出遅れているがポンと出てハナを取ったら面白い。以下中団が15,11,4,9,17。

前走間隔やコース適正などで個別吟味

良馬場想定。コース適正は京都芝1400で走ったことのある馬が少ないが、2は一応京都で全連対。9は右回りの経験が1走のみ(15着)。3,12は1F距離短縮。4も久しぶりの1400(延長)。
前走からの間隔、1ヶ月以内の馬は17,5,12。12は間隔空いた方が良いかもしれない。
優先出走権が嬉しいのは2,11,17,5,12あたりか。17はマイル戦が主戦場なのでここに純粋に権利を取りに来ている可能性がある。

オッズを見て買い目作成

当日昼オッズで9>2>8>1>4の人気順。

暫定買い目
ワイドBOX 2,4,8,15,17 合計10点
総計10点

パドックを見て買い目から削る

当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。

アルテミスSの予想と買い目

アルテミスステークスは東京芝1600mで行われる2歳牝馬限定のG3。
予算はIF資金の2000円。調教VTRはこちら。

【調教動画】2023年 アルテミスステークス|JRA公式

調教VTR等から評価馬の抽出

  • 8サフィラ
  • 2ショウナンマヌエラ
  • 1ライトバック
  • 9スティールブルー
  • 6ミエノブラボー
  • 4チェルヴィニア

6頭ピックアップ。

コース傾向を加味

東京芝1600mは向正面スタートで3/4周を周ってくる。最初のコーナーまで長く、最終直線は525m。
脚質は追込は勝率が高いがピンパー。先行差しはやや先行が有利くらい。逃げは不利。
枠は8枠が一番勝っていて6,7枠も優秀。開催週の関係もあって少頭数の6枠より外くらいの方が馬場が荒れていないのかもしれない。
展開は参考レースが少ないので精度は低いがハナを取るのが2,4あたり、先団が8、中団から後ろが9,6,1。

前走間隔やコース適正などで個別吟味

良馬場想定。コース適性は東京芝1600を走っている馬が少ないので不明。一応4はデビュー戦で走っているがその時は2着(1着ボンドガール)。
前走間隔1ヶ月以内は、8がちょうど一ヶ月くらい。

オッズを見て買い目作成

当日昼オッズは4>8>1>9>10。

暫定買い目
ワイドBOX 1,2,4,6,8,9 合計15点
総計15点

パドックを見て買い目から削る

当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。

天皇賞(秋)の予想と買い目

天皇賞(秋)は東京芝2000mで行われるG1。
予算は両資金の2000円。調教VTRはこちら。

【調教動画】2023年 天皇賞(秋)|JRA公式

調教VTR等から評価馬の抽出

  • 10ジャックドール
  • 4ダノンベルーガ
  • 3ドウデュース
  • 7イクイノックス
  • 9プログノーシス
  • 8ヒシイグアス
  • 6ジャスティンパレス
  • 11アドマイヤハダル
  • 5ガイアフォース
  • 1ノースブリッジ

11頭出るレースで10頭ピックアップしてもしょうがないような気もするが。
10が評価S。その下9までの4頭が評価Aといったところか。

コース傾向を加味

東京芝2000mは引き込み線スタートですぐコーナーがあり最終直線は525m。
脚質は先行>差しの順で勝率が高い。逃げの勝ち馬はいないが複勝率で見ると逃げ残りもちらほらある。
枠は4枠の勝率が高い。引き込み線スタートということで外枠の成績が壊滅的になるイメージがあるがフルゲート割れすることもありということで若干の凹みがある程度。むしろ2枠の成績が悪い。
展開はハナを取るのが10、番手が1,6、先団〜中団が11,5,8、後ろが4,3,7,9。

前走間隔やコース適正などで個別吟味

稍重馬場想定。コース適性東京芝2000で好走歴があるのが10,4,7,8,1、東京芝とするなら3、東京初めてなのが9(左回りは問題なさそう)、凡走歴あるのが6(左回りは問題なさそう)。5は東京経験は安田記念4着のみ(評価が難しい)。
前走からの間隔1ヶ月以内なのは11が3週間で間隔短いと凡走気味。5,1は4週間。
有力馬でもここをメイチに調整してくるか?というところは疑問なので当日馬体重やパドックなどで評価したい。
ちなみに雨の影響で馬場が渋った場合を考えると若干下げたいのが10、4?、3?、8、11。逆に5,1あたりは恩恵があるかも知れない。

オッズを見て買い目作成

当日朝オッズは7>3>9>4>10。
10ジャックドールがハイペースで逃げて1ノースブリッジが追走する形になるだろうか(昨年パンサラッサとバビットの関係)。もしノースブリッジの手応えやゲート次第で前に入れる馬がいれば利を得そうである。というところで6ジャスティンパレスなどを評価したいのだが、普段と違う前目の位置につけてくる馬がいれば隊列はわからない(5ガイアフォースや9プログノーシスあたりがどうかというところ。7イクイノックスも)。
展開で留意しておきたいのは、10は逃げそうな馬だけれども末脚もあるということ。昨年同レースで4着になった際は差し馬で先着したのはいずれも斤量が2kg軽い馬である。今年は全馬斤量差がなくなった。そうなると今年は控える競馬を選択したとしても順位を上げてくるのではないだろうか。

暫定買い目
ワイド 10-1,5 合計2点
総計2点

パドックを見て買い目から削る

当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
→当日の東京芝の傾向だが、Bコース変わりということもあり内は全然綺麗である。内外の馬場差がないため外差しの有利がない。余程のことがない限り10を馬券の軸に据えて良いはず。
パドック良いのは9,10,11。

最終買い目
単勝 10 合計1点
ワイド 10-7,9 合計2点
総計3点

コメント

  1. […] 【10000円開始】競馬は超難解 〜スワンS&アルテミスS&天皇賞(秋)の巻… […]

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