予算10000円から始めた競馬予想企画。
前回の結果報告&振り返り
前回は東スポ杯2歳SとマイルCSを対象として予想を行った。
東スポ杯2歳Sは異例の3連複BOX35点が当たり
東スポ杯2歳ステークスの予算上限はIF資金の3000円だが、買い目は異例の35点になったので各100円の3500円。
- 暫定買い目
-
3連複BOX 1,3,4,5,6,7,8 合計35点
総計35点
実際の着順は7>1>3>5>4。3連複1-3-7の127.6倍が当たり。4>8>2番人気の順で来たのでオッズがついたようだ。
調教評価ピックアップに入らなかったため1番人気のルメールJ騎乗9フォルラニーニを切ったのだが、はたして直線で鞍上が追うのを止めるほど手応えが悪く8着に終わった。ただ全体的に調教を反映した着順のレースというわけではなく、ピックアップ7頭のうち1着の7シュトラウスは6位、2着の1シュヴァルツクーゲルは7位とピックアップ頭数が偶然7頭でその7頭で愚直に3連複を作ったため取れた馬券だった。
コース適性などの判断材料が2歳戦なので乏しく様々なアプローチで予想精度を上げようと試みた。上位2頭が移動の少ない美浦の厩舎所属であることは把握していたし、当日レースの血統傾向でStorm Cat持ちが有利であろうとも予測していた(1,5,8)。またパドックから2,9,4を落としたいと思うなど、レース結果を見ればそれらのアプローチはちゃんと対応していたね、と言えるのだが、やはり2歳戦のまぎれを思うと35点の買い目から減らす勇気は持てなかった。
12760円回収。
マイルCSは絞った買い目で人気上位が飛んでハズレ
マイルチャンピオンシップの予算は両資金の3000円。
- 最終買い目
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ワイド 7-11 合計1点
複勝 8 合計1点
総計2点
実際の着順は16>1>5>7>6。1番人気の9シュネルマイスターは7着、買い目に入れた2番人気の11セリフォスは8着だった。複勝で狙った8ソーヴァリアントも12着と全ハズレ。
7と11は調教の時計が抜けていたためまず来るものと思ってワイドの買い目にしたのだが、11は4コーナーで外を回して早めに仕掛けたものの、直線を向いたところで進路上に荒れた馬場を嫌って外に寄せてきた14バスラットレオンが現れ仕掛けが中途半端になってしまった。手ごたえ自体もあまり良くなかったので進路があったとしても馬券内に入ったかどうか怪しいが。7はその11の後ろをつけて直線に入り躱してからジワジワと伸びたが幾分エンジンのかかりが遅かったように見える。
勝ち馬16ナミュールは道中最後尾から直線も半ばに入ってから一気の脚で差し切った。調教評価は10頭ピックアップの10番目だったのだが、パドックでは他馬の体型と比べてまさにマイル戦を瞬発力で勝つ馬といったようなコロンとした体型で足運びも一番良く見えた。それに加えてただ1頭斤量有利とプラス面があり買い目に入れるべきだったのかもしれないが、マイナス面として短い出走間隔では成績を落としがちというデータもあり帳消しにして候補から外してしまった。
2着の1ソウルラッシュも調教3位と結果が出てみれば何故買い目に入れなかったの?と思うような馬だったのだが、当日の馬場が内4頭分くらいが悪いという状況をふまえて最内の前目ポジションで進めるであろう1は買えない、と判断した。実際はあまり良くないスタートから無理に前目に出さず先行集団の最後尾につけて、直線ではそれらを縫うように交わしてちゃんと5頭目のポジションを通ってきた。騎手の上手さと偶然良いところに位置取れたことと好走の要因は半々くらいだろう。ただモレイラJの場合にこういうこともあり得ると覚えておきたい。
0円回収。
両レースの結果、本資金は7000円-補填分90700円の-83700円、自重しないIF記録の資金は16760円-補填分117370円の-100610円に。
今回の予算は本資金に3000円補充した6000円で。
京都2歳Sの予想と買い目
京都2歳ステークスは京都芝2000mで行われる2歳馬限定G3。地方馬は2着以内に入ればホープフルステークスの優先出走権が与えられる。
予算はIF資金の2000円。調教VTRはこちら。
調教VTR等から評価馬の抽出
- 7ギャンブルルーム
- 9ホウオウプロサンゲ
- 10プレリュードシチー
- 14カズゴルティス
- 2ルカランフィースト
- 6パワーホール
- 8コスモエスメラルダ
- 13サトノシュトラーセ
- 12ディスペランサ
9頭ピックアップ。正直抜けた時計の馬はいないというか、ここに入れていないものの1番人気5シンエンペラー、4番人気1オールナットなども含めてどの馬が来てもおかしくない。
コース傾向を加味
京都芝2000mはスタンド前スタートの内回り1周コース。最終直線は328m。脚質は勝率は先行、複勝率も逃げ先行が高い。2歳戦のデータなので当然当てにならないが。枠も少頭数になりがちなのもあり傾向はあまりない。
展開は参考レースが少ないので隊列の予想が難しいが、ハナをとったレースもあるのが1オールナット、14,9,6あたり。明確に後ろから行きそうなのが12。
前走間隔やコース適正などで個別吟味
良馬場想定。コース適正は判断材料に乏しいが京都芝2000で勝っているのは13(重馬場)と1オールナット。芝2000に広げると10(東京。京都芝2000の新馬戦はオールナットの2着),14(阪神稍重),8(東京),12(阪神)。
前走からの間隔、1ヶ月以内の馬は10,8,5シンエンペラーが3週間。
今回美浦所属の馬は2,8,11。
オッズを見て買い目作成
当日昼オッズで5>7>9>1>13の人気順。
当日芝レースの血統傾向も特に無さそう。
正直決め手になる判断材料がない”見”にすべきレース。
- 暫定買い目
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複勝 8,10,14 合計3点
総計3点
パドックを見て買い目から削る
当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
→パドック映像を見た結果、全体的に足取りが良い馬が多い中で複勝オッズがつきそうなので暫定買い目に入れた14あたりは落としたくなる。2歳戦だが堅めの決着はあるかもしれない。6パワーホールの臀部の肉付きが良い。
- 最終買い目
-
複勝 6 合計1点
総計1点
京阪杯の予想と買い目
京阪杯は京都芝1200mで行われるG3。
予算は両資金の2000円。調教VTRはこちら。
調教VTR等から評価馬の抽出
- 10ルガル
- 16ヴァトレニ
- 18トゥラヴェスーラ
- 15エクセトラ
- 2ビッグシーザー
- 12モズメイメイ
- 6エイシンスポッター
- 3シングザットソング
- 9グレイトゲイナー
9頭をピックアップ。上位2頭は坂路のラスト1F時計が良い。12モズメイメイまでは次点といった感じ。
コース傾向を加味
京都芝1200mは向正面スタート。最初のコーナーまでは300m程度だがすぐに上り坂に入る。最終直線は328m。
脚質は勝率は逃げが断然優位。最初にポジションを取ってしまえば後は下り坂 + 短くて平坦な直線なので脚が足りなくなることもない。枠はわかりやすく内枠有利で勝率は2枠までが高く、複勝率は4枠までが高い。
展開はハナを取りそうなのが17トウシンマカオ,10,12あたりか。番手先行が16,9,2,3、中団〜後ろが15,18,6。
ただし乗り替わりも10,15,12と多いため実際のポジションが過去走に倣っているとは限らない。
前走間隔やコース適正などで個別吟味
良馬場想定。コース適性、京都が初めてなのは16。
前走間隔1ヶ月以内の馬は10,15が1ヶ月、12,9が3週間。9は若干短い間隔で成績を落とす傾向。12ももしかしたら(サンプルが少ない)。
オッズを見て買い目作成
前日オッズは10>5>2>17>6。
- 暫定買い目
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ワイドBOX 2,10,15,16,18 合計10点
総計10点
パドックを見て買い目から削る
当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
ジャパンCの予想と買い目
ジャパンカップは東京芝2400mで行われるG1。
予算は両資金の2000円。調教VTRはこちら。
調教VTR等から評価馬の抽出
- 1リバティアイランド
- 5ドウデュース
- 15ショウナンバシット
- 3タイトルホルダー
- 2イクイノックス
- 17スターズオンアース
- 14ディープボンド
- 8パンサラッサ
- 9ヴェラアズール
- 16インプレス
10頭ピックアップ。評価第一群となるのは上位2頭。8パンサラッサはウッドの時計は凡庸だが坂路のラスト1Fは優秀。そんな馬だったか?と思いそうになる。
コース傾向を加味
東京芝2400mはスタンド前スタートで1周周ってくるコース。最初のコーナーまでほどほど長く、最終直線は525m。
脚質は逃げ先行差しともにフラット(複勝率になるとやや逃げは落ちるが)。
枠は1枠が断然有利。複勝率で見ると5枠より内側が良さそうだ。
展開はハナを取るのが8,3、先団〜中団が1,14,15、後ろが5,2,17,9,16。
2イクイノックス、1リバティアイランドともに後ろからでも差しきれるが、前目につけてそこから上がり最速の脚を使うといった作戦でも勝っており位置取りのオプションについては前目と後ろの2パターンあると思われる。今回どちらを採用するかというと、距離の事も考慮すると後ろにいて直線で大逃げ馬を捕まえつつライバルをちぎるための脚をじっと溜めたいのではなかろうか。ということで隊列予想では後ろにした。なお実力差などで集団から離れた後ろを走る馬はいると思うので、この隊列予想で後ろと表現しているのは大体12〜13番手を最後尾としたときの後ろである。
前走間隔やコース適正などで個別吟味
稍重〜良馬場想定。コース適性、東京2400を連対しているのは1,5,2,17,9。全てG1である。東京がダービー以来なのは15,3,14,東京2000ならば全連対しているのが8。16はリステッドで1走東京2400を走っているが10着。左回り不得意をわずかに疑いたい。
前走間隔1ヶ月以内の馬は前走天皇賞・秋組(5,2)。どちらも(ニエル賞→凱旋門賞など参考外のレースを除けば)1ヶ月以内の間隔は初めて。
斤量差は最軽量が1リバティアイランドの54kg。56kgは13クリノメガミエース,15ショウナンバシット,17スターズオンアースの3頭。パンサラッサ大逃げの天皇賞・秋で捕まえられたイクイノックスは斤量が2kg軽かったという事実も参考にしたい。
オッズを見て買い目作成
前日オッズでは2>1>5>3>17。
隊列の予想は悩みどころだが、内枠の3タイトルホルダーが8パンサラッサを待ちつつ番手を狙っていく関係上いつもより出だしから追わない可能性があり、それに8の出遅れなどが重なると14ディープボンドがハナを取ってしまう可能性が若干ある。そのケースならばうまくいけば14は馬券内に粘ることもありそうである。14はこのレースは久しぶりに好適条件でないレースで結果も期待されていない。普段とは違う思い切った作戦を試せる場であることは事実。
それよりもノーマルなケースでは、8がハナを取って番手の3に14が絡む構図か、3がハナを取って14が番手になり途中でペースを緩める逃げになる。
- 暫定買い目
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3連複BOX 1,2,3,5,14,17 合計20点
総計20点
パドックを見て買い目から削る
当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
→馬体重変動、1リバティアイランドの-6kgは陣営のここを目指して秋華賞を叩いたという発言と整合性がある。2イクイノックスは+4kg。大幅減よりはマシだが、若干次走狙いが見え隠れするような気も。5ドウデュースも次走を見て残している感じだが前走よりは絞れていてよほど良い。14ディープボンドは-14kg。これは来る気が全くしなくなった。
パドック映像で一番よく見えたのは8パンサラッサ。5ドウデュースも相対的には良い。1は少し馬体の怖さが減って見えるかも。
- 最終買い目
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3連複BOX 1,2,3,5 合計4点
馬連 1-3,5,9,10,17 合計5点
ワイド 2-8 合計1点
総計10点
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