年始に資金10000円で始めた競馬企画。夏競馬がようやっと終わったと言うべきか。
前回の結果報告&振り返り
前回は札幌2歳S&小倉2歳S&新潟記念を対象として予想を行った。
札幌2歳Sは微マイナス
札幌2歳ステークスの予算はIF資金の2000円。買い目は最終的に6点になったので各300円の合計1800円を投入。
- 最終買い目
-
ワイドBOX 1,4,6,8 合計6点
総計6点
実際の着順は4>8>7>3>5。ワイド4-8の目が的中したが5.9倍なので微マイナス。
例の如く北海道芝の競馬は調教が当てにならないので血統だけを頼りに予想。事前に一応良馬場用の予想と先週のような荒れ馬場用の予想の2パターンを考えていたのだが、当日の札幌芝レースを朝から追っていると分かり易く荒れ馬場の血統が来ていた。良馬場での本命6ウールデュボヌールは一応買い目に残しつつMr. Prospectorの影響が強い3頭とのワイドBOXにした。結果追加した3頭の内から4セットアップと8パワーホールが1,2着を取り、下馬評の高かった1番人気の9ガイアメンテは6着に沈む。馬場適性が強く問われるレースだったこともあり、このレースで沈んでしまった期待馬達も評価を下げる必要は全く無いだろう。北海道芝の雨が降った後の最終週の馬場なんてどうせ年に2回(函館・札幌)しかない。
1770円回収。
小倉2歳Sは血統傾向反映して直前で買い目を変更してハズレ
小倉2歳ステークスはIF資金の2000円が予算。3点なので各600円の計1800円で勝負。
- 最終買い目
-
馬連BOX 6,7,10 合計3点
総計3点
実際の着順は10>9>5>7>2。
当初の買い目は複勝6,9,10の3点であったためそのままにしていれば複勝9の1.5倍と複勝10の2.0倍が当たっておりプラスになっていた。買い目を変更&馬連にアップグレードしたのは当日同条件のレースをチェックしてMr. Prospector持ちの馬券内が多かったため9ミルテンブルクを疑問視し、7ビッグドリームを絡めてマイナスにならない馬券を作ろうと張り切ったためだった。実際7は4着なのでそこまで外れていないのだが、調教評価的には9が3番手評価と上であったため買い目から外すほどのことはなかった。北海道芝のクセでつい調教は度外視、血統こそ信頼すべしという見方をしてしまっていたが、北海道芝はそれが極端に出やすいフィールドだからこそそれが正義になるのである。夏競馬で狂わされたバランスを秋に向けて修正しないといけない。
0円回収。
新潟記念は単勝と複勝が的中
新潟記念は両資金の2000円が予算。
- 最終買い目
-
単勝 3 合計1点
複勝 4,6,9 合計3点
総計4点
実際の着順は3>9>8>13>11。単勝3の5倍と複勝9の5.5倍が的中。
積極的に逃げたい馬がおらず展開がどうなるか想像のつかないレースだったが、大方の予想で逃げると見られていた11バラジが逃げず7フラーズダルムがハナで進んだ。このレースは展開を決め打ちで考えず調教時計、枠、斤量など総合的に有利な3ノッキングポイントの単勝を選んだのだがかえって良い結果になった。9ユーキャンスマイルも、調教時計がそれほど悪くなく新潟出走時の成績が全連対&全上がり最速というデータをもとに買い目に入れたのだが、近走成績を全く裏切る2着入線だった。いずれも複数のポジティヴ要素の複合で選択できた買い目。
5250円回収。
2レースの結果、本資金は13250円-補填分76560円の-63310円、自重しないIF記録の資金は11420円-補填分114750円の-103330円に。
今回の予算は6000円で。
紫苑Sの予想と買い目
紫苑ステークスは中山芝2000mで行われる3歳牝馬によるG2。秋華賞のトライアルレースとなっており3着までの馬に優先出走権が与えられる。
夏競馬まで3歳戦は過去走のデータが少ないためIF資金のみ投入していたが、今週からは2歳限定戦をIF資金で、3歳以上は本資金&IF資金でと改めたいと思う。
つまり予算は両資金の2000円。調教VTRはこちら。
調教VTR等から評価馬の抽出
- 10ソレイユヴィータ
- 3ヒップホップソウル
- 14グランベルナデット
- 17ダルエスサラーム
- 7ミシシッピテソーロ
- 8ニシノコウフク
- 16アップトゥミー
- 1ミタマ
- 2モリアーナ
- 4ワイズゴールド
10ソレイユヴィータは一週前CWのラスト1Fが10.8と抜けていたが全体タイムは凡庸。展開次第。上位4頭少し空いてそれ以外という感じ。最後の4ワイズゴールドは大井所属の地方馬で今回は不良のダート追い切りでラスト1F11.2という数字。比較が難しいが無視はできない。
コース傾向を加味
中山芝2000mはスタンド前からスタートして内回りで1周する中距離戦。最初のコーナーまでは400m程度、最終直線は293m。脚質は勝率は先行が優位。離れて差し、少し離れて逃げ。一方連対複勝率では横並び。枠は勝率では8>5>2、複勝率は5>1>8。複勝率で上から2番目の1枠は勝率では下から2番目と、着を取りに行きやすいが勝てない枠という特徴がありそうである。3枠は全てが低調な死に枠。
展開はハナを取るかもしれないのが12アマイ,4,10。そこまでハナ取り合戦にはならないだろう。以下番手〜中団が14,8、中団〜後ろが1,17,16,3,7,2。
前走間隔やコース適正などで個別吟味
不良〜重馬場想定。コース適正は中山ないし右回りが著しく苦手というデータがある馬はいない。1ミタマが中山芝1600で12着をとっているがこれは単純に出遅れだろう。距離面で不安があるのは長め疑惑がある17ダルエスサラーム、7ミシシッピテソーロ、8ニシノコウフク、4。2モリアーナも1800勝ち馬だが1ハロン延長になる。面子は実にトライアルっぽい。道悪についてはデータが少ないながら有利になりそうなのが3ヒップホップソウル、不利が7。
前走からの間隔、1ヶ月以上の馬はなし。
優先出走権は基本的にどの馬も取りに行きたいものだとは思う。
オッズを見て買い目作成
前日オッズ3>14>2>15>5。
2枠に入った地方馬4ワイズゴールドだが、一番やることが明確なのはこの馬だろう。内枠に逃げる馬がおらず、逃げたい馬も多くない。自身には少し長い距離ということもあり、ハナに立って最内の経済コースを周って3着以内の優先出走権を掴み取ってくるしかない。血統ロマン的には父母母父の位置にいるレインボーアンバーが大雨で田んぼのようになった弥生賞(中山芝2000)を圧勝した馬として有名である。1989年なので当時の芝とは全く異なるし、今回の紫苑Sが開催1日目なのに対して弥生賞は開催4日目と条件は同じではないが頭の片隅に入れて馬券が当たった際には盛大に自慢したいところである。
馬券の本筋的には不安点のない馬のワイドを。
- 暫定買い目
-
複勝 4 合計1点
ワイドBOX 3,10,14 合計3点
総計4点
パドックを見て買い目から削る
当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
→4はパドックでテンション高く周回も外側を避ける感じであまり良くない。パドックでよく見えたのは3,13。
セントウルSの予想と買い目
セントウルステークスは阪神芝1200mで行われるG2。サマースプリントシリーズの最終戦。10月頭に行われるスプリンターズステークスの前哨戦に位置付けられており、1着馬(地方馬は2着まで)に優先出走権が与えられる。
予算は両資金の2000円。調教VTRはこちら。
調教VTR等から評価馬の抽出
- 12ブトンドール
- 14スマートクラージュ
- 8アグリ
- 2ヴァトレニ
- 10ピクシーナイト
- 7エイシンスポッター
- 3レジェーロ
- 6ビッグシーザー
- 13ディヴィナシオン
- 4ドルチェモア
- 5ジャングロ
優秀な数字が多いが、上位7頭 + 4頭といった感じ。
コース傾向を加味
阪神芝1200mは向正面スタートのワンターン。コーナーまで200m程度で、最終直線は357m、高低差2mの急坂を含む。脚質は逃げ先行有利。その中でも勝率は逃げが高く、複勝率になるとそれほど変わらない。枠の成績は勝率は8>5>2、それぞれ段階的に差がついている。複勝率は8>4>2。勝率が凹んでいるのは7>6>3、複勝率だと3>1の順で凹んでいる。
展開はハナを取るかもしれないのが5,11テイエムスパーダ、番手〜先団が8,14,2,10,6,3,4、中団から後ろが12,13,7。
前走間隔やコース適正などで個別吟味
良馬場想定。コース適性については8は少し短いかも。阪神芝1200はどうだろう?という感じの2。2ハロン距離短縮が未知数な4。阪神芝1200の条件で勝っているのが14,7,6,5しかいない。
前走間隔は2が2週間、3が3週間。
優先出走権を狙っていきたいのは12くらいか。
サマースプリントシリーズ優勝に届きそうな馬はなし。
オッズを見て買い目作成
前日オッズでは6>8>5>10>14。
不安点が無さそうなのが14しかない。買い目は直前にオッズを見て膨らませるかも。
- 暫定買い目
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複勝 14 合計1点
総計1点
パドックを見て買い目から削る
当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
→当日同条件のレースはないのだが、芝レースのほとんどでハナに立った馬が勝っている。
→14の+12kgが不安。パドックでも太い。10も太い。逃げ馬ということで候補にしようとした5は若干元気が無い。パドック良く見えるのは1,2,3。
- 最終買い目
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複勝 2,3 合計2点
総計2点
京成杯AHの予想と買い目
京成杯オータムハンデキャップは中山芝1600mで行われるG3。サマーマイルシリーズの最終戦。
予算は両資金の2000円。調教VTRはこちら。
調教VTR等から評価馬の抽出
- 10ウイングレイテスト
- 8アスクコンナモンダ
- 2ソウルラッシュ
- 5インダストリア
- 6シャイニーロック
- 9ラインベック
9ラインベックの数字は栗東CWでラスト1Fが12.0と一段劣るが全体時計は78.5と優秀。大逃げするならば注意したいというピックアップである。
コース傾向を加味
中山芝1600mは左手のポケットからスタートして外回りを使うコース。スタート位置がほぼ左手コーナーの途中でありスタートから経済コースの選択が有利になる。最終直線は310m。
脚質は勝率で見ると逃げ先行がほぼ同率で差しより一段勝る。これが連対率になると逃げがひとり勝ちで、複勝率では3脚質にそれほど差がない。解釈が難しいが少なくとも連対圏に逃げが残る展開は起こり易いと捉えたい。
枠の勝率は5>2>7>1>6の並びで特に5枠が抜けて高く、2枠も他の枠より高い。複勝率では2>5>7>1となり2枠と5枠の位置付けが逆転する。
展開はハナを狙ってくる可能性があるのが7グラニット、6。以下番手先団が9,10、後ろが8,2,5。
前走間隔やコース適正などで個別吟味
重馬場想定。コース適正は中山芝1600の巧者と言えるのが5。6は中山が初めて。
重馬場がプラスになりそうなのが2、重くなりすぎた場合少し疑問符がつくのが9。
前走間隔1ヶ月が9。成績を見ると1ヶ月程度〜以内での出走で成績を落としている。
斤量は最も重いのが2の59kg、次点58kgが5、最軽量は7の51kg、次点11の52kg。過去開催を見ても軽ハンデが勝つレースではないが、上下8kgの斤量差は前代未聞である。
サマーマイルシリーズの成績は4メイショウシンタケが2位につけており、掲示板内ならば単独優勝になる可能性がかなり高い。9ラインベック、10ウイングレイテストは最低でもここは勝利が必要。
オッズを見て買い目作成
前日オッズでは2>5>8>9>10。
順当に人気通りの決着になりそう。あまりに手を出しづらい。
- 暫定買い目
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複勝 2 合計1点
総計1点
パドックを見て買い目から削る
当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
→当日馬場は良馬場。重馬場適性については考慮しなくて良くなった。
当日同条件の2レースはいずれも5枠のルメールの馬が勝っている。パドックは少し固い。
- 最終買い目
-
単勝 5 合計1点
複勝 10 合計1点
総計2点
コメント
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