年始予算10000円で始めた競馬予想企画。
前回の結果報告&振り返り
前回はスワンS&アルテミスS&天皇賞(秋)を対象として予想を行った。
スワンSはワイドBOXが全ハズレ
スワンステークスの予算は両資金の2000円。
- 暫定買い目
-
ワイドBOX 2,4,8,15,17 合計10点
総計10点
実際の着順は3>15>18>2>16。馬券内の3頭の人気が10,6,11番人気と荒れたレースになったが広めのワイドも的中せず全ハズレ。
調教評価では15>9>2>3>18の順で評価していたのでそのまま買い目にしていれば当てられたと悔やまれる。2ルガルが出遅れから捲って4着に入ったのだが、ゴール板前で首の上げ下げで18に差されており臍を噛んだ。それにしても調教評価どおりに来て馬券が取れていない時はこたえる。
0円回収。
アルテミスSはワイド3点当たるも取り紙
アルテミスステークスはIF資金の2000円が予算上限。15点なので各100円の1500円。
- 暫定買い目
-
ワイドBOX 1,2,4,6,8,9 合計15点
総計15点
実際の着順は4>8>9>1>2。こちらは5着馬まで見ても人気が1,2,4,3,6番人気とうってかわって荒れないレース。それゆえにワイド3点が当たってもそれぞれ1.7倍、2.6倍、5.9倍の合計10.2倍で取り紙。これ以上点数を減らそうとすると1着馬が評価順で落ちるためどうにもならなかったかもしれない。むしろ2歳戦で大体調教評価通り来たのがラッキーくらい。
1020円回収。
天皇賞(秋)軸のジャックドールが飛んでハズレ
天皇賞(秋)は両資金の2000円が予算上限。買い目3点なので各500円の1500円。
- 最終買い目
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単勝 10 合計1点
ワイド 10-7,9 合計2点
総計3点
実際の着順は7>6>9>4>5。軸にした10ジャックドールが最下位に沈んだため終了。
断然一番人気の7イクイノックスが強いだけのレースだった。レコードの主因となるハイペースでイクイノックスに挑もうとした馬がほとんど潰れてペースに付き合わなかった最後尾6ジャスティンパレス、9プログノーシスが最後に馬券内に滑り込んだレースといった感じである。
天皇賞(秋)レース回顧
ジャックドールが外枠からハナを狙うのは大方の予想どおりだったが、5ガイアフォースが内目の枠から先行し東京2000mコースの早めのコーナーをジャックドールに最小半径では回らせないぞと抵抗しているかのようだった。ジャックドールは1000m57.7という決して本馬のものでないペースでハナを走り続けたが、ガイアフォースがその後ろにピッタリつけて、さらに3番手にはイクイノックスがさして離れずに続くという異様な光景に。昨年パンサラッサ大逃げ時との絵面の違いがわかりやすい。展開予想でもしノースブリッジの手応えやゲート次第で前に入れる馬がいれば利を得そうである。というところで6ジャスティンパレスなどを評価したいのだが、普段と違う前目の位置につけてくる馬がいれば隊列はわからない(5ガイアフォースや9プログノーシスあたりがどうかというところ。7イクイノックスも)と書いていたのだが、そのとおりノースブリッジがハナ番手を狙いに行けなかったため利を得るポジションをガイアフォース(とイクイノックス)が取れた。もっともペースがとんでもないものであったため、この位置を利に出来るかどうかには適性も左右したと思うが。
イクイノックスを脅かしうる存在は3ドウデュースであったが、直前で鞍上の武豊Jが負傷したため戸崎Jに乗り替わり。結局ドウデュースはイクイノックスの直後のポジションを取り続けて7着に終わったが、武豊Jのままだったら異常なペースを嫌って影響のない位置まで下げ、レースの後半ではイクイノックスを負かすことは諦めて馬券内を確保していたかもしれない。
天皇賞(秋)レース回顧 ジャックドールの大逃げは正しかったか
ジャックドールは結局自身にとって破滅的なペースを刻んで逃げて力尽きて沈んだわけだが、この走りを昨年の走りと比較して鞍上の藤岡佑Jは良くやった、男を見せた、と評価する人がいるのには同調できないところがある。
番手のガイアフォースが(マイルに対応できるスピードの速さを活かして)高速で追走してきた結果突っつかれてペースが早くなってしまったのだが、最初のコーナーの時点でガイアフォースが先行の気配を見せており、かつハナ争いに絡んでくるかもしれなかったノースブリッジの姿が見えなかったのなら、いっそガイアフォースにハナを行かせて困らせてやっても良かったように思う。自身は番手に控えることで相対的に楽に進めることができるし、昨年と異なりハナの馬との間にペースを押さえつけるバビットのような馬もいないためハナの馬だけを利してしまうこともない。そして予想にも書いたとおりジャックドール自身は決して溜めた脚を持っていない馬ではない(昨年の展開で差し馬でジャックに先着したのは斤量が軽い2頭だけである)ので直線をもう少し勝負所にできた筈である。
ただおそらく控える乗り方をすればレース後は非難轟々になることが目に見えていたため、鞍上に状況を見て戦法を変える権利が無かった。正直ハイラップを刻みながら、「こんな道中の運び方では全く勝負にすらならない…」と感じていたのではないだろうか。選択肢が無く仕方なく逃げを選んだ騎手が男を見せたとかやりきったとは到底思えない。今回逃げて玉砕したことでおそらく次戦以降下ろされる確率は減ったのだろうが、ジャックドールにとって貴重な芝2000mのG1を走る機会を1走無駄にしてしまった感がある。
そもそも騎手を取り巻く状況的に何が何でもハナを取って逃げざるを得ないとわかっているからこそ、番手追走したガイアフォースも3番手につけたイクイノックスも駆け引きに翻弄される可能性を考慮せずポジションを取りに行けたところもあるだろう。
0円回収。
3レースの結果、本資金は6500円-補填分81010円の-74510円、自重しないIF記録の資金は6020円-補填分120990円の-114970円に。
今回の予算は本資金に3500円、IF資金に3980円補充した6000円で。
京王杯2歳Sの予想と買い目
京王杯2歳ステークスは東京芝1400mで行われる2歳馬限定G2。地方所属馬は2着馬までに朝日杯FSの優先出走権が与えられる。
予算はIF資金の1500円。調教VTRはこちら。
調教VTR等から評価馬の抽出
- 11アスクワンタイム
- 2ロジリオン
- 1アグラード
- 5アンバーニードル
- 10タイガードラゴン
5頭ピックアップ。2歳なので仕方ないが全体的に数字が見劣りして抜けた存在もいない。時計を出さない調教をしていると言われればどうしようもないのだが(1,2番人気はピックアップ外)。
コース傾向を加味
東京芝1400mは向正面スタートで3/4周を回ってくるコース。最初のコーナーまで400m弱。最終直線の長さは525m。脚質は先行>逃げの順に有利。まだ実力馬の選別の中途ということで能力のある馬の位置が前になりやすいということだろう。枠の成績は勝率が1>4>8>3枠。複勝率は5枠より内が高く1枠が一番高い。
展開は参考レースも少ないので予想が難しいが10か12ジャスパーノワールあたりがハナ、先団に5、中団〜後ろが11,2,1。
前走間隔やコース適正などで個別吟味
良馬場想定。コース適正は東京芝1400で勝っているのが1,2、ただし2は重馬場。11,5は1200までの出走歴しかない(5は北海道芝のみ)。10は1600の1走のみ(中山重馬場)。ピックアップ馬の性質を見ると追い切りの日の馬場が重かっただけなのでは?という疑問も浮かぶが一応良馬場になっている。
前走からの間隔、1ヶ月以内の馬は2が3週間、1が1ヶ月。
オッズを見て買い目作成
当日昼オッズで8>7>11>6>1の人気順。
評価材料が少ないため伏兵狙いの複勝買いに留めておきたいか。
- 暫定買い目
-
複勝 1,2 合計2点
総計2点
パドックを見て買い目から削る
当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
→同日同条件の2歳未勝利戦の勝ち馬はリアルスティール産駒。2,3着馬は父か母父がダイワメジャー。
ファンタジーSの予想と買い目
ファンタジーステークスは京都芝1400mで行われる2歳牝馬限定のG3。地方所属馬は2着馬までに阪神JFの優先出走権が与えられる。
予算はIF資金の1500円。調教VTRはこちら。
調教VTR等から評価馬の抽出
- 5クイックバイオ
- 4ヒヒーン
- 16ワイドラトゥール
- 13キャプテンネキ
- 6カルチャーデイ
5頭ピックアップ。大体横並びなのでピックアップがあまりに多くなりそうだったので意図的に絞った。5,4はウッドでラストが11.3、16,13,6は坂路でラスト12.0を出している。
コース傾向を加味
京都芝1400mは向正面スタートで3/4周を周ってくる。最初のコーナーまで長く、最終直線は404m。
脚質はこちらも先行差し有利。京王杯もそうだがこれはポジションの有利不利のデータとはあまり考えない方が良い。
枠は4枠、続いて1枠が勝っている。複勝率で見ると2枠が最も低く続いて3,8枠。
展開は参考レースが少ないので精度は低いがハナを取るのは3ピューロマジック、14シュークリームあたりか。ピックアップ馬の位置は大体前目で4,5,13が番手あたりで6,16が先団あたりか。
前走間隔やコース適正などで個別吟味
良馬場想定。コース適性は京都芝1400で勝っているのが13(ただし重)。1400で勝っているのが5(阪神)。他は1400初出走。
前走間隔1ヶ月以内は、16が3週間。13が4週間。
オッズを見て買い目作成
当日昼オッズは14>5>16>7>10。
- 暫定買い目
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複勝 4,5,6,13,16 合計5点
総計5点
パドックを見て買い目から削る
当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
→当日の京都芝はエピファネイア、ダイワメジャーあたりが馬券内に。ピックアップ馬の中では13キャプテンネキがダイワメジャー産駒。ピックアップ5頭には入らなかったものの調教好感触馬の中では7セントメモリーズがエピファネイア産駒。
アルゼンチン共和国杯の予想と買い目
アルゼンチン共和国杯は東京芝2500mで行われるG2。
予算は両資金の1500円。調教VTRはこちら。
調教VTR等から評価馬の抽出
- 9ゼッフィーロ
- 16テーオーロイヤル
- 8アリストテレス
- 4チャックネイト
- 10ジャンカズマ
- 5アーティット
- 17マイネルウィルトス
7頭ピックアップ。17マイネルウィルトスだけ坂路の数字を評価。
コース傾向を加味
東京芝2500mはスタンド前スタートで一周プラスアルファ周ってくる。最終直線は525m。
脚質は先行が勝率高く差し、逃げの順に続く。逃げの馬券内残りはほとんどないが複勝率になると先行と差しの割合はそこまで大差無い。
枠は勝率は6>2>5の順。複勝率で見るとそれほど変わらないが7,8枠の成績は低く出ている。
展開分析、ハナを取るのは6アフリカンゴールドか13ディアスティマ。番手に16,10,5、先団4、中団〜後ろに9,8、後ろ〜最後尾あたりに17。
前走間隔やコース適正などで個別吟味
良馬場想定。コース適性、17は東京芝2500のG2で2回2着とコース巧者である可能性がある。8は最近凡走が続くが好調期でもあまり東京で走れていないような気もする。他は得意コースというわけもなく苦手でもなくといった適性。10は元々マイルやそれ以下の距離を走っていた馬だが長距離転向してOP入りしている。前走芝2600での2勝目を挙げて来ているのだが勝ったのが小倉の稍重と札幌芝という東京良馬場にリンクするのかわからない成績。
前走からの間隔1ヶ月以内の馬はおよそ1ヶ月が4,17。4は短い間隔で少し成績を落とす傾向か。
斤量を見ると最軽量54kgが1プリュムドール,10、次点55kgが2レッドバリエンテ、最も重いのは14ヒートオンビートの59kgで次点が16の58.5kg、6,15ユーキャンスマイルの58kgと続く。
オッズを見て買い目作成
前日オッズは9>4>13>14>17。
- 暫定買い目
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ワイド 8,16,17-4,5,8,9,10,16,17 合計15点
総計15点
パドックを見て買い目から削る
当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
→2,4,5,8,9あたりが良い。特に8アリストテレスが見栄え良い。7は避けたい。
みやこSの予想と買い目
みやこステークスは京都ダート1800mで行われるG3。1着馬にチャンピオンズカップの優先出走権。
予算は両資金の1500円。調教VTRはこちら。
調教VTR等から評価馬の抽出
- 1アスクドゥラメンテ
- 13エナハツホ
- 6ブリッツファング
- 9ワールドタキオン
- 3タイセイドレフォン
- 15セラフィックコール
- 14ウィリアムバローズ
7頭ピックアップ。ウッドで1の時計が圧倒的。6,9,15も綺麗な時計。
コース傾向を加味
京都ダート1800mはスタンド前スタートでコーナーまで200m強と短く、一周周って帰ってくる最終直線は329mと短い。
脚質は先行>差しの順で勝率が高い。逃げの勝ち馬はいない。複勝率で見ても先行>差し。
枠はコーナーまでの短さもあり1,2枠の勝率が高い。複勝率も外枠に向けて綺麗に減衰している。
展開分析、ハナを行くのは14、番手〜先団が1,9,13,6,3、中団〜後ろが15。
前走間隔やコース適正などで個別吟味
良馬場想定。コース適性、京都ダート1800付近の距離で勝ったことあるのは1(ただし重)、3(京都のG3で苦手な重馬場での4着とほかは1,2着と巧者ぶりを見せる)、15(ただし重)。京都が初めてなのが6,9,14。
前走からの間隔1ヶ月以内は13,3が3週間だがそれほど影響なさそう。
オッズを見て買い目作成
前日オッズの人気順は15>9>1>14>3。
- 暫定買い目
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ワイド 1,3-1,3,6,9,13,14,15 合計11点
複勝 6 合計1点
総計12点
パドックを見て買い目から削る
当日パドック映像を見ることができたら買い目をブラッシュアップしたい。
コメント
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