『巨神と誓女』との出会い
う〜〜
ネトゲネトゲ
今 雰囲気の良いネトゲを求めて全力疾走している私は
都内の会社に勤めるごく一般的な女の子
強いて違うところをあげるとすれば
活発系ポニーテールJKに興味があるってとこかナ
名前は竜胆寺 愛乃(リンドウジ・アイノ)
そんなわけでDMM GAMESにある
事前登録受付中ゲーム一覧にやって来たのだ
ここから時間経過とともにゲームの変化、そしてプレイヤー(わたし)がどのようにゲームをプレイしていたか、便利な女アイノさんのペルソナを被りながら振り返っていきましょう(全5、6回くらいを予定)。
いま私、唐突にdisられた!?
気を取り直して…
『巨神と誓女』??
なんて読むのだろう、この『ワンダと巨像』のまがいものみたいなタイトル…
事前ガチャをやっている。
1日10回まで引けるみたいだね。えいやっと。
な、な、なにこの…何?
クジラの潮吹きと一緒にキャラが飛び出してきた!
それにゲーム画面の外枠も引いたキャラのレアリティに連動して色が変わるんだ。
センスがぶっとんでいて手が込んでいるのはわかるけれど、どうしてこういう演出になったのかまるで不明!
引いたキャラはキャンプみたいなところに集まってご飯食べてる…
キャラをつまんでカレーをよそわせたりハンモックに横たわらせたり出来るんだ。
あとさりげに曲もイイ。すごくイイ。
このガチャは毎日引きに来たくなる!
それに事前ガチャでここまでの作り込み具合だと、本当にサービス開始するのが楽しみ!
事前ガチャ、それはつくしを捨てるゲーム
事前ガチャでは6人までキープが出来るけれども、サービス開始後にゲームに持っていける子は1人なんだね。
一番高いレアリティが★5。
ウルリカという女の子(かわいい)が最初に来た★5だったのだけれども…
ウルリカ来過ぎ問題。
ウルリカ度が濃密なキャンプが出来てしまった…
いろいろあってサービス開始前夜を迎えます。
なんとか5種類の★5を集めることが出来た。
それにしても、右端に置いている最低レアのつくしちゃん(かわいい)、
10連引くと毎回2、3体やってくるから、事前ガチャ累計で104体も野にリリースしてしまった。
…つくしちゃんに恨まれてなければいいけれど。
これが後々このゲームの根幹に関わる取り返しのつかない事態を引き起こすことになるのです。
…いやいや、そういうの全っ然ないから。
いかにも重要なこと語っている風にしてウソつかない!
サービス開始前の露出、話題にされ方など
公式twitterでは毎日登場キャラの絵と名前が明かされていき、またたびたび開発中の画面なども動画で紹介されていました。
どうも、御機嫌よう。
えっ?誰?
っていうかハトが喋ってる!?
改めましてご挨拶を。
私の名前はムニンと申します。
うわハトめっちゃ喋りよる…
(※アイノさんは関西出身なのでときどき関西弁が出ます出るはず)
より正確な表現をいたしますと、執事ムニンの頭の中身と申しますか。
ゲーム内ではホーム画面に常駐するかたわら、メインストーリーの大きな区切りなどを迎えた際など
狂言回しとしての役目を務めておりました。
どうもはじめまして…
それで、何しに来たんですか?
本連載のテーマのひとつは『巨神と誓女』リアルタイム風プレイ記ですので、アイノ様は本ゲームをサービス開始から終了までの間同時間軸で体験してツッコミを入れる役割を持っております。
一方もうひとつこのゲームを話題にする際の切り口として、サービス終了してしまったゲームということを念頭に置きまして、
こういった部分が残念であった、この部分さえ解決していれば違う未来もあったかもしれない、といったような突っつきが可能なのではないかと思われます。
そこでサービス終了後時空からのメタな視点として、わたくしめがツッコミを入れる役を仰せつかったのですね。
はぁ。
それでは早速。
先程挙げられておりました各メディアでの露出の仕方に補足を致しますと、twitterやyoutubeでのチラ見せに対しては何か全体的にダークな世界観のゲームが始まるらしい、といったような反応が大勢見受けられました。
その中でも特に目立っていたのが、『SINoALICE -シノアリス-』のようなゲームが始まるらしい、という反応で、そのような声がシノアリスのファンを通じて届いたのか、同作品のディレクターであるヨコオタロウ氏のtwitterで”気になるゲー”として言及されリンクを張られたこともありました。
シノアリスについて私は(というより筆者は)詳しくないのだけれども、雰囲気ゲーとして話題掴みに成功した感じなんだね。
他方、DMM GAMESの*優秀な*広告班が量産するバナー広告では、日夜問わずアシエル様、エフデ様といった精鋭面子が腰を振っていました。このバナー広告の出来が異様に良かったこともあり、本タイトルには美少女キャラクターとR18的な展開になることが報酬となる他の多くのDMM作品と同じような期待もかけられていくことになるのです。
…
この、雰囲気ゲーを求めるプレイヤーとR18ゲーを求めるプレイヤーという二神のせめぎ合いが常に存在し、優秀な制作スタッフはどちらの期待にも応えるよう最善を尽くしてしまった、その結果矛盾した要素を孕みつつなんとなくどちらをも満たさないまま萎んでいき、事前時点での話題の大きさを活かすことなくサービス終了に繋がってしまった、という見方もできるでしょう。
そうだね、本当に惜しいゲームを亡くしたね…
って亡くなってないから!
まだ始まってもいない、これからのゲームですから!!
(※アイノさんは関西出身なのでノリツッコミができます)
そうでした。アイノ様はサービス開始前の時空にいらっしゃるのでしたね。
まだサービス開始前だというのに各所このゲームの話題でもちきりだし、事前ガチャの回転数も凄い数字になってる。
このゲーム、絶対にこれから覇権をとるゲームになる!
そういったことをお信じになられるのもまた、与えられた自由であるというべきでしょうか。
のちのち、「メンテ空けない自由を行使したか!」とか「しょっちゅうout of memoryでフリーズする自由!」とかしばしば運営を批判するコメントに本歌取りされることとなります。
気まぐれ不定期更新です。
コメント
[…] Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2021.07.17 前回のおさらいを3行で: 事前ガチャからセンスが変な魅力的なゲーム […]
[…] Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2022.08.31 2021.07.17 前回のおさらいを3行で: 事前ガチャからセンスが変な魅力的なゲーム […]