毎年恒例、オルフェーヴル産駒の2歳馬の中から血統的に走りそうな馬をピックアップしていく当企画。ピックアップの基準は既に3年程前に固まってしまい以降は基準に従って機械的に抽出しているだけなのだが、昨年は抽出した馬の中からG1オークスを勝つ馬(ジュウリョクピエロ)が出たりJpnⅡ関東オークスを勝つ馬(ペンダント)が出たり、POG期間中に中央2勝以上をあげられた産駒3頭を全て拾えていたりとなかなか当たっていた。
というわけで今年も同じ基準を使って2歳馬の有望株を拾って紹介していきたい。
- 昨年用いた基準のおさらいと、オルフェーヴル産駒10世代目の概観
- 基準を元に有望馬の抽出と解説
- チャボス(エストレチャダの2024)
- サンライズオルフェ(オークヴィルの2024)
- サンティエリュール(ロザリンドの2024)
- ザッツゴールド(ラルシュドールの2024)
- キトゥンズクラフト(ダンスウィズキトゥンの2024)
- ゴールドスーク(カサーレの2024)
- ファーストステイト(レディデラウェアの2024)
- ヤタノカガミ(ナジャの2024)
- メイモアナの2024
- マオノシリウス(マオノジーナスの2024)
- マリノシャングリラ(マリノルシアーナの2024)
- ノトコンゴウ(ツヅミモンの2024)
- アスクフェーヴル(プリンセスアスクの2024)
- フィネスクチュールの2024
- エッシネン(ポリッシュキッスの2024)
- ムニンの2024
- オーシャンズルーラの2024
- レザニティエの2024
- もしオルフェーヴル産駒で1頭だけ指名するとしたら?
- 巻末付録:Deputy Minister持ち産駒馬名リスト
昨年用いた基準のおさらいと、オルフェーヴル産駒10世代目の概観
昨年用いた基準は簡潔にまとめるとこんな感じである。
- 母方にダンシングブレーヴ+α(Green Desert、フレンチデピュティなどあればなお良し)を持つ馬
- 母方にSeattle Slewを持つ馬(A.P. Indyを経由しない)
1番目の基準はまずあまり走らなかったレインボーライン産駒の中から勝ち上がり出来る配合を抽出したものであり、それを同じステイゴールド系種牡馬であるオルフェーヴルに適用してさらに微調整したものである。オルフェーヴル産駒のダンシングブレーヴ持ちとしてはBCディスタフ勝ち馬のマルシュロレーヌがすぐに挙げられるが、賞金上位20位までの馬でその他にダンシングブレーヴを持っている馬はいない。ではこの配合が全く意味を持たないものなのかというと、当企画24シーズン版で挙げ今年の4月に晴れてOP入りしたミトノオルフェのような馬を拾ってくることもあるので一応基準として残しておいている。後ろから差す馬の多いオルフェーヴル産駒ならばダンシングブレーヴと相性が良い理屈も分かるし、なにより差し脚のある馬は安定感こそなくても展開利の1発があり勝ち上がり自体には繋がりやすい。
2番目の基準はド安定なので説明は不要だろう。ジュウリョクピエロもペンダントも勿論(A. P. Indyを経由しない)Seattle Slew持ちである。
当企画で採用するのは上の2つの基準だが、10世代目となる当期のオルフェーヴル産駒の配合を見てみると生産現場では別の配合のブームが起こっている事もよくわかる。2024生まれで登録されている94頭に対して、Seattle Slew持ち(A. P. Indy経由を含む)が18頭、ダンシングブレーヴ持ちが2頭、それに対してDeputy Minister持ちが15頭(うちフレンチデピュティに限定すると11頭、クロフネに限定すると5頭)いる。
これは先程挙げたマルシュロレーヌがフレンチデピュティ持ちで2021年にBCディスタフを制したことに加えて、全兄ドリームジャーニーの産駒で母父クロフネのスルーセブンシーズが2023年3月にG3中山牝馬ステークスを制し凱旋門賞への挑戦を表明したことなども影響したかもしれない。オルフェーヴル産駒でダンシングブレーヴ持ちの産駒が2022年生まれでは8頭いたのが、その後2023年は1頭、2024年は2頭と配合の非主流派になっていくのを見ると、マルシュロレーヌの活躍についてもダンシングブレーヴの影響によるものでなくDeputy Ministerがより大きく影響したものであると再定義されたのかもしれない。当企画でも、Deputy Minister持ちの勝ち上がりが良いようであれば来年以降の基準に採用していきたいと思う(とりあえず今年については当記事の最後に巻末付録としてDeputy Minister持ち産駒の馬名リストをつけておく)。
基準を元に有望馬の抽出と解説
それでは例年のごとく基準に適合する馬を紹介していこう。紹介順は絶対数の関係で基準2の方を先に、基本的にはSeattle Slewの位置が近い馬から紹介していこうと思う。
チャボス(エストレチャダの2024)
- オルフェーヴル
- エストレチャダ
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- Offlee Wild
- Escayola
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- Wild Again
- Alvear
- Roy
- Escalada
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Icecapade
- Bushel-n-Peck
- Seattle Slew
- Andover Way
- Fappiano
- Adlibber
- Mariache
- Escola do Samba
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Nearctic
- Shenanigans
- Khaled
- Dama
- Bold Reasoning
- My Charmer
- His Majesty
- On the Trail
- Mr. Prospector
- Killaloe
- Never Bend
- Ivy Hackett
- Dancing Moss
- Margaret
- Redtop
- Escolastica
CROSS : ノーザンテースト 5×4
牡馬。母父はIcecapade系のOfflee Wild。母はアルゼンチン産馬である。Seattle Slewは母父母父の位置にいる。
IcecapadeはNearcticの産駒でNorthern Dancerとは父も母父Native Dancerも同じ異母弟。Icecapade系の馬というとトランセンドなどがいる。そんなこともあってかこのエストレチャダという繁殖牝馬、よく見るとNorthern Dancerフリーだったりする。これまでの種付来歴を見ると別にそこにこだわっている事もなくNorthern Dancer持ちの種牡馬をつけられているが、バンブーエールなんかをつけるともう1代Northern Dancerフリーが延びる。まあ脱線だし、格的にないだろうけれども。
当馬のきょうだいの中ではサートゥルナーリア産駒エストゥペンダが中央芝で4勝をあげているが、他3頭(ドゥラメンテ、モーリス、コントレイル)は中央未勝利。体の大きさはまちまち。オルフェーヴルとの相性がどうだろうかというところだが、血統表を凄~く掘っていくとメジロマックイーンの父父父パーソロンはTourbillon4×4クロスを持つ馬であるがエストレチャダの母母母もTourbillon系だねくらいの薄い繋がりはある。まあシンプルにその繋がりよりも当馬母母母父のFappianoとかの方が競争能力に与える影響は大きそう。
セレクトセールでは5500万円で売れたらしい。
サンライズオルフェ(オークヴィルの2024)
- オルフェーヴル
- オークヴィル
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- タニノギムレット
- オーパスワン
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- ブライアンズタイム
- タニノクリスタル
- Theatrical
- ティルティング
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Roberto
- Kelley’s Day
- クリスタルパレス
- タニノシーバード
- Nureyev
- ツリーオブノレッジ
- Seattle Slew
- Aldonza
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Hail to Reason
- Bramalea
- Graustark
- Golden Trail
- Caro
- Hermieres
- Sea-Bird
- Flaxen
- Northern Dancer
- Special
- Sassafras
- Sensibility
- Bold Reasoning
- My Charmer
- Bold Bidder
- Petite Rouge
CROSS : ノーザンテースト 5×4 Hail to Reason 5×5 Northern Dancer 5×5
牡馬。母父タニノギムレットで、Seattle Slewは母母母父の位置にいる。母馬オークヴィルは500kg位の馬で中央芝とダートでそれぞれ1勝をあげた馬。デビュー済み産駒は6頭いるが中央勝利をあげたのはフォーウィールドライブ産駒の1勝のみ。産駒は500kgを超える大型馬もいる中、初年度の父ステイゴールドの産駒だけ400kg近辺なのが若干不安要素。
オルフェーヴル産駒母父タニノギムレットという組み合わせではデビュー済みの馬が11頭おりうち中央で勝ち上がっているのが4頭、筆頭のタガノベガは中央ダート3勝をあげている。11頭全頭デビュー出来ているところはなかなか心強い。シンボリクリスエスもそうだが、Roberto系のデビューまで面倒見てくれる感が半端ない。
ちなみに母父タニノギムレットの馬の賞金順1位もステイゴールド産駒で重賞3勝馬のパフォーマプロミスである。タニノギムレットの中のRoman5×5クロスとかがTeddy5×5×5クロスを持つステイゴールドの母父父Sanctus辺りをついているのかも。
サンティエリュール(ロザリンドの2024)
- オルフェーヴル
- ロザリンド
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- シンボリクリスエス
- シーザリオ
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- Kris S.
- Tee Kay
- スペシャルウィーク
- キロフプリミエール
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Roberto
- Sharp Queen
- Gold Meridian
- Tri Argo
- サンデーサイレンス
- キャンペンガール
- Sadler’s Wells
- Querida
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Hail to Reason
- Bramalea
- Princequillo
- Bridgework
- Seattle Slew
- Queen Louie
- Tri Jet
- Hail Proudly
- Halo
- Wishing Well
- マルゼンスキー
- レディーシラオキ
- Northern Dancer
- Fairy Bridge
- Habitat
- Principia
CROSS : サンデーサイレンス 3×4 ノーザンテースト 5×4 Hail to Reason 5×5 Northern Dancer 5×5
牝馬。母父シンボリクリスエスで母母はシーザリオ。まあつまり中央芝重賞3勝を含む5勝をあげおまけにサウジアラビアのG3ネオムターフカップも勝利したオーソリティの全妹である。Seattle Slewは母父母父父の位置にいる。
活躍馬の全妹ということでPOG指名的に言うなら安牌ではないかと思われるかもしれないが、実はもう1頭2021年生まれの全姉がいてそちらは中央で勝利できず登録抹消されている。オーソリティの500kg付近の体重に対してそちらの姉は300kg台後半までしか育たなかったようだ。そうなると当馬も体重が気になるのだが、一応400kg台には乗っているようである。馬主吉田和美氏であった全姉と異なり、オーソリティと同じシルクレーシングになっている。ただ厩舎は木村厩舎でなく栗東の松永厩舎。
配合は語るまでもなく良血、ただロザリンド自体は中央地方含め勝利していない。まあとはいえこういう馬が予想を裏切ってダートで才能開花したりするのがオルフェーヴル産駒らしさかもしれない。
ザッツゴールド(ラルシュドールの2024)
- オルフェーヴル
- ラルシュドール
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- シンボリクリスエス
- レクレドール
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- Kris S.
- Tee Kay
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Roberto
- Sharp Queen
- Gold Meridian
- Tri Argo
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Hail to Reason
- Bramalea
- Princequillo
- Bridgework
- Seattle Slew
- Queen Louie
- Tri Jet
- Hail Proudly
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
CROSS : ステイゴールド,レクレドール 2×2 ノーザンテースト 5×4×5 Hail to Reason 5×5×5
牡馬で母父シンボリクリスエス。血統表を見てわかるとおり父父ステイゴールドと母母でその全妹レクレドールとの間で2×2全きょうだいクロスが出来ている。母ラルシュドールは体重500kgオーバーの中央ダート3勝馬。産駒から勝ち上がり馬も出ておりこんなヤケクソのような配合をされる馬ではないと思うのだが、有名馬の全きょうだいがいる繁殖を持っていると一度そういうこともやってみたくなるものなのかもしれない。翌年はちゃんとと言うべきかパレスマリスがつけられている。
2×2の全きょうだいクロスというとゴールデンサッシュ=サッカーボーイ2×2を持ち中央平地4勝、障害4勝をあげたステイゴールド産駒のマイネルレオーネがいる。またオルフェーヴルの中で4×3クロス、当馬の中で5×4×5クロスとなるノーザンテーストもLady Angela3×2という近親交配クロスを持つ馬で、そのため考え方としてはこれらの血がヘロド系のように近親交配に耐えられる血だろうということなのかもしれない。近親交配の弊害としてのデビュー率の低さをオルフェーヴル産駒のデビュー請負種牡馬であるシンボリクリスエスで支える好配合ではないだろうか(白目)。
キトゥンズクラフト(ダンスウィズキトゥンの2024)
- オルフェーヴル
- ダンスウィズキトゥン
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- Kitten’s Joy
- Madame Du Lac
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- El Prado
- Kitten’s First
- Lemon Drop Kid
- Geisha Girl
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Sadler’s Wells
- Lady Capulet
- Lear Fan
- That’s My Hon
- Kingmambo
- Charming Lassie
- Nashwan
- Miznah
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Northern Dancer
- Fairy Bridge
- Sir Ivor
- Cap and Bells
- Roberto
- Wac
- L’Enjoleur
- One Lane
- Mr. Prospector
- Miesque
- Seattle Slew
- Lassie Dear
- Blushing Groom
- Height of Fashion
- Sadler’s Wells
- La Dame Du Lac
CROSS : Sadler’s Wells 4×5 ノーザンテースト 5×4 Northern Dancer 5×5
母父Kitten’s Joyの牡馬。母母父母父にSeattle Slewがいる。ちなみにSeattle Slewの相手になっているLassie DearはA. P. Indyの母母なので、A. P. Indyを出禁にするスタンスでこの馬を通して良いのかは疑問符がつく。まあここで悩んでいるのも後々へのフリだと思っていただきたいが。
母ダンスウィズキトゥンの産駒は初年度からの父マル外3頭が中央ダートで1勝をあげ、4年目の父ヨシダの産駒デュアルウィルダーは中央芝2000以上で3勝をあげている。その翌年の父キタサンブラックの産駒リンクスティップは実は馬体私POG記事24年版で紹介し牝馬クラシックにも出走していたが、結局まだ1勝馬に留まっている。2023生まれのルヴァンスレーヴ産駒はまだ未勝利。他の産駒が400kg台後半~500kg台に出ているのに対しルヴァンスレーヴ産駒だけ400kg台前半なのも関係しているかもしれない。ダンスウィズキトゥンの中にSadler’s Wells3×4クロスがあることも関係してか胴の長いスタミナ型の産駒が出るようだ。Buckpasser5×5クロスを持っていたり5代母がHaloの母Cosmahだったりと配合で跳ねそうな繁殖牝馬ではある。
オルフェーヴルとの配合ではオルフェーヴルの母母母父Lt. StevensがKitten’s Joyの母父母父となるうえSadler’s WellsやNureyevの中のThongとも全きょうだいとなるため、全体としてTeddy系などを強調するよりもSpecialを補強する芝向きの組み合わせになりそうだ。まあ欧州らしさが出てスピードが足りないとなったらダートに下ろされるとは思うが。あとはやはりサイズが重要。
馬主はサンデーレーシング、厩舎は栗東の池江厩舎。
ゴールドスーク(カサーレの2024)
- オルフェーヴル
- カサーレ
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- マンハッタンカフェ
- ミルフィアタッチ
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- サンデーサイレンス
- サトルチェンジ
- キングカメハメハ
- シジェームサン
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Halo
- Wishing Well
- Law Society
- Santa Luciana
- Kingmambo
- マンファス
- Septieme Ciel
- Samalex
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Alleged
- Bold Bikini
- Luciano
- Suleika
- Mr. Prospector
- Miesque
- ラストタイクーン
- Pilot Bird
- Seattle Slew
- Maximova
- Ela-Mana-Mou
- Pampas Miss
CROSS : サンデーサイレンス 3×3 ノーザンテースト 5×4
母父はマンハッタンカフェの牝馬。Seattle Slewは母母母母父の位置にいる。母カサーレの戦績は中央デビューで勝ち上がれず高知に転出、そこで3勝をあげて中央に再転入した後芝で1勝をあげている。体重はマックス450kg位。産駒は2023生まれのドレフォンの産駒がいるが未デビューで名前もついていない。そしてカサーレの母だが、ウシュバテソーロの母ミルフィアタッチである。芝ダートの両方で走れるところや成長が奥手なところなどカサーレの戦績を見て納得もいく。ちなみにウシュバテソーロの1つ上に父オルフェーヴルの産駒がいるが、こちらは中央のダートと芝を5走して勝ち上がれず3歳の1月に見切られ登録抹消されている。実は名馬だったのかもしれない。
ともあれ当馬もウシュバテソーロの活躍を見た後ならば結果が出なくても気長に待ってもらえるかもしれない。配合はウシュバテソーロにマンハッタンカフェを足してSeattle Slewは1代遠のいた形。父オルフェーヴル母父マンハッタンカフェはデビュー済み馬が2頭おりうち1頭は未勝利だがもう1頭のアスターブジエは中央芝で3勝をあげている。そしてA. P. Indy経由ながら5代目にSeattle Slewをもつ配合ということで同様の配合のこの馬も勝ち上がりくらいは期待できるかもしれない。
ファーストステイト(レディデラウェアの2024)
- オルフェーヴル
- レディデラウェア
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- American Pharoah
- More Hennessy
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- Pioneerof the Nile
- Littleprincessemma
- ヘネシー
- Dance Move
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- エンパイアメーカー
- Star of Goshen
- Yankee Gentleman
- Exclusive Rosette
- Storm Cat
- Island Kitty
- Capote
- Dance Teacher
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Unbridled
- Toussaud
- Lord at War
- Castle Eight
- Storm Cat
- Key Phrase
- Ecliptical
- Zetta Jet
- Storm Bird
- Terlingua
- Hawaii
- T. C. Kitten
- Seattle Slew
- Too Bald
- Smarten
- Intentional Move
CROSS : Storm Cat 5×4 ノーザンテースト 5×4
母父American Pharoahの牝馬。母レディデラウェアは米国からの輸入馬でQuality Road産駒の半兄HootenannyがBCジュベナイルターフを勝っている。ドレフォン、キズナとつけているがどちらも中央デビュー未勝利。レディデラウェア自体がStorm Cat4×3を持っているので上記2頭の種牡馬だとStorm Catクロス過多になってしまったか。体重はどちらも400kg台後半~500kg台あるのだが、Storm Catクロス過多の影響かもしれず大きい馬を出す繁殖とは断定できない。ちなみに当馬の次はまたキズナをおかわりしている。
オルフェーヴル産駒の母父American Pharoahという組み合わせは当馬が初出。その父Pioneerof the Nileもサンプルが少ないが、エンパイアメーカーまでいくと中央デビューから地方転出し名古屋で10勝、重賞も勝っているロードランヴェルセという馬がいる。とはいえ3代合わせてもサンプルが少ないし、あえて組み合わせを参考にする程の成功例も出ていない。
種牡馬American Pharoahは1年の期限付きで日高に導入された後なんだかんだで居ついているが、そうなると父American Pharoahの繁殖牝馬も今後増えて来る筈で相性良しに超したことはない。ただオルフェーヴル自体の種牡馬現役期間の残りがどれだけあるか。日米三冠馬同士の組み合わせをどれだけ見ることができるかは未知数。
馬主シルクレーシングで栗東の坂口厩舎らしい。
ヤタノカガミ(ナジャの2024)
- オルフェーヴル
- ナジャ
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- サウスヴィグラス
- スイートスズラン
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- エンドスウィープ
- ダーケストスター
- シンボリクリスエス
- スイートケンメア
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- フォーティナイナー
- Broom Dance
- Star de Naskra
- Minnie Riperton
- Kris S.
- Tee Kay
- Kenmare
- スイートテイタニア
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Mr. Prospector
- File
- Dance Spell
- Witching Hour
- Naskra
- Candle Star
- Cornish Prince
- English Harbor
- Roberto
- Sharp Queen
- Gold Meridian
- Tri Argo
- Kalamoun
- Belle of Ireland
- Fabulous Dancer
- Contestation
CROSS : ノーザンテースト 5×4
母父サウスヴィグラスの牡馬。芦毛馬。母母父にシンボリクリスエスがいるため、Seattle Slewは5代血統表には載らない6代目となる。そこまで遠くなると影響があるのかわからないが。
母馬ナジャはやはり芦毛馬で、川崎デビューで4戦2勝したが骨折引退した馬らしい。体重は450kg程度。パイロをつけた初年度産駒は460kg位で川崎デビューの現状3戦1勝。このヤタノカガミはサマーセールで935万円で落札されたらしいが、やはり地方でのデビューとなるだろうか。
父オルフェーヴル母父サウスヴィグラスという組み合わせからは活躍馬は出ていない。サウスヴィグラスの父エンドスウィープを母父に持つ組み合わせからも活躍馬は出ておらず、デビュー出来なかったスイープトウショウとの産駒なども思い浮かぶ。一方エンドスウィープを血統表中の1要素として持つ馬でいうとG2チューリップ賞を勝ったクリノメイが挙げられる。そもそもエンドスウィープの父フォーティナイナーまでいくとオルフェーヴルとは相性の良い要素と言われるのでそう悲観しなくても良いかもしれない。まあでもパイロをつけて460kg位となるとそれより大きく出ることはないだろうし、体重は400kg台前半位かなと思ってしまう。
メイモアナの2024
- オルフェーヴル
- メイモアナ
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- ロードカナロア
- メイシャイン
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- キングカメハメハ
- レディブラッサム
- シンボリクリスエス
- スターアルファ
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Kingmambo
- マンファス
- Storm Cat
- サラトガデュー
- Kris S.
- Tee Kay
- サンデーサイレンス
- アンティックヴァリュー
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Mr. Prospector
- Miesque
- ラストタイクーン
- Pilot Bird
- Storm Bird
- Terlingua
- Cormorant
- Super Luna
- Roberto
- Sharp Queen
- Gold Meridian
- Tri Argo
- Halo
- Wishing Well
- Northern Dancer
- Moonscape
CROSS : サンデーサイレンス 3×4 ノーザンテースト 5×4 Northern Dancer 5×5
母父ロードカナロアの牝馬。この馬も母母父シンボリクリスエスのためSeattle Slewは6代目。母父シンボリクリスエスが5頭いた昨年と比べて全体的に1代遠ざかった感がある。
母馬メイモアナは体重450kg弱の中央未勝利馬。産駒も中央未勝利。オルフェーヴル産駒母父ロードカナロアの組み合わせはここ2年間で試され始めるようになった感覚。母父キングカメハメハの配合が1代遠ざかったとも言えるかも。ともあれまだデビューした馬が少なく(3頭)、そのなかで中央芝2勝をあげているシュブロンレーヴルも母母がラッキーライラック母のライラックアンドレースでありロードカナロア配合の評価に加えてよいのかは疑問。
配合的にはシンボリクリスエスやSeattle Slew以外言及できる点は少ないが、当馬の母母母母アンティックヴァリューが牝馬2冠馬ベガの母である。
マオノシリウス(マオノジーナスの2024)
- オルフェーヴル
- マオノジーナス
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- エピファネイア
- デアリングバード
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- シンボリクリスエス
- シーザリオ
- キングカメハメハ
- デアリングハート
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Kris S.
- Tee Kay
- スペシャルウィーク
- キロフプリミエール
- Kingmambo
- マンファス
- サンデーサイレンス
- デアリングダンジグ
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Roberto
- Sharp Queen
- Gold Meridian
- Tri Argo
- サンデーサイレンス
- キャンペンガール
- Sadler’s Wells
- Querida
- Mr. Prospector
- Miesque
- ラストタイクーン
- Pilot Bird
- Halo
- Wishing Well
- Danzig
- Impetuous Gal
CROSS : サンデーサイレンス 3×5×4 ノーザンテースト 5×4
母父エピファネイアの牡馬。したがって母父父はシンボリクリスエスになり、Seattle Slewは6代目。母馬デアリングジーナスは牝馬無敗3冠を達成したデアリングタクトの1歳下の全妹であるが、中央で勝てず地方に転出後1勝という寂しい成績。デアリングタクトは全妹ばかり4頭もいるのだがどの馬も成績が寂しい。体重は460kg位でどの馬も3冠牝馬と変わらないのだけれども。
当馬がデアリングジーナスの初仔となる。サンデーサイレンスは3×5×4。デアリングタクトの方は引退後ベンバトル、イクイノックス、キタサンブラックとつけてきているが、それらの良血馬があまり走らずこちらの馬の方が走ったらオルフェーヴルをつけた3冠×3冠配合もいずれはあるだろうか。後半はともかく、前半の事態はまあまあ起こりそうと思ってしまう(デアリングタクトが外れ値すぎて)。
マリノシャングリラ(マリノルシアーナの2024)
- オルフェーヴル
- マリノルシアーナ
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- エピファネイア
- クラウンフォルテ
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- シンボリクリスエス
- シーザリオ
- ハービンジャー
- ピンクリップス
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Kris S.
- Tee Kay
- スペシャルウィーク
- キロフプリミエール
- Dansili
- Penang Pearl
- エンドスウィープ
- マリスターII
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Roberto
- Sharp Queen
- Gold Meridian
- Tri Argo
- サンデーサイレンス
- キャンペンガール
- Sadler’s Wells
- Querida
- デインヒル
- Hasili
- Bering
- Guapa
- フォーティナイナー
- Broom Dance
- Baldski
- Pink Dove
CROSS : サンデーサイレンス 3×5 ノーザンテースト 5×4
こちらも母父エピファネイアで牝馬。母父父はシンボリクリスエスでSeattle Slewが6代目になるのも同じ。
母馬マリノルシアーナは中央デビューで3戦未勝利。体重は最大470kg。当馬の前にグラスワンダー産駒種牡馬のクラウンレガーロをつけた産駒がおり、中央で現在6戦0勝。
母馬やきょうだいの成績を見るとあまり期待できない馬のようにも見えるのだが、母母母父にいるエンドスウィープと6代目と遠いがDanzigも持つというところがG2チューリップ賞を制したクリノメイにも共通する要素である。フォーティナイナーとDanzigという風に見れば、ラッキーライラックとの共通点とも言える。
ノトコンゴウ(ツヅミモンの2024)
- オルフェーヴル
- ツヅミモン
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- ストロングリターン
- カタマチボタン
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- シンボリクリスエス
- コートアウト
- ダンスインザダーク
- タヤスブルーム
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Kris S.
- Tee Kay
- Smart Strike
- アザール
- サンデーサイレンス
- ダンシングキイ
- Caerleon
- ゲイロレンヌ
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Roberto
- Sharp Queen
- Gold Meridian
- Tri Argo
- Mr. Prospector
- Classy ‘n Smart
- Nijinsky
- Smart Heiress
- Halo
- Wishing Well
- Nijinsky
- Key Partner
- Nijinsky
- Foreseer
- Fabulous Dancer
- Gay Spring
CROSS : サンデーサイレンス 3×5 Nijinsky 5×5×5 ノーザンテースト 5×4
母父ストロングリターンの牡馬。母父父がシンボリクリスエスになるためSeattle Slewの位置は6代目。
実はこのツヅミモンという牝馬の産駒はサトノクラウン産駒限定私POG’24の記事でエンブレイスメントという馬を取り上げ紹介している。エンブレイスメントは中央デビュー3戦未勝利からの笠松転入で21戦3勝の成績をあげている。サトノクラウンの相手としてNijinsky4×4×4をもつこの牝馬の産駒に注目したのだが特に好走に繋がることはなかった。一応ツヅミモン自体は中央芝でデビュー戦のみだが1勝をあげており体重も540kg位で申し分ない繁殖である。この馬の翌年もオルフェーヴルをつけて、さらにその後はリアルスティールをつけている模様。
馬主は吉田千津氏で栗東の中尾厩舎らしい。
アスクフェーヴル(プリンセスアスクの2024)
- オルフェーヴル
- プリンセスアスク
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- ゼンノロブロイ
- ディーズビバーチェ
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- サンデーサイレンス
- ローミンレイチェル
- エルコンドルパサー
- ファクテュアルパーシット
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Halo
- Wishing Well
- マイニング
- One Smart Lady
- Kingmambo
- サドラーズギャル
- Known Fact
- La Nobleza
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Mr. Prospector
- I Pass
- Clever Trick
- Pia’s Lady
- Mr. Prospector
- Miesque
- Sadler’s Wells
- Glenveagh
- In Reality
- Tamerett
- Damascus
- Where You Lead
CROSS : サンデーサイレンス 3×3 ノーザンテースト 5×4 Mr. Prospector 5×5
母父ゼンノロブロイの牡馬。オルフェーヴル産駒では珍しい青鹿毛。母馬プリンセスアスクも青鹿毛の馬で中央芝で34戦走り2勝。体重は460kg近辺であった。繁殖入りしてからハービンジャー、ルーラーシップ、アスクピーターパンとつけてきておりハービンジャー産駒の方は410kg程度、アスクピーターパン産駒の方は母馬と同じく460kg近辺でどちらも中央未勝利。ルーラーシップ産駒はデビューできていない。母母父がエルコンドルパサーであるためSeattle Slewの位置は6代目となる。
ここまで見ると例年であればそれほど言及する事も無い馬で終わってしまうのであるが、昨期が初登場であった母父ゼンノロブロイの産駒でジュウリョクピエロというG1オークス馬が出たことによりこの馬のPOG注目度も一気にアップしたことだろう。血統表の他の要素としてもSeattle Slewを持ちIn Realityを持つというところまでジュウリョクピエロと共通している。実際血統表が似ているからといって同じような能力の馬が出て来るとは思わないが、中央未勝利馬だらけのこの馬の血統ですら結果が出ることがあるならば好走配合として検討してみても良いと思う。
ただ個人的にはエルコンドルパサー経由のSeattle Slewということろが難しさを感じてしまう。オルフェーヴルとエルコンドルパサー、凱旋門賞2着馬同士の配合で走る馬が出れば納得感もあるのだが、これまでの当企画で紹介してきた産駒でもあまり活躍していない印象。
フィネスクチュールの2024
- オルフェーヴル
- フィネスクチュール
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- エスポワールシチー
- ケージーササニシキ
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- ゴールドアリュール
- エミネントシチー
- ファスリエフ
- ケージーカチドキ
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- サンデーサイレンス
- ニキーヤ
- ブライアンズタイム
- ヘップバーンシチー
- Nureyev
- Mr. P’s Princess
- コマンダーインチーフ
- ケージートップ
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Halo
- Wishing Well
- Nureyev
- Reluctant Guest
- Roberto
- Kelley’s Day
- ブレイヴェストローマン
- コンパルシチー
- Northern Dancer
- Special
- Mr. Prospector
- Anne Campbell
- ダンシングブレーヴ
- Slightly Dangerous
- サクラバクシンオー
- ケージークイン
CROSS : サンデーサイレンス 3×4 Nureyev 5×4 ノーザンテースト 5×4 Northern Dancer 5×5
母父はエスポワールシチーの牝馬。この馬からは基準1のダンシングブレーヴ持ちである。今年は調べた限り2頭しかいなかった。母母母父のコマンダーインチーフ経由でダンシングブレーヴを5代目にもつ。
母馬フィネスクチュールは大井デビューで3戦走り勝ちはなし。体重は510kg位だった。昨年が初年度産駒のデビュー年で、ダノンバラード産駒の500kg位の馬で川崎で2勝をあげている。Nureyevクロスは母馬の中にあるもので、そのほかNever BendクロスとRobertoクロス、Hail to Reasonクロスがある。父方のサンデーサイレンスも含めるとHail to Reasonクロスは5×6×6×7となる。Nureyevクロスはオルフェーヴルの中のLt. Stevensによって補強されるはず。
母方の5代目にいるブレイヴェストローマンはダンシングブレーヴ持ち配合のマルシュロレーヌの4代目にもいるもので、Teddy系のクロスを有しており悪くない要素。方向性バラバラながらダートで走りそうな要素を沢山持っているという印象だ。デビュー出来れば近親馬以上には走りそう。
エッシネン(ポリッシュキッスの2024)
- オルフェーヴル
- ポリッシュキッス
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- ハービンジャー
- アルメーリヒ
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- Dansili
- Penang Pearl
- ネオユニヴァース
- プアプー
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- デインヒル
- Hasili
- Bering
- Guapa
- サンデーサイレンス
- ポインテッドパス
- Dashing Blade
- Plains Indian
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Danzig
- Razyana
- Kahyasi
- Kerali
- Arctic Tern
- Beaune
- Shareef Dancer
- Sauceboat
- Halo
- Wishing Well
- Kris
- Silken Way
- Elegant Air
- Sharp Castan
- ダンシングブレーヴ
- Prairie Venus
CROSS : サンデーサイレンス 3×4 ノーザンテースト 5×4
母父ハービンジャーの牡馬。母母母のプアプーがドイツ馬でその母父(当馬から見ると母母母母父)にダンシングブレーヴをもつ。そしてこのプアプーはステイゴールドとの間に中央芝7勝重賞2勝馬のオーシャンブルーを出している。1代下ったアルメーリヒとドリームジャーニーとの間の仔も中央芝で5勝をあげておりステイゴールド系との相性が期待できる、と思いきやアルメーリヒにはオルフェーヴルとの間の仔もおりそちらは中央未勝利。まあ410kg位だったらしいので単純にサイズの問題か。
母馬ポリッシュキッスは中央未勝利引退でこの馬が初仔。現役中は430kg程度と小柄だったようだ。
配合的にはダンシングブレーヴ以外の部分でDanzigとKrisを持ちボトムラインがドイツ血統というところはミトノオルフェとの共通点。まあでもそれを言うと件の走らなかった410kg位の仔にも共通するところなので、とにかく体が大きく出てくれれば良いね、それ次第。
ムニンの2024
- オルフェーヴル
- ムニン
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- Bernardini
- アリアプーラ
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- A.P. Indy
- Cara Rafaela
- Flying Spur
- Fortunata
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Seattle Slew
- Weekend Surprise
- Quiet American
- Oil Fable
- デインヒル
- Rolls
- Dr. Grace
- Extradite
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Bold Reasoning
- My Charmer
- Secretariat
- Lassie Dear
- Fappiano
- Demure
- Spectacular Bid
- Northern Fable
- Danzig
- Razyana
- Mr. Prospector
- Grand Luxe
- Sir Tristram
- English Wonder
- Bletchingly
- Expulsion
CROSS : ノーザンテースト 5×4
母父Bernardiniの牡馬。つまり母父父はA. P. Indyになり基準2に思いっきり違反している。
まあそれでもこの馬を取り上げているのは、A. P. Indy系でもBernardini系は比較的日本競馬にもフィットしている印象を受けるからで、ここから3頭挙げる馬は様子を見てみようということでのピックアップである。一応Seattle Slewは母父父父の4代目の位置になる。
母馬ムニンは中央デビュー未勝利で園田に転出後2勝、中央に戻ったが勝てず最終的には地方3勝の成績で終わった馬。体重は450kg近辺までいったようだ。産駒も中央で勝てなかった馬や最初から地方デビューの馬が多いがバトルプランとの間の産駒が中央ダート3勝をあげている。当馬でサンデーサイレンス系種牡馬が初めてつけられた。
母母アリアプーラはオーストラリアからの輸入繁殖で、ムニンの1つ下でストリートセンスをつけられたフギンという馬は中央デビュー3戦未勝利からの地方転出を経て再転入、その後芝で4勝をあげている。その他のきょうだいは最高で中央芝1勝、オルフェーヴル産駒もいるが川崎で1勝をあげただけである。
Bernardiniの中にはQuiet AmericanがおりこれがDr. Fager3×2の濃い目のクロスを持つ。そのDr. Fagerの中にはTeddy系とBen Brush系のクロスが。Spectacular Bidも特筆すべき要素であり、Himyar系、Ben Brush系のクロスを持つTo Marketが3×3のやはり濃い目クロスになっている。この辺りの血がSeattle Slewの配合の中でキモとなっているStriking=Busher4×4クロスと対応しており、通常のA. P. Indy系よりもSeattle Slewに軌道修正できていると個人的に分析している。まあこのBernardini持ちの配合については同じステイゴールド系でもゴールドシップの方が中央4勝馬のマンマリアーレという成功例を出しており、成功理由を説明する際にはA. P. Indyの固すぎる筋肉をゴールドシップのゴム鞠のような筋肉がうまく中和する、などと解説されていたりもするが。
オーシャンズルーラの2024
- オルフェーヴル
- オーシャンズルーラ
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- バトルプラン
- ムニン
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- エンパイアメーカー
- Flanders
- Bernardini
- アリアプーラ
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Unbridled
- Toussaud
- Seeking the Gold
- Starlet Storm
- A.P. Indy
- Cara Rafaela
- Flying Spur
- Fortunata
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Fappiano
- Gana Facil
- El Gran Senor
- Image of Reality
- Mr. Prospector
- Con Game
- Storm Bird
- Cinegita
- Seattle Slew
- Weekend Surprise
- Quiet American
- Oil Fable
- デインヒル
- Rolls
- Dr. Grace
- Extradite
CROSS : ノーザンテースト 5×4
母父がバトルプラン、母母父がBernardiniの牝馬。やはり基準2の違反パターンだがSeattle Slewは5代目にいる。母馬オーシャンズルーラは体重450kg強の馬で中央ダートで3勝をあげている。どこかで聞いた血統構成?と思うかもしれないが当馬の母母を見ると上で紹介したムニンの名前が出てくる。つまりムニン産駒の中央3勝の馬というのがこのオーシャンズルーラである。当馬はこの母馬の2年目の産駒で、初年度はタワーオブロンドンをつけられ中央1走で引退している。ちなみにその翌年はゴールドシップをつけられており、先述のゴム鞠筋肉理論の答え合わせとしてどちらの産駒がより走るか地味に注目したいところ。
母父バトルプランはエンパイアメーカー産駒であり、エンパイアメーカーもTeddy系やHimyar系、Ben Brush系のクロスをもつAspidistra、Buckpasser、Rough’n Tumbleのクロスをもつ。またSeeking the GoldとDanzigの血が入り、これはG3武蔵野ステークス勝ち馬で基準2パターンのギルデッドミラーとの共通点となる。ギルデッドミラーは芝でもダートでも勝利をあげられているためこの馬もどちらで下ろすべきなのかは難しそうだ。
レザニティエの2024
- オルフェーヴル
- レザニティエ
- ステイゴールド
- オリエンタルアート
- Bernardini
- Bohemian Lady
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- メジロマックイーン
- エレクトロアート
- A.P. Indy
- Cara Rafaela
- Carson City
- Weekend in Indy
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- メジロティターン
- メジロオーロラ
- ノーザンテースト
- グランマスティーヴンス
- Seattle Slew
- Weekend Surprise
- Quiet American
- Oil Fable
- Mr. Prospector
- Blushing Promise
- A.P. Indy
- Whow
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- メジロアサマ
- シエリル
- リマンド
- メジロアイリス
- Northern Dancer
- Lady Victoria
- Lt. Stevens
- Dhow
- Bold Reasoning
- My Charmer
- Secretariat
- Lassie Dear
- Fappiano
- Demure
- Spectacular Bid
- Northern Fable
- Raise a Native
- Gold Digger
- Blushing Groom
- Summertime Promise
- Seattle Slew
- Weekend Surprise
- Spectacular Bid
- Hooplah
CROSS : A. P. Indy 3×4 ノーザンテースト 5×4 Spectacular Bid 5×5
母父Bernardiniの牡馬。Seattle Slewが4代目にいる基準2の違反パターン。しかもご丁寧にA. P. Indyをクロスさせている。母レザニティエは中央デビューからの未勝利転出、門別で3勝をあげた馬で、体重は最終的に490kgまで行った。それにしてもびっくりするようなクロスの馬で、ただでさえA. P. Indyの中でSeattle SlewとSecretariatというBold Ruler系の2頭がぶつかっているのにそのA. P. Indyを2×3でクロスさせて、さらにBold Ruler系のSpectacular Bidを4×4クロスさせている。Bold Rulerの血が濃すぎるのはともかくこれらの馬が皆Bold Ruler + Princequilloのタイプの配合であることもありPrincequilloの血も相当濃くなっていそうだ。馬主吉田和子氏だったのも頷ける。
このレザニティエの産駒はミッキーアイル、スワーヴリチャード、シルバーステートの産駒がおりどの馬も中央で勝てず地方転出している。当馬のオルフェーヴルがつけられた年は最初にカラヴァッジオをつけており不受胎で、その次の年はカフェファラオがつけられている。流石に追分ファームでもこの繁殖を持て余したのか2024年に繁殖セールに売りに出されたようだ(もう開き直ってレガーロでもつけたら良いのではないだろうか)。多分アメリカに一杯いそうなこういう馬を中和するのに丁度良い血統がGun RunnerなどのCandy Ride系なのだろうけれども、本邦種牡馬のストラクターはA. P. Indyが入っているのが惜しい。
当馬はセレクションセールで660万円で売れたようである。本当に母馬の血統のインパクトが強くそこしか語り所が無い。
もしオルフェーヴル産駒で1頭だけ指名するとしたら?
以上、今年も沢山の産駒を機械的に抽出して挙げたけれども、この中で1頭選ぶとしたらどの馬?という難題にも立ち向かいたい。全兄がオーソリティのサンティエリュール、叔父がウシュバテソーロのゴールドスークなど安牌っぽい馬もいるが、近親にオーシャンブルーがいるエッシネンの馬体が十分大きくなり活躍するという大穴を狙っていきたい。
巻末付録:Deputy Minister持ち産駒馬名リスト
一応クロフネ持ち→フレンチデピュティ持ち→Deputy Minister持ちの順に並んでいる親切仕様リスト。人によっては記事のこの部分だけが情報として欲しい場合もあるかも。
- ファインハイト(クルークハイトの2024)
- グルード(ザッハトルテの2024)
- ノーブルウインズ(ノーブルスノーの2024)
- レッドアブソルート(レッドレグナントの2024)
- サンライズシェルの2024
- フレンデル(リンダリンダの2024)
- ヴェールネージュ(シナノネージュの2024)
- ノボリディアーナの2024
- ノーチラスカップ(サブトゥエンティの2024)
- ユナバローズ(ユナニマスの2024)
- フォレブルートの2024
- ハナフダ(シーニーンガールの2024)
- ニホンピロオーラム(ニホンピロアンバーの2024)
- マルカクラック(メインターゲットの2024)
- シャインラブ(クリスプの2024)

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