サラブレッドのセール時に公開される歩様や馬体写真などから有力馬を見繕う当企画。昨年中にメモしておいた馬が多すぎてなんと前編・中編・後編の3分割の記事になってしまった。
前編。まずは2025セレクトセールで見繕った9頭について記事を書いた。

中編。こちらは2025セレクションセールからピックアップ。全部で12頭かな。

そして今回後編ではそれ以外のセールに上場、落札された馬を見ていく。セレクト、セレクション以外ということで期待度も価格帯もガクンと下がる。
2025サマーセールからの選出馬
モリケン(トーセンミューズの2024)
- レッドファルクス
- トーセンミューズ
- スウェプトオーヴァーボード
- ベルモット
- トーセンロレンス
- アンジェロファニー
- エンドスウィープ
- Sheer Ice
- サンデーサイレンス
- レガシーオブストレングス
- ダイワメジャー
- ウインドインハーヘア
- Honour and Glory
- Girl Child
- フォーティナイナー
- Broom Dance
- Cutlass
- Hey Dolly A.
- Halo
- Wishing Well
- Affirmed
- Katonka
- サンデーサイレンス
- スカーレットブーケ
- Alzao
- Burghclere
- Relaunch
- Fair to All
- Caveat
- Noura
- Mr. Prospector
- File
- Dance Spell
- Witching Hour
- Damascus
- Aphonia
- Ambehaving
- Swift Deal
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Exclusive Native
- Won’t Tell You
- Minnesota Mac
- Minnetonka
- Halo
- Wishing Well
- ノーザンテースト
- スカーレットインク
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- In Reality
- Foggy Note
- Al Nasr
- Gonfalon
- Cannonade
- Cold Hearted
- Key to the Kingdom
- River Guide
CROSS : サンデーサイレンス 3×4
レッドファルクス産駒の牡馬。母父はダイワメジャー×ウインドインハーヘア種牡馬のトーセンロレンス。母トーセンミューズは地方デビューで勝利なし。産駒も中央での勝利なしということで落札価格も462万円と目立たなかった。
レッドファルクスはエンドスウィープ>スウェプトオーヴァーボードと代を下った種牡馬で、レックススタッドにおり種付料50万。産駒勝ち頭は中央芝短距離路線で4勝をあげているレッドシュヴェルトだが主戦場はダート。下級条件で勝利しなくても堅実に2,3着を拾ってくるイメージがある。レッドファルクスの母父がサンデーサイレンスなのでサンデーサイレンス持ちの牝馬だと3×nのクロスが出来てしまうが、賞金上位馬を見ても3×4、3×3程度ならば問題も無さそうである。
当馬は5月8日に船橋競馬場でデビューし新馬戦勝ちをおさめている。賞金410万をいきなり獲得しており落札価格の何倍稼げるか見ものである。
バーミーズの2024
- インディチャンプ
- バーミーズ
- ステイゴールド
- ウィルパワー
- シニスターミニスター
- クロネコ
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- キングカメハメハ
- トキオリアリティー
- Old Trieste
- Sweet Minister
- ダンスインザダーク
- フサイチグレース
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- Kingmambo
- マンファス
- Meadowlake
- What a Reality
- A.P. Indy
- Lovlier Linda
- The Prime Minister
- Sweet Blue
- サンデーサイレンス
- ダンシングキイ
- Storm Cat
- Wind Spray
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- Mr. Prospector
- Miesque
- ラストタイクーン
- Pilot Bird
- Hold Your Peace
- Suspicious Native
- In Reality
- What Will Be
- Seattle Slew
- Weekend Surprise
- Vigors
- Linda Summers
- Deputy Minister
- Stick to Beauty
- Hurry Up Blue
- Sugar Gold
- Halo
- Wishing Well
- Nijinsky
- Key Partner
- Storm Bird
- Terlingua
- Mill Reef
- Lacquer
CROSS : サンデーサイレンス 3×4
インディチャンプ産駒の牝馬。母父はシニスターミニスター。母バーミーズは中央未勝利で地方転入、最終的には8勝をあげている。「なにっ!シベリアンタイガー」迷実況のシベリアンタイガーの半妹になるが別にシベリアンタイガーの成績が素晴らしいわけでもないのでトリビア程度である。母の初年度産駒が当馬となる。
昨年もインディチャンプ産駒を3頭ピックアップしたのだが、レディアグレッサー、ディープエスパイア、イナズマバラード合わせて今のところ1勝もしておらず、馬体評価的には難しい種牡馬である。中央勝ち上がり馬は15頭いるのだが2勝をあげているのは2頭のみ。でもその内の1頭タイセイボーグがG2チューリップ賞を勝利している。
5代血統表中のクロスはサンデーサイレンス3×4。現状の賞金上位馬のうち5代内にサンデーサイレンスクロスを持つ馬の割合は少ない。上位10頭の中で2頭のみ。ただこの上位10頭がほとんど1勝馬の面子なので、だからサンデーサイレンスのクロスを嫌った方が良いでしょ、とは言えない。傾向としてほかに5代内Mr. Prospectorクロス持ちが多めかな?くらい。
同じステイゴールド系種牡馬オルフェーヴルの配合相性を持ち出すとSeattle Slew持ちはポジティヴ要素なのだがA.P. Indyを経由しているというところが不安点である。
落札価格330万円。
2025セプテンバーセールからの選出馬
サンマルブリッツ(フィブロライトの2024)
- ブリックスアンドモルタル
- フィブロライト
- Giant’s Causeway
- Beyond the Waves
- エイシンフラッシュ
- タンザナイト
- Storm Cat
- Mariah’s Storm
- Ocean Crest
- Excedent
- キングズベスト
- ムーンレディ
- サンデーサイレンス
- キャサリーンパー
- Storm Bird
- Terlingua
- Rahy
- イメンス
- Storm Bird
- S.S.Aroma
- Exceller
- Broadway Lullaby
- Kingmambo
- Allegretta
- Platini
- Midnight Fever
- Halo
- Wishing Well
- Riverman
- Regal Exception
- Northern Dancer
- South Ocean
- Secretariat
- Crimson Saint
- Blushing Groom
- Glorious Song
- Roberto
- Imsodear
- Northern Dancer
- South Ocean
- Seattle Slew
- Rare Bouquet
- Vaguely Noble
- Too Bald
- Stage Door Johnny
- リットルブレツシング
- Mr. Prospector
- Miesque
- Lombard
- Anatevka
- Surumu
- Prairie Darling
- Sure Blade
- Majoritat
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Never Bend
- River Lady
- Ribot
- Rajput Princess
CROSS : Storm Bird 4×4
ブリックスアンドモルタル産駒の牡馬。母父はエイシンフラッシュ。母フィブロライトはキャサリーンパーからの宝石一族だが自身は中央芝短距離の新馬戦を勝った後勝利をあげられなかった。このサンマルブリッツが初仔になる。
種牡馬ブリックスアンドモルタルは前回記事でも書いたが社台SS追放されたがアンモシエラも出して頑張ってるよというポジション。賞金上位産駒に当馬に似た血統がいるわけでもないので走るかはなんともわからない。
セレクションセールで主取りからのセプテンバーセール流れで、当馬は330万で落札された。
マイオーラ(マリアスパンの2024)
- ホットロッドチャーリー
- マリアスパン
- Oxbow
- Indian Miss
- Hard Spun
- プリンセスキナウ
- Awesome Again
- Tizamazing
- Indian Charlie
- Glacken’s Gal
- Danzig
- Turkish Tryst
- キングカメハメハ
- アスターフォーマリア
- Deputy Minister
- Primal Force
- Cee’s Tizzy
- Cee’s Song
- In Excess
- Soviet Sojourn
- Smoke Glacken
- Lady Diplomat
- Northern Dancer
- Pas de Nom
- Turkoman
- Darbyvail
- Kingmambo
- マンファス
- Unbridled
- Burst of Colors
- Vice Regent
- Mint Copy
- Blushing Groom
- Prime Prospect
- Relaunch
- テイズリー
- Seattle Song
- Lonely Dancer
- Siberian Express
- Kantado
- Leo Castelli
- Political Parfait
- Two Punch
- Majesty’s Crown
- Silver Deputy
- Mercedes Miss
- Nearctic
- Natalma
- Admiral’s Voyage
- Petitioner
- Alydar
- Taba
- Roberto
- Luiana
- Mr. Prospector
- Miesque
- ラストタイクーン
- Pilot Bird
- Fappiano
- Gana Facil
- Crimson Satan
- Pot Roast Billie
CROSS : なし
牡馬。父はホットロッドチャーリー。母父はHard Spun。母マリアスパンは中央ダートで1勝。産駒は2023年生まれのパイロ産駒がいるが未デビュー。パイロをつけているのはマリアスパンの母プリンセスキナウの産駒で中央で勝ち上がっているのがパイロ産駒だけだからだろう。ホットロッドチャーリーに白羽の矢が立った理由はよくわからないが、5代血統表にクロスが無い。
ホットロッドチャーリーはセレクションセール編でも紹介したが社台SSに導入されたDeputy Minister系種牡馬。自身はG1を1勝だが半兄のMitoleがエクリプス賞最優秀古馬スプリント牡馬。
セレクションセールで主取りからセプテンバーセールに流れて572万で落札された。
2026ブリーズアップセールからの選出馬
ポルケテスエーニョの2024
- インディチャンプ
- ポルケテスエーニョ
- ステイゴールド
- ウィルパワー
- Medaglia d’Oro
- ミスエーニョ
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- キングカメハメハ
- トキオリアリティー
- El Prado
- Cappucino Bay
- Pulpit
- Madcap Escapade
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- Kingmambo
- マンファス
- Meadowlake
- What a Reality
- Sadler’s Wells
- Lady Capulet
- Bailjumper
- Dubbed In
- A.P. Indy
- Preach
- ヘネシー
- Sassy Pants
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Sanctus
- Doronic
- ノーザンテースト
- ロイヤルサッシュ
- Mr. Prospector
- Miesque
- ラストタイクーン
- Pilot Bird
- Hold Your Peace
- Suspicious Native
- In Reality
- What Will Be
- Northern Dancer
- Fairy Bridge
- Sir Ivor
- Cap and Bells
- Damascus
- Court Circuit
- Silent Screen
- Society Singer
- Seattle Slew
- Weekend Surprise
- Mr. Prospector
- Narrate
- Storm Cat
- Island Kitty
- Saratoga Six
- Special Portion
CROSS : Mr. Prospector 5×5
インディチャンプ産駒の牝馬。インディチャンプは馬体評価が難しい。なのでこの馬にも騙されている可能性がある。
母馬はMedaglia d’Oro×ミスエーニョ。ミスエーニョは中央勝ち上がり請負肌馬で、G3ファンタジーS勝ち馬ミスエルテ(Frankel)、G3フラワーC勝ち馬ミアネーロ(ドゥラメンテ)、G2フラワーC勝ち馬ショウナンザナドゥ(キズナ)など重賞馬もコンスタントに出す。ただし早熟早枯れ傾向とも言える。
きょうだいの勝ち頭は中央芝ダートで1勝ずつをあげたリアルインパクト産駒なので、同じトキオリアリティーをもつインディチャンプがつけられたのかもしれない。2025年産駒は父シャープアステカなので関係ないかも。
配合的な事をいえば5代血統表内のMr. Prospectorクロスがややポジティヴ要素。まだデータが揃ってないので好走配合を決めつけられないというのは先述のとおり。オルフェーヴル産駒好走配合を借りるならば、Seattle SlewがA.P. Indyを経由しておりやはり不安。
セレクションセールで購買者番号1番さんに買われてしまったため時を経てブリーズアップセールに出てきて2420万で落札された。

コメント