光陰矢の如し。今年の私POG指名馬のデビューはまだか、まだか、と待ちわびる週末を繰り返すうちに、気付けばPOGシーズンの締切である日本ダービーは5月31日(日)開催と残り2週間を切ってしまった。そして早くも巷では来シーズンPOG馬の指名宣言がポツポツ見られる。グリーンチャンネルの2歳馬カタログについても既に初回放送が終わり、無契約民としてはこの後Youtubeに動画が上げられるのを待機するのみである。
当サイトではこの2歳馬カタログ動画からピックアップして10頭選出する企画を3年ほど続けて行なっているが(2023年、2024年、2025年)、それ以外にも種牡馬を限定して血統表を根拠にした有望馬選出、そしてセール時に公開された歩様動画や馬体写真を根拠に選出するサイド企画を毎年行っている。これらのサイド企画は2歳馬カタログ動画のアップロードを待たずとも始められるので、まずは昨年中に仕込みが終わっているセール時歩様・馬体POGの方から始めてみたい。なおまだ成績集計期間が完了していない結果待ちだが、昨期選出した記事も下のリンクにあるのでぜひ一緒に楽しんでほしい。
【競馬】セール時の歩様・馬体から新馬指名【POGもどき’25】
全体的にクリソベリル産駒の見栄えする馬体に脳を灼かれていたせいで大アタリはなかったのだが、その中でもシャローファースト、イナズマダイモンなど勝ち上がり組を拾っているところは評価してもらいたい。また低価格帯セールであるセプテンバーセールから門別で2勝をあげたグレーターロンドン産駒エムティリオを拾っているところも地味に褒めてほしい。こういうのがもっと欲しい。相馬眼マウントはぜひ取りたいからね。
今年はセレクト、セレクション、サマーの3セールからピックアップ
というわけで、今年の母集団は7月に行われたセレクトセール、セレクションセール、8月に行われたサマーセールである。セレクト9頭、セレクション15頭、サマー2頭の合計26頭もピックアップするので、この中から最低でも年度代表馬、凱旋門賞馬くらいは出てくれることに期待だ。
流石に1記事で26頭紹介するのは長くなるので、今年はまずセレクトセールからのピックアップ9頭の紹介をもって記事の前編とすることにしよう。
2025セレクトセールからの選出馬
ダノンデスティニー(コンヴィクションⅡの2024)
- キタサンブラック
- コンヴィクションⅡ
- ブラックタイド
- シュガーハート
- City Banker
- Cronwell Land
- サンデーサイレンス
- ウインドインハーヘア
- サクラバクシンオー
- オトメゴコロ
- Lode
- Cirandinha
- サザンヘイロー
- Crown Golda
- Halo
- Wishing Well
- Alzao
- Burghclere
- サクラユタカオー
- サクラハゴロモ
- ジャッジアンジェルーチ
- テイズリー
- Mr. Prospector
- Grand Luxe
- Ibero
- Cintilante
- Halo
- Northern Sea
- Crown Thy Good
- Gevar
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- テスコボーイ
- アンジェリカ
- ノーザンテースト
- クリアアンバー
- Honest Pleasure
- Victorian Queen
- Lyphard
- Tizna
- Raise a Native
- Gold Digger
- Sir Ivor
- Fanfreluche
- Cinco Grande
- Iberienne
- オジジアン
- Harvard’s Bay
- Hail to Reason
- Cosmah
- Northern Dancer
- Sea Saga
- Hoist the Flag
- Society Column
- Right of Way
- Zaris
CROSS : Halo 4×4 Lyphard 5×5
いまや息子のイクイノックスと合わせて国内最高種牡馬の評価(種付料2500万)を得る立場となったキタサンブラック。初年度は500万、4年目の2021年には300万まで種付料が下がっていたことを考えるとキタサンブラック自体が350万の庭先取引で売られた馬である事も含めて大出世物語である。
そんなキタサンブラックの種付料1000万の大台に初めて乗った年の産駒がこの2024年生まれの世代となる。母馬コンヴィクションⅡはアルゼンチンのG1馬で、これまでつけられてきた種牡馬はドゥラメンテ、ジャスタウェイ、サトノダイヤモンド、コントレイルとセール映えする瞬間はあったが後世の評価でBest種牡馬かというと少し疑義が挟まる馬ばかりだ。それでもコントレイルを付けられたサガルマータがセールで5億7200万の値を叩き出し話題となった効果か、この1000万時代キタサンブラックの後には2000万時代のイクイノックスをつけられている。きょうだいの成績は中央3勝のドゥラメンテ産駒が最高なので果たして億超えの落札額を回収できる見込みあるのか疑問だが、当馬ダノンデスティニーもセールでは3億3000万円で落札されていた。
5代血統表中のクロスはHalo4×4、Lyphard5×5。このうちLyphard5×5はキタサンブラック内のクロスで、Haloについては南米肌に付けたときよく見るサザンヘイロー経由だ。母馬内でSir Gaylord5×5クロスも出来ているので、ディープインパクト、ブラックタイド全兄弟とダンシングブレーヴの相性が語られる際のHalo、Sir Ivorの近縁性という理屈もまあ当てはめられなくもない。ある意味キタサンブラックがコントレイル等よりもワンランク上の最高種牡馬なのかどうかを見極める試金石になりそうな馬ではある。牡馬。栗東の中内田厩舎に入るようだ。
ブルックデイルの2024
- キタサンブラック
- ブルックデイル
- ブラックタイド
- シュガーハート
- キングカメハメハ
- マンハッタンセレブ
- サンデーサイレンス
- ウインドインハーヘア
- サクラバクシンオー
- オトメゴコロ
- Kingmambo
- マンファス
- サンデーサイレンス
- サトルチェンジ
- Halo
- Wishing Well
- Alzao
- Burghclere
- サクラユタカオー
- サクラハゴロモ
- ジャッジアンジェルーチ
- テイズリー
- Mr. Prospector
- Miesque
- ラストタイクーン
- Pilot Bird
- Halo
- Wishing Well
- Law Society
- Santa Luciana
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- テスコボーイ
- アンジェリカ
- ノーザンテースト
- クリアアンバー
- Honest Pleasure
- Victorian Queen
- Lyphard
- Tizna
- Raise a Native
- Gold Digger
- Nureyev
- Pasadoble
- トライマイベスト
- Mill Princess
- Blakeney
- The Dancer
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Alleged
- Bold Bikini
- Luciano
- Suleika
CROSS : サンデーサイレンス 3×3 Lyphard 5×5
キタサンブラック産駒の牡馬。母父キングカメハメハで、母母のマンハッタンセレブは菊花賞、有馬記念、天皇賞・春と長距離G1を3勝したマンハッタンカフェの全妹となる。母馬ブルックデイル自体も中央芝の舞台で18戦4勝をあげており、産駒はデクラレーションオブウォー産駒のドクタードリトル(中央芝4勝)が筆頭となる。デビュー出来ればまず勝ち上がりが期待できそうだ。
配合の特徴かつ不安点はサンデーサイレンスが3×3と近いところ。やはりというか翌年は1代遠くなるイクイノックスがつけられている。キタサンブラック×母父キングカメハメハという組み合わせでは14戦4勝をあげているココナッツブラウン、1勝馬ながら桜花賞2着など印象に残るコナコーストなどがいる。マンハッタンカフェは母父として近年存在感を増しているが、賞金上位リストには当然ながら父サンデーサイレンス系の馬が見られないので、キタサンブラックとの相性は評価し辛い。キタサンブラックの暫定最高傑作イクイノックスの配合との共通点として母方にAllegedを持つところが挙げられるが、これもイクイノックス自体と配合してAlleged5×5クロスになったブルックデイルの2025の方が愉しみではありそうだ。
セールでは1億3200万で落札。馬主は犬塚悠治郎氏で厩舎は清水厩舎だとか。
エムズビヨンド(モシーンの2024)
- キタサンブラック
- モシーン
- ブラックタイド
- シュガーハート
- Fastnet Rock
- Sumehra
- サンデーサイレンス
- ウインドインハーヘア
- サクラバクシンオー
- オトメゴコロ
- デインヒル
- Piccadilly Circus
- ストラヴィンスキー
- Miss Priority
- Halo
- Wishing Well
- Alzao
- Burghclere
- サクラユタカオー
- サクラハゴロモ
- ジャッジアンジェルーチ
- テイズリー
- Danzig
- Razyana
- ロイヤルアカデミーII
- Gatana
- Nureyev
- Fire the Groom
- Kaapstad
- Benediction
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- テスコボーイ
- アンジェリカ
- ノーザンテースト
- クリアアンバー
- Honest Pleasure
- Victorian Queen
- Lyphard
- Tizna
- Northern Dancer
- Pas de Nom
- His Majesty
- Spring Adieu
- Nijinsky
- Crimson Saint
- Marauding
- Twigalae
- Northern Dancer
- Special
- Blushing Groom
- Prospector’s Fire
- Sir Tristram
- Eight Carat
- Day Is Done
- Cathedra
CROSS : Northern Dancer 5×5 Lyphard 5×5
キタサンブラック産駒の牡馬。母馬のモシーンはオーストラリアのG1を4勝した馬で、この馬の産駒はセレクトセールに出されると毎回3億超えの高額で落札されている。ディープインパクトをつけた2年目産駒プリモシーンが芝マイルのG3を3勝したことなどが評価されているのだろう。いっぽうプリモシーン以降の中央で勝ち上がった産駒は2、3勝クラスくらいまでは順調に上がるがそれ以上の活躍はなく、そろそろ落札額も落ち着いてくる頃かもしれない。
配合の特徴はキタサンブラック+豪州肌で連想できるイメージそのまま、母父のFastnet Rockがデインヒル系で、母馬内でSir Gaylord系Sir Tristramのクロスが出来ているからHaloとの相性で云々である。
ただそれだけではない特徴として、母母父のストラヴィンスキーがBlushing Groomを持つことにも着目したい。キタサンブラック産駒の賞金上位馬でBlushing Groomの血を持つ馬というと皐月賞馬のソールオリエンス、障害JG1を3勝しているエコロデュエル、ダートで船橋のダイオライト記念Jpn2を勝利したオディロン、中央芝で7勝をあげているジャスティンスカイなどの名前が挙がる。
キタサンブラック産駒の賞金上位馬で目につく配合としてはフレンチデピュティ持ちが際立って多く、次にBustedを強調したような配合、そしてBlushing Groom持ちという印象がある。
4億6200万で落札されたこの馬は美浦の堀厩舎に入るようだ。
ノンザの2024
- コントレイル
- ノンザ
- ディープインパクト
- ロードクロサイト
- Zanzibari
- Terra Alta
- サンデーサイレンス
- ウインドインハーヘア
- Unbridled’s Song
- Folklore
- Smart Strike
- Zinziberine
- Kaldounevees
- Toujours Juste
- Halo
- Wishing Well
- Alzao
- Burghclere
- Unbridled
- Trolley Song
- Tiznow
- Contrive
- Mr. Prospector
- Classy ‘n Smart
- Zieten
- Amenixa
- Kaldoun
- Safaroa
- Always Fair
- Soloist
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- Fappiano
- Gana Facil
- Caro
- Lucky Spell
- Cee’s Tizzy
- Cee’s Song
- Storm Cat
- Jeano
- Raise a Native
- Gold Digger
- Smarten
- No Class
- Danzig
- Blue Note
- Linamix
- Amen
- Caro
- Katana
- サティンゴ
- Traverse Afar
- Danzig
- Carduel
- Alleged
- Solo Haina
CROSS : Danzig 5×5 Caro 5×5
コントレイル産駒の牡馬。母父ZanzibariはSmart Strike系だが母馬ノンザ自体はフランス産G1馬で、10Fのジャンロマネ賞を勝っている。きょうだいには中央勝ち上がり馬無し。セールでは3960万と少し寂し目の落札額だったが、翌年もコントレイルを付けられている。どちらかというとディープインパクトの相性要素全部盛りといった血統のコントレイルに対して変なクロスが出来ない相手として選ばれている気もする。
コントレイル産駒は現状種付料に見合った成績の印象を残せておらず、その原因としてディープインパクト相手の相性要素を母馬の血統で補強してしまった結果適性がダート寄りになり、芝では足りずダートでは主にフィジカル面の問題で専門種牡馬に負けてしまうといった傾向が語られている。母馬で米ダート要素を補強しないようにという警鐘はスタリオン側から早めに出されていたため、これから数年間暗黒の時代を見続ける必要はなさそうなのであるが、早めに配合の正解が見つかって欲しいものである。
当馬の場合母方の血統はSmart Strike以外は芝に寄っており、Danzigのクロスを持っているところもディープインパクト系種牡馬の相手として好印象だ。この配合で他のディープインパクト系種牡馬を付けるよりも良い成績を残せれば本腰も入るだろう。
サンライズレガシー(ストリートバンドの2024)
- コントレイル
- ストリートバンド
- ディープインパクト
- ロードクロサイト
- Istan
- Street Minstrel
- サンデーサイレンス
- ウインドインハーヘア
- Unbridled’s Song
- Folklore
- Gone West
- Ronda
- Street Cry
- Minstrel’s Lassie
- Halo
- Wishing Well
- Alzao
- Burghclere
- Unbridled
- Trolley Song
- Tiznow
- Contrive
- Mr. Prospector
- Secrettame
- Bluebird
- Memory’s Gold
- Machiavellian
- Helen Street
- The Minstrel
- Syriasly
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- Fappiano
- Gana Facil
- Caro
- Lucky Spell
- Cee’s Tizzy
- Cee’s Song
- Storm Cat
- Jeano
- Raise a Native
- Gold Digger
- Secretariat
- Tamerett
- Storm Bird
- Ivory Dawn
- Java Gold
- Memory Lane
- Mr. Prospector
- Coup de Folie
- Troy
- Waterway
- Northern Dancer
- Fleur
- Damascus
- Politely
CROSS : Mr. Prospector 4×5
コントレイル産駒の牡馬。母父IstanはGone West産駒で血統的には米ダート系。実際母馬ストリートバンドは2022,2023とキズナをつけてどちらも中央ダートで勝ち上がっている。問題は先述のとおりこのダート血統とコントレイルの相性がどうかというところだが、MachiavellianやThe MinstrelやDamascusなど神様の機嫌が相当良ければ芝の補強要素となってくれそうな血が入っている。
レイクヴィラファーム生産で、翌年はサートゥルナーリアが付けられている。流石にコントレイルのおかわりはしなかったか。
セールでは1億3750万で落札された。サンライズ冠で2011年に未勝利戦で故障発生、抹消となった同名馬がいるが当馬にかける期待はいかほどだろうか。
アトミックリーチ(パリスビキニの2024)
- コントレイル
- パリスビキニ
- ディープインパクト
- ロードクロサイト
- Bernardini
- Lacadena
- サンデーサイレンス
- ウインドインハーヘア
- Unbridled’s Song
- Folklore
- A.P. Indy
- Cara Rafaela
- ファスリエフ
- Butterfly Blue
- Halo
- Wishing Well
- Alzao
- Burghclere
- Unbridled
- Trolley Song
- Tiznow
- Contrive
- Seattle Slew
- Weekend Surprise
- Quiet American
- Oil Fable
- Nureyev
- Mr. P’s Princess
- Sadler’s Wells
- Blush With Pride
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- Fappiano
- Gana Facil
- Caro
- Lucky Spell
- Cee’s Tizzy
- Cee’s Song
- Storm Cat
- Jeano
- Bold Reasoning
- My Charmer
- Secretariat
- Lassie Dear
- Fappiano
- Demure
- Spectacular Bid
- Northern Fable
- Northern Dancer
- Special
- Mr. Prospector
- Anne Campbell
- Northern Dancer
- Fairy Bridge
- Blushing Groom
- Best in Show
CROSS : Fappiano 5×5 Northern Dancer 5×5
コントレイル産駒の牡馬。母父はBernardini。米CCAオークスの勝ち馬Paris Lights、パリプラージュ、アメリカンビキニ、イナズマダイモンを輩出したパリスビキニの産駒である。イナズマダイモンがセレクトセールで藤田晋氏に落札される前後のドラマチックなストーリーは昨年の当企画記事を読んでいただくとして。2025年のセレクトセール上場馬一覧でこの馬を見つけたとき、「今年も藤田晋氏が落札するだろう」と予想してはたしてそのとおりだった。
きょうだいの成績はAmerican Pharoah産駒のアメリカンビキニが3勝、クリソベリル産駒のイナズマダイモンが2着続きのあと3月にようやく1勝をあげたばかりである。種牡馬がコントレイルになることでFappiano5×5クロスができ、芝馬の面影は残らずむしろダート配合の外付け装置としてコントレイルが何を伝えてくれるかというところが焦点になりそうだ。コンパクトな馬体のみが受け継がれるとダート路線ではディスアドバンテージとなりそうだが、コントレイルの血統表のディープインパクト以外の部分はフォーエバーヤングとダート路線で覇を競った相手馬に混ざっていても違和感ない当代の米ダート感だ。ここでも神様のご機嫌をうかがおう。
落札価格は3億800万円。美浦の宮田厩舎。
ダルマッコ(サルベーションの2024)
- コントレイル
- サルベーション
- ディープインパクト
- ロードクロサイト
- Montjeu
- Birdie
- サンデーサイレンス
- ウインドインハーヘア
- Unbridled’s Song
- Folklore
- Sadler’s Wells
- Floripedes
- Alhaarth
- Fade
- Halo
- Wishing Well
- Alzao
- Burghclere
- Unbridled
- Trolley Song
- Tiznow
- Contrive
- Northern Dancer
- Fairy Bridge
- Top Ville
- Toute Cy
- Unfuwain
- Irish Valley
- ペルセポリスII
- One over Parr
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Lyphard
- Lady Rebecca
- Busted
- Highclere
- Fappiano
- Gana Facil
- Caro
- Lucky Spell
- Cee’s Tizzy
- Cee’s Song
- Storm Cat
- Jeano
- Nearctic
- Natalma
- Bold Reason
- Special
- High Top
- Sega Ville
- Tennyson
- Adele Toumignon
- Northern Dancer
- Height of Fashion
- Irish River
- Green Valley
- Kalamoun
- Perlita
- Reform
- Seventh Bride
CROSS : Northern Dancer 4×5
コントレイル産駒の牝馬。母父はMontjeu。母馬のサルベーションはフランス産馬でLe Havreとの間に欧州中長距離G1を2勝したWonderful Tonightを出している。このWonderful Tonightの名前に馴染みがあると思ったら、ディープボンドが制した2021年フォワ賞を骨折で直前回避、引退した馬だった。その後Galileo産駒のRecorderをつけられた2020年を除きLe Havreを3回つけられた(うち2頭は日本でデビュー、未勝利)が大物は出ず、2024年にコントレイルにお鉢が回ってきた。セールでの落札価格は6600万とそれほど高くないのだが、Wonderful Tonightを輩出したことや牝系を遠く遡るとKinscemに辿り着くところなど、もっと目立っても良い馬にも思える。
コントレイルの相手としてもダート感が皆無の血統で、母母父父母にディープインパクトの中のBurgclereの全きょうだいとなるHeight of Fashionが居たりと相性が良い。加えて母父Montjeuの活躍馬というとロードカナロア産駒のパンサラッサが思い浮かぶが、パンサラッサの母ミスペンバリーは実はディープインパクトとの間に4頭産駒をこさえており、1走で怪我引退した1頭を除いて全馬中央芝で2勝以上をあげている。したがって億超えコントレイル産駒よりはこちらの方が走りそう、というイメージがある。
ローンリリーの2024
- エフフォーリア
- ローンリリー
- エピファネイア
- ケイティーズハート
- Medaglia d’Oro
- Empress of France
- シンボリクリスエス
- シーザリオ
- ハーツクライ
- ケイティーズファースト
- El Prado
- Cappucino Bay
- Storm Cat
- Mr. P’s Princess
- Kris S.
- Tee Kay
- スペシャルウィーク
- キロフプリミエール
- サンデーサイレンス
- アイリッシュダンス
- Kris
- Katies
- Sadler’s Wells
- Lady Capulet
- Bailjumper
- Dubbed In
- Storm Bird
- Terlingua
- Mr. Prospector
- Anne Campbell
- Roberto
- Sharp Queen
- Gold Meridian
- Tri Argo
- サンデーサイレンス
- キャンペンガール
- Sadler’s Wells
- Querida
- Halo
- Wishing Well
- トニービン
- ビューパーダンス
- Sharpen Up
- Doubly Sure
- ノノアルコ
- Mortefontaine
- Northern Dancer
- Fairy Bridge
- Sir Ivor
- Cap and Bells
- Damascus
- Court Circuit
- Silent Screen
- Society Singer
- Northern Dancer
- South Ocean
- Secretariat
- Crimson Saint
- Raise a Native
- Gold Digger
- Never Bend
- Repercussion
CROSS : サンデーサイレンス 5×4 Sadler’s Wells 5×4 Northern Dancer 5×5
新種牡馬エフフォーリア産駒の牡馬。母父はMedaglia d’oroできょうだい馬の中央勝ち上がりはMendelssohn産駒のショウナンガロ(中央ダート2勝)のみ。ちなみに翌年もエフフォーリアがおかわりされている。
エフフォーリアの種付料は初年度300万、以降は400万。父のエピファネイアは種付料4桁万超えであり代替種牡馬として期待される側面は勿論あるだろうが、サンデーサイレンス4×3を既に持つエフフォーリアは主流血統の薄め液に完全にはならないというところもあり、今後の繁殖牝馬の確保の点からも初年度から早めに結果を出していきたいところだ。
当馬の母ローンリリーは父こそSadler’s Wells系のMedaglia d’Oroであるものの母方はStorm CatにMr. Prospectorとダートっぽい血統である。産駒もやはりダート寄りに出ているのだが、エフフォーリアにダート血統のトップデサイルからダノンデサイルを輩出するエピファネイアの強制芝変換機能が受け継がれていれば当馬も芝を走っているかもしれない。そういった意味でもどういうキャリアを送るか気になる。
セレクトセールでの落札価格は4070万円。
フレネミー(メダリオンモチーフの2024)
- クリソベリル
- メダリオンモチーフ
- ゴールドアリュール
- クリソプレーズ
- キングカメハメハ
- パーフェクトジョイ
- サンデーサイレンス
- ニキーヤ
- エルコンドルパサー
- キャサリーンパー
- Kingmambo
- マンファス
- ステイゴールド
- ユーワジョイナー
- Halo
- Wishing Well
- Nureyev
- Reluctant Guest
- Kingmambo
- サドラーズギャル
- Riverman
- Regal Exception
- Mr. Prospector
- Miesque
- ラストタイクーン
- Pilot Bird
- サンデーサイレンス
- ゴールデンサッシュ
- ミルジョージ
- サシマサンダー
- Hail to Reason
- Cosmah
- Understanding
- Mountain Flower
- Northern Dancer
- Special
- Hostage
- Vaguely Royal
- Mr. Prospector
- Miesque
- Sadler’s Wells
- Glenveagh
- Never Bend
- River Lady
- Ribot
- Rajput Princess
- Raise a Native
- Gold Digger
- Nureyev
- Pasadoble
- トライマイベスト
- Mill Princess
- Blakeney
- The Dancer
- Halo
- Wishing Well
- ディクタス
- ダイナサッシュ
- Mill Reef
- Miss Charisma
- ネヴァービート
- シアラ
CROSS : Kingmambo 4×3 サンデーサイレンス 3×4 Nureyev 4×5
性懲りも無くピックアップするクリソベリル産駒。牝馬で母父はキングカメハメハ。5代血統表の赤字を見て分かる通り、Kingmambo、サンデーサイレンス、Nureyevを父方にも母方にももつ同型配合に近いイメージだ。ついでに言うならば赤字クロスが無い両馬の母母のラインもPrincequilloを補充していたりと似た者夫婦と言えよう。母馬メダリオンモチーフは中央ダート3勝馬で、初年度のミスターメロディ産駒が船橋デビューで1勝、エピファネイア産駒が中央芝で新馬勝ちをしている。当馬の落札価格が1760万で翌年のナダル産駒が3410万。1760万くらいだったらそこそこ回収できそうなイメージはある。いや大きく出過ぎか。
クリソベリル産駒の初年度はとにかく勝ち上がり馬が出るのが遅く、地方では2歳8月、中央では3歳1月まで時間を要した。勝ち上がりは全てダートで中央2勝が最高(2頭)。勝ち上がり馬の血統を見てもクリソベリルとの配合相性で走っているというよりは母方のポテンシャルで走っている印象があり、依然正解がわからない。
というわけで、9頭の紹介が終わった。血統表を見直した結果面白そうなのはエムズビヨンド(モシーンの2024)とダルマッコ(サルベーションの2024)。
この調子でこの後17頭も紹介するのに一体どれほどかかるのかわからないが、とりあえずダービー前には次回記事をアップしたいと思っている。

コメント